日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

新春の四国を行く 二日目

2013-01-03 22:35:58 | 近畿
本日もかなり早めの全行程終了です。昨日あたりをつけておいた店が一軒あり、その店とはしごするつもりでいたはずが、「蔵」ですっかり満足しきってしまい、さらに呑み直そうとする気が起こりませんでした。一軒の存在が偉大すぎ、他の店の出番が回ってこないという点で、奈良は自分にとって弘前のような存在となりつつあります。
図らずも早じまいしたことにより、明日は比較的容易に早起きできそうな状況になりました。6時頃に出られば、9時台か10時台には徳島に着いて、その日のうちに松山まで到達することも十分可能になってきます。ただ、そこまでして四国に行きたいかというと、実はそれほどでもないということを白状しておきましょう。図らずも転がり込んだ正月休みをどう使うかと考えたとき、日数からして四国がちょうどよさそうだったというだけのことに過ぎません。前回四国を訪ねてから一月少々しか経っていないこともあり、どちらかといえば近畿に腰を据えて滞在した方がよいのではないかと今は思っているほどです。時間が経てば経つほど、四国の存在は彼方へと去りつつあります。明日は近畿への未練を断ち切り先に進めるのでしょうか。どちらへ転ぶのかは自分にも分かりません。明け方の空模様が一つの決め手になるでしょう。運を天に任せて寝ます。おやすみなさいzzz
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新春の四国を行く 二日目

2013-01-03 20:57:20 | 居酒屋
投宿して奈良の街へ繰り出します。教祖が推奨する三軒の居酒屋のうち「春鹿」と「鬼無里」は正月休み、残る「蔵」も定休日の木曜ということで、呑み屋の選択肢が懸念されたところ、運よく「蔵」が臨時営業だったため、本日も木綿の暖簾をくぐりました。腰掛けるのも昨日と全く同じ、入ってすぐのおでん舟が鎮座するカウンターの角です。馬鹿の一つ覚えというなかれ。本当によい店というのは、二日や三日続けても飽きることはないものなのです。
二日目だけに若干趣向を変えて、昨日はことごとく品切れだったおでんと、当店名物のきも焼を注文します。しかし、二日続きといえども頼んでしまうのが油揚げです。どこにでもある肴のようでありながら、これほど完成された品もそう多くはないでしょう。いかの塩辛なら会津若松の「籠太」、油揚げならこの店が一番だと私は思います。

★蔵
貴仙寿二合
おでん二品
油揚げの焼いたん
きも焼
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新春の四国を行く 二日目

2013-01-03 19:48:47 | 近畿
一仕事終えたところで、毎度おなじみの予定変更があります。結局大阪には行かず、奈良でもう一泊することにしました。年賀状に手間取って、今から大阪に向かっても着くのが九時頃になり、呑み屋の選択肢が狭まってくる状況になったというのが理由の一つです。大阪と奈良が選べる状況ならば、再訪がより困難な奈良を選びたいという考えもありました。そのような事情があったところへ、普段ならば手が出ない格上の宿を、当日限りの破格の料金で確保できたというのが最終的な決め手となり、自身初となる奈良での連泊を決めた次第です。
これでますます四国は遠のいてしまいました。しかし、高速で一気に走る限り、明日の出発地点が大阪だろうと奈良だろうとそれほどの差はありません。明日の朝できる限り早起きして、阪神高速の朝ラッシュが始まる前に神戸まで到達できれば、大きく破綻はしないだろうと楽観しています。寝坊してもそのときはそのときです。気楽な一人旅なのですから、必ず四国へ行かなければならないという決まりもありません。なんとなれば表題から「四国」の文字を外して、最後まで畿内で活動するという奥の手もあります。全ては明日の朝目覚めたときの気分次第になるでしょう。

それにしても今日の寒さはかなりのものです。一日中気温は上がらず、車載の温度計では日中の最高でも5度、現在は2度まで下がっています。終日野外で過ごしたこともあり、身体の芯まで冷え切ってしまいました。熱燗とおでんが似合う夜になりそうです。
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新春の四国を行く 二日目

2013-01-03 17:42:06 | 近畿
さて、活動が一段落したところで済ませておかなければならない仕事があります。年賀状を投函することです。去年と同様、文面だけ印刷した葉書に宛名を書いて一筆添え、最後に風景印を入れれば完成となります。年内に仕上げることのできないだらしなさの産物とはいえ、ある意味旅人らしい年賀状ではあります。
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新春の四国を行く 二日目

