日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 22:53:23 | 近畿
北海道並みの高速移動で来た道を引き返し三保に着きました。しかし立てたままだったはずの三脚がありません。しかも暗闇に紛れて深い水たまりを思い切り踏んでしまい、靴もズボンも泥だらけにorz
無事取り戻せれば万事解決ではあったものの、これではあの見事な夕景も吹き飛ぶような後味の悪い結末になってしまいそうです。ともかく今日はこれ以上手の打ちようがありません。善意ある人に拾われて無事戻ってくることを願いつつ帰路につきます。次は帰着後にお会いしましょう…
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冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 21:42:26 | 東海
余裕綽々で帰りかけたところへトラブル発生です。三脚を立てたまま忘れてきてしまいましたorz
場所は分かっているので取りに戻るとしても、清水港を回り込んで三保半島の先端までですから、距離にすれば少なくとも50kmにはなるでしょうか。去年の秋、鹿児島でも似たようなことがあったとはいえ、あのときは往復で50kmですから、今回のロスはそのときの比ではありません。まあ今更嘆いても仕方がないので、高速に乗る前でよかったと考えるしかないでしょう。
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冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 21:23:03 | 東海
駿河路の最後は先週に続き柿田川の湧水で締めくくります。こちらも馬鹿の一つ覚えで、なおかつ今回は新しい発見も特にありません。しかし、沼津港で腹ごしらえを済ませ、市街を時計回りに迂回してここへ立ち寄り、それから246号線を上るという経路に無駄がなく、最後を飾るには非常に理想的なのです。
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冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 20:14:05 | B級グルメ
本日の時間配分はまことに理想的で、1号線を走って沼津に着いたところで頃よく腹が空いてきました。先週に続き、沼津港で腹ごしらえを済ませます。本日は若干趣向を変え、市場の食堂ではなく、市場の入口近くにある地元客向けと思しき店を選びました。
ニス塗りのカウンターを中心にした店内は呑み屋のようでありながら、定食と丼物が中心の食事処で、壁に掛かった何本もの釣り竿が漁港ならではです。店主と女将が二人で差配する小さな店だけに、市場の食堂に比べれば自ずと品数も限られるとはいえ、一通りのものは揃って良心価格。沼津、由比、清水に焼津と、駿河の漁港の店には外れがありません。

矢吉
沼津市千本東町30-1
055-962-6335
1100AM-1400PM/1700PM-2045PM(LO)木曜定休
天ぷら定食1300円
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冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 18:14:18 | 東海
暗くなるまで粘って撮影終了です。半島の先端の灯台を回り込み、清水市街を望む西側へ出ると、目の前に広がっていたのは砂嘴の地形が手に取るように分かる三角形の砂浜と、その向こうに広がる茜色の空でした。一冬でも何度あるかというほどの鮮やかさから、今日の空気がいかに澄んでいたかが分かります。清水市街に明かりがつくのを眺めつつ東の方を振り向けば、伊豆半島の向こうから満月が顔を出し、夕空と満月の中間には富士山が。思わず言葉を失うほどの、実に見事な夕景です。年が始まって一月経たないうちとはいえ、旅先で最も印象に残った瞬間はと問われれば、私は一も二もなくこの夕景を選ぶでしょう。先週の一回限りで終わっていれば、こんな場所があるとは気付かず終わっていたのですから、二週続けて足を運んだ甲斐はありました。
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冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 16:57:50 | 東海
東海道を上ると思わせておきながら三保まで引き返してきました。ここで今日の夕景を見届けます。先週と全く同じ場所を選んだのは、ここで眺めた夕景が実に見事で、これ以上の場所は近辺にないだろうと考えたからです。前回は夕方から薄雲が出てぼんやりとした眺めだったのに対し、今回は一点の曇りもなく晴れわたり、いっそう見事な夕景が見られそうだという期待もありました。果たしてその期待通り、富士山の手前に連なる薩埵峠の山並みに今し方影が落ち、富士山頂も少しずつ茜色に染まってきました。あと少し経てば愛鷹の山々も日の影に隠れ、その影が富士山の中腹から山頂へと徐々にせり上がって、赤く染まった山頂が紫色へと変わっていくでしょう。辺りが暗くなるまで、一瞬たりとも退屈する間はなさそうです。
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冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 15:44:49 | 東海
由比を訪ねたならばここにも寄らないわけにはいきません。薩埵峠から駿河湾を見渡します。今回は由比側から上りましたが、何度走ってもとんでもない急坂です。停まったが最後、フルブレーキを踏んでも滑り落ちそうな急勾配には毎度のことながらひやひやさせられます。しかも恐ろしいのは、この坂が車一台通るのが精一杯の幅しかなく、対向車が来た時はどちらかが後退して道を譲らなければならないことです。幸いにして、あの急坂で対向車に出くわしたことは一度もありませんが、地元の人などはどうやって行き違っているのでしょうか。これほど険しい峠が、反対の興津側から上ると何のことはないというのも、これまた不思議な話です。
先ほどからたなびいていた雲は姿を消し、富士山は麓から山頂まで一点の曇りもなく晴れわたっています。今日は見事な夕景が拝めそうです。
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冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 15:09:05 | B級グルメ
清水市街を後に、1号線を飛ばして由比の町に着きました。興津を飛ばしてここまで来たのは、ここの閉店時刻が迫っていたからです。毎度おなじみ由比漁港でお昼をとります。以前申したように、私自身桜海老が特別好きなわけではありません。おそらく、清水の市場で同じものをいただいたとしても、それほど感動することはないでしょう。しかし、透き通った冬晴れの空の下、この漁港で寒風に吹かれながらいただくかき揚げだけは最高です。

