日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 23:41:00 | 北海道
酒と肴が尽きたところで船室に戻りました。彼方には空に映った北海道の明かりがまだ残っており、その光景と星空を眺めているにやぶさかではないように思えてきます。しかし、何分八戸には五時前に着き、さらには始発の新幹線を乗り継いで職場に乗り込むという強行軍が控えているため、これ以上夜更かしするわけにもいきません。明日に備えて早々に寝ます。おやすみなさいzzz
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 22:32:54 | 北海道
出航以来弓形に連なっていた北海道の明かりが、いつしか途切れ途切れになってきました。ほどなくすれば残った明かりも視界から消え、ぼんやり光った空が北海道の存在を辛うじて知らせるだけになるのでしょう。とりあえず、その瞬間を見届けるまでデッキに残ります。
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 22:05:31 | 晩酌
一風呂浴びたところでお待ちかねの晩酌の時間となりました。セイコーマートで手早くかき集めたものばかりとはいえ、地物と旬のものでまとめた献立は我ながら完璧です。船内にテーブルと椅子もある中、今回はデッキのベンチに陣取り、北海道の明かりと星空を眺めながらの晩酌とします。今夜の太平洋は波静かで風もなく、星空の下での晩酌にはおあつらえ向きです。気温も適度で、これならキャンプもできたのではないでしょうか。
函館に上陸してからというもの、二度の一時帰京を挟み延べ九日間にわたって滞在した北海道だけに、今年はもうこれで十分と思っていたはずが、北海道でキャンプをするという昨年頓挫に追い込まれた計画がにわかに頭をもたげてきました。フェリーで沖縄へ行くか、それとも北海道でキャンプをするか、今年の秋は大いに葛藤しそうです。

サッポロクラシック
フライドチキン
ポテトガーリック
ししゃも
蕗と揚げの煮物
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 21:25:02 | 北海道
出航30分前というほどよい頃合いでフェリーターミナルに到着。船は先ほど岸壁を離れました。深い湾に抱かれた函館港と違い、港外へ出るやいなや広がる真っ暗闇の太平洋が好対照で、やはり苫小牧の出港はあっさりしたものだと改めて思います。しかしデッキから振り返れば、室蘭から日高の方まで弓なりの海岸線が延々と連なり、見上げた空には満天の星が。函館に比べれば元も子もないとはいえ、遠ざかる北海道の明かりを星空の下で眺めるのも悪くはありません。見えなくなるまで立ち続けるかどうかはともかく、ひとしきりデッキに立ってから船内に入ります。
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 20:40:50 | 北海道
渡りに船の宇佐美がセイコーマートの向かいにあったため、ついでに給油を済ませます。出発からの走行距離は3030km, 八戸から先は600km強の移動となり、全行程の走行距離がようやく読めるようになってきました。経由地にもよるものの、帰着したときには通算13万kmをわずかに切るところで落ち着くでしょう。相棒は前回の車検から約1万7千km走って六季目を終え、ほどなくすれば初度登録から十年の節目を迎えることになります。
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 20:27:34 | B級グルメ
十勝清水から夕張まで高速に乗り、あとは一般道を快走して苫小牧に着きました。乗船の前にセイコーマートで買い出しを済ませます。スーパーで酒と肴を吟味する時間は惜しくもとれなかったものの、毎度おなじみサッポロクラシック、フライドチキン、フライドポテトの三点セットに惣菜をいくつか押さえ、軽い晩酌には不足なしです。今回は乗船時間が短く、飲み食いもほどほどにする予定だったため、結果としてはこれでちょうどよいでしょう。
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 17:40:57 | MOS
帯広へ来たなら、多少時間が押してもここへ立ち寄らないわけにはいきません。帯広駅前のモスバーガーです。初めて北海道を訪ねた二十年近く前から、何一つ変わらないかのように見えるこの店ですが、およそ半年ぶりに訪ねると、シートのクッションが張り替えられていました。しかし、椅子そのものは昔のままで、最近の店舗に備わる安っぽい椅子に取り替えられたわけではありません。張り替えるより買い換えた方が安いはずだというのに、古いものを大切にする姿勢は見上げたものです。

モスバーガー帯広駅前店
帯広市西3条南10-15
0155-21-2555
700AM-2400PM(6/18より)
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 16:54:52 | B級グルメ
帯広市街を目前にしたところで渡りに舟の「インデアン」が現れたため、こちらで遅いお昼をとります。十勝ならではの逸品で、なおかつ早い、うまい、安いの三拍子が揃っているのですから、時間に追われる今日の腹ごしらえにはもってこいです。