2013-01-03 16:49:57 | 近畿
夕日が山の彼方に落ちたところでようやく撮影終了です。三時半で日没間際、四時を過ぎればすっかり暗くなっていた北海道に比べて、一時間ほど日の入りが遅いということになります。西へ下ったのもさることながら、冬至を過ぎてわずかながら日の入りが遅くなったということはあるのかもしれません。日没に追われるような冬場の活動も、どうやらあと少しのことになりそうです。
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新春の四国を行く 二日目

2013-01-03 15:18:53 | 近畿
空腹を満たしたところで撮影を再開します。狙い通り、上り列車の正面に日が回ってきました。今日は終日列車撮影となりそうです。
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新春の四国を行く 二日目

2013-01-03 14:03:22 | B級グルメ
奈良といえば「彩華」のラーメンと思ったところが、二時になっても店の外まで行列する混みようで断念。代わりに選んだのは関西のソウルフード、「王将」の餃子と天津飯です。こちらも行列こそないものの店内は常時満席に近い盛況ぶりで、少なくとも平城宮跡よりはるかに賑わっています。

餃子の王将 奈良都跡店
奈良市四条大路5-1-53
0742-36-2077
平日 1100AM-030AM(LO)
日曜 1100AM-2330PM(LO)
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新春の四国を行く 二日目

2013-01-03 13:21:56 | 近畿
延々三時間滞在したところで一旦終了。引き続き天気はよく、これならもう少し時間をおけば上り列車が撮れるようになるため、お昼をいただいてから再訪するのもよさそうです。気温は朝からほとんど上がらず現在3度、上着要らずだった昨日とは対照的な寒空になっています。
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新春の四国を行く 二日目

2013-01-03 10:27:38 | 近畿
期待以上に天候がよいため、町歩きを後回しにして列車撮影に繰り出しました。西大寺から新大宮にかけて近鉄電車が平城宮跡を貫く、過去にも何度か訪ねた撮影ポイントでカメラを構えます。平城宮跡といっても、復元された門が南と北にある以外は、ただ芝生と草むらが広がっているだけに過ぎません。しかし、大都市近郊の県都にしては珍しい、この広々した眺めがよいのです。
京都と大阪、さらには阪神電車を介して神戸まで、三大都市との間を百花繚乱の電車がひっきりなしに行き交う区間だけに、撮影していて退屈することが一切ありません。しかも線路がわずかにカーブを描きつつ東西方向に延びているため、少しずつ場所を変えれば一日中でも撮影ができ、実際終日滞在したこともあります。その当時に比べると、線路が柵で仕切られたり、遊歩道が造られたり、一部が舗装されて駐車場になったりとわずかに観光地化されたとはいえ、正月の今でも訪れる人はまばらで、のどかな雰囲気はそのままです。
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新春の四国を行く 二日目

2013-01-03 09:32:15 | 近畿
荷物をまとめて出発します。今回世話になったのは「ホテル美松」でした。ビジネスホテルではなく、旅先で時折泊まる商人宿でもなく、観光客相手の旅館というのが的確になるのでしょう。もちろんこの私が泊まるわけですから、価格はビジネスホテルと変わらず、その代わり建物も設備もそれなりに年季が入ったものです。しかし、ビジネスホテルの割り切った接客とは違う「もてなし」の精神が旅館ならではで、六畳の和室も一人旅には必要にして十分でした。11時という門限が、遅くまで呑みたい向きには難点ながら、もとより奈良の店じまいは早いため、それほど気にする必要はないのかもしれません。近鉄とJRの駅からほぼ等距離でたどり着き、「蔵」まで一本道で徒歩三分という立地も理想的で、奈良で泊まるときにはまた世話になりたいと思う宿でした。
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新春の四国を行く 二日目

2013-01-03 08:47:35 | 近畿
おはようございます。奈良市街には冬晴れの青空が広がりました。これで高知まで足を延ばす強行軍はなくなり、本日は奈良県内で活動して大阪泊ということになりそうです。奈良に泊まる機会もなかなかないなので、まずは宿の近くの古い町を散策したいと思っています。
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