浜のかきあげや
静岡市清水区由比今宿字浜1068-2
0543-76-0001
1000AM-1500PM(休漁期間中月~木曜、漁期間中月曜定休)
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冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 13:43:47 | 東海
三保半島の先端、真崎海水浴場に再びやってきました。富士山が駿河湾をはさんで真正面に聳え立つ眺めは同じでも、夕暮れ間際だった前回と違い、見事な日本晴れの空の下では当然ながら趣も全く違ってきます。山肌まではっきりと見分けられるのは、今日の空気がそれだけ透き通っているということなのでしょう。
山頂付近には一筋の雲が流れています。右へ向かって流れるのは昨日の夕暮れ時に出ていた雲と同じで、もしかすると地形の関係などでそうなりやすいのかもしれません。ただ、山頂をほとんど覆い隠していた昨日の雲と違い、今日の雲は浮世絵からそのまま飛び出したような形をしています。一点の曇りもない姿は過去にも何度か眺めているため、これはこれで悪くありません。
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冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 12:29:45 | B級グルメ
久能海岸でいちごを買います。前回は章姫を選んだため、当然ながら本日は双璧のもう一方である紅ほっぺを選択。馬鹿の一つ覚えに走ったのは、ここに至る150号線沿いの眺めが見事だからでもあります。青くて広い空と海を眺めつつ快走した後いちごを買って引き返すというのが、ドライブにはおあつらえ向きなのです。

いちごランド・マサミ
静岡市駿河区根古屋
054-237-3092
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冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 11:52:41 | 東海
腹ごしらえを済ませた後は、前回と同様三保へ向かって走ります。気温は7度で無風、数字にすればたかが2度3度の違いとは思えないほど、昨日とは対照的な穏やかで暖かい天候になっています。
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冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 10:17:29 | B級グルメ
さしたる心当たりもないまま食事時を引っ張りすぎて失敗した昨日に対し、清水の市場がある本日はそのような心配も要りません。新規開店した「はまや」を「文句なしの決定版」と絶賛したのは先週のことでしたが、今回はその舌の根も乾かぬうちに違う店を選びました。訪ねるのは「おがわ」です。
なんでも清水は鮪の水揚高日本一だそうで、そのせいか市場の食堂も大半は鮪を一番の売り物にしています。そうなると、あえて違う選択をしたくなるのが天の邪鬼の習性というもので、「はまや」を選んだのもそのような理由によるところが大でした。これに対し、「鮪推し」の各店の中でも不動のセンターというべき存在がこの店です。いつ通りがかっても店の外まで行列している様子から敬遠していたところが、本日は開店直後ということもあり、ものの試しに訪ねるならばよい機会と思い立っての選択となりました。
L字のカウンターとテーブルが並んだ飾り気のない店内と、両手があれば勘定できる簡素な品書き、頭巾をかぶったおばちゃん達のきびきびした立ち振る舞いなどは、いかにも市場の食堂然としていて気持ちのよいものがあります。加えて窓の外が岸壁で、日差しを映した水面がいっそう雰囲気を引き立てているようです。注文したまぐろ丼は、一口でほおばれないほど厚く大きく切られた鮪がこれでもかというほどに盛られて、800円の良心価格。これなら人気のほども宜なるかなです。自分自身鮪というものが特別好きなわけではないため、行列するほどかというとそうは思いません。しかし、開店直後の空いた時間に訪ねた時は、この店にもう一度立ち寄るのも悪くはなさそうです。

おがわ
静岡市清水区島崎町149
054-352-0202
1000AM-1800PM(水曜定休)
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冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 09:30:51 | 東北
活動を再開します。期待通り、窓の外には雲一つない青空が広がっています。昨日吹き荒れていた強風も収まり、今日は寒いながらも絶好の活動日和になりそうです。まずは例によって市場で朝食をとってから三保の松原を訪ね、その後は興津、由比、蒲原と東海道の宿場を訪ねつつ進みたいと思っています。
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冬晴れの駿河を行く Part2 二日目

2013-01-27 00:03:36 | 東海
最終電車で清水に戻ります。清水の呑み屋に一軒立ち寄ってから静岡でさらに一軒二軒はしごし、最終電車で戻るという展開がこのところ定着してきました。立ち寄る店だけではなく全体の流れまで定型化してきたという点では、博多や鹿児島にも通じるものがあります。それだけ静岡の居酒屋が充実しているということです。先週も同じ台詞を申しましたが…
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