★インデアン 札内店
中川郡幕別町札内共栄町176-5
0155-21-3033
1100AM-2200PM
インデアン大盛525円
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 16:08:37 | 北海道
池田の一つ手前の十弗で駅めぐりは一旦終了。この後は帯広までまっすぐ走ります。腹ごしらえを済ませて再び走ると十勝清水が六時前後、そこから道東道に乗ると追分までが一時間強、さらに苫小牧まで走れば小一時間といった見当なので、九時過ぎのフェリーには一応間に合います。ただ、これは計算上のことでしかなく、悠長に構えていると後々慌てる可能性も出てきました。ここからは時間との闘いになりそうです。
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 14:04:46 | 北海道
厚内に着きました。駅前にあるかつての郵便局の傍らで、エゾヤマザクラが散りかけながらも辛うじて咲き残っています。エゾヤマザクラはおそらくここで見納めとなり、この先見られる可能性があるのは八重桜のみとなります。正真正銘最後の桜はどこで現れるのでしょうか。
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 13:39:32 | 北海道
駅前でスモモの花が咲いています。エゾヤマザクラと千島桜は散りかけ、八重桜も見頃には少々早いという今年の道東で、どこへ行っても見頃だったのがこのスモモでした。梅のない道東で、これに代わる名脇役を務めているのがスモモだと思います。こちらもまた来年お会いしましょう…
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 13:03:31 | 北海道
例によって駅に寄りつつ、38号線を西へ向かって移動中です。時間が経てば経つほど青空が広がり、清々しい晴天になってきました。もちろん歓迎すべきこととはいえ、釧路への行き来で何度も通った道だけに、新鮮味に欠けるのが少々残念です。何分道央までの移動中ということで、常に時間を気にせざるを得ないのも惜しまれます。
現在の気温は13度、日差しの強さで車内は暑く感じる一方、外は暑からず寒からず適度な気候です。これだけの好天に恵まれたのですから、愚痴を言うのはこれきりにしておきましょう。
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 11:26:20 | 北海道
関東の開花から三ヶ月弱、信州での花見から二ヶ月弱に及んだ今年の花見もいよいよ打ち止めです。最後は釧路市内の桜に別れを告げます。
別れの挨拶などと称して延々滞在してしまうのが花見の旅の常だったとはいえ、今日は文字通りの挨拶代わりです。春採公園も鶴ヶ岱公園も、桜を眺めて一周するだけならそれぞれ五分十分もあれば足ります。しみじみ名残を惜しむとしても、小一時間あれば十分でしょう。要はそれだけささやかな桜だということです。とはいえ、百花繚乱だった東北から先へ行けば行くほどささやかになり、最後の最後はややしんみりして終わるというのも、これはこれで悪くありません。幸いにして、今日も水彩画のような青い空が広がっています。この空の下で最後を飾れたのは幸いでした。
今年の花見は例年以上に長く、これまでの出来事が走馬燈のように駆け巡るというより、一度に振り返るには長すぎるというのが率直なところではあります。しかし、いいようのない感慨が押し寄せてくるのは同じです。今年も釧路まで旅ができたことに感謝します。また来年…
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 11:02:48 | 北海道
まずは悠長にも石炭列車の撮影に再挑戦します。十時半過ぎに一本目が港へ向かって走り、20分ほどで引き返してくるというダイヤは昨日と同じでした。そうだとすれば、二時間後にも同じことが繰り返されるのでしょう。さすがにそこまで粘るわけにはいかないものの、来年以降の参考にさせていただきますφ(. . )メモメモ
コメント

北海道花見の旅 2013Part3 四日目

2013-06-04 09:19:33 | 北海道
出発します。昨晩世話になったのは言わずもがなの「ホテルラッソ釧路」です。昨夜は飛び込みだったこともあって通常のシングルルームがとれず、駐車料を合わせて五千円をわずかに超える料金でした。
よく調べれば、おそらくここより安い宿はあったのでしょう。しかし、そのような考えを一切起こさなかったのは、兎にも角にもこの宿の朝食が秀逸だからです。この宿に連泊した後、たとえば駅前のスーパーホテルなどに泊まって、あの貧相な朝食を出されでもすれば、花見の旅の最後としてはあまりにも興ざめというものでしょう。最後であればなおさら、勝手知ったる定宿で終わりたいと考えた次第です。
カレーにしてもコーンスープにしても、おかわりしたいと思うものがいくつもありながら、一周すれば満腹になるという充実ぶりは、無料の朝食としては破格のものがあります。今回も散々世話になったことに対して感謝したいと思います。
コメント