日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

春まだ浅い信濃路へ 2011

2011-03-12 22:27:30 | 居酒屋
投宿してお待ちかねの居酒屋へ繰り出します。昨年の花見で訪ねた「よゝぎ」を再訪したかったところが、カリーと温泉で時間を食って看板になってしまい、事前に当たりをつけた第二候補も同じく看板で振られ、タイムリミットが刻一刻と迫る中で一軒の店へ飛び込みます。それが本日の止まり木「山女や」です。

山女や
長野県松本市大手4-8-2
0263-35-3139
1800PM-2230PM(LO)日曜定休

信濃錦(完熟純米・花菖蒲)
お通し(ほうれん草おひたし)
牛すじ肉煮込み
蕗みそ
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春まだ浅い信濃路へ 2011

2011-03-12 21:20:22 | 温泉
浅間温泉に立ち寄ります。今回は浅間温泉会館の「ホットプラザ」を訪ねます。他に二ヶ所ある公衆浴場とこの温泉とでは違いがいくつかあります。一つは佇まいで、昔ながらの湯町の公衆浴場といった風情の前者に対して、こちらは浅間温泉の中心街に近年できた小ぎれいな建物の中にあります。二つ目の違いは入浴料で、200円の前者に対して、こちらは630円となります。そして、入浴料以上の隔たりがあるのがお湯です。無色透明の熱いお湯が滔々と掛け流される前者に対して、こちらはそのお湯を循環させているのですorz
あからさまに塩素臭がする上に、湯も適温、悪くいえば人工的な温まり方で、単純温泉の持ち味が感じられません。通常の3倍以上という「シャア専用料金」をとりながらこのお湯というのはいただけません。シャンプーも備えた広くてきれいな浴場にサウナと露天風呂までつくとはいえ、これではそこらの郊外型銭湯と変わりません。一月に訪ねた赤湯温泉の元湯などとは違って、入浴料に見合っただけの満足感を残念ながらこのお湯から得ることはできませんでした。
一つだけよいところは遅くまで開いていることで、8時過ぎには終わってしまう既存の公衆浴場にはない便利さといえます。実際、この時間になってもそこそこ賑わっていることを考えると、地元ではそれなりの需要があるのでしょう。このお湯に入るなら、自分は迷うことなく他の公衆浴場を選びますが…

ホットプラザ浅間
長野県松本市浅間温泉3-16-3
0263-46-6278
1000AM-2300PM(最終入館)火曜(祝日の場合翌日)定休
入浴料630円
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春まだ浅い信濃路へ 2011

2011-03-12 20:32:10 | B級グルメ
昨秋以来の松本の街に着きました。お約束の「メーヤウ」でカリーをいただきます。この後居酒屋で呑むと分かっていても、ここに寄らなければ松本へ寄った気がしないのですから仕方がありません(常套句)
ただ、居酒屋が控えているだけに、いつもの2種類セットはさすがに無理です。イエローかブラックか迷った末に後者を選択します。一昔前なら迷うことなく激辛のイエローを選んだはずが、歳をとって味覚が変わったこともあり、近年ではブラックにより傾倒するようになりました。スプーンでほぐれる骨付きチキン、ココナッツミルクを効かせた黄色い激辛ルーといった分かりやすい味わいのイエローに対して、深い色合いのブラックには、イエロー以上に深い香辛料の味わいというものを感じます。同じくスパイスが香る角切りの豚バラ肉がふんだんに盛り込まれ、いつもの半分量とはいってもなかなかの食べ応えです。

メーヤウ 信大前店
松本市桐2-1-25
0263-35-6962
1130AM-1500PM/1700PM-2100PM(木曜休)
ブラックカリー600円
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2011-03-12 18:38:17 | 甲信越
八ヶ岳山麓を小淵沢へ向かって走行中です。空にはまだ明るさが残っています。毎週のように旅へ出ているというのに、これほど日が長くなっていたとは気付きませんでした。標高が上がって一気に冷え込み気温は0度、所々に雪も残った寒さの中、季節は春へ向かって着実に歩みを進めています。
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2011-03-12 17:29:33 | 甲信越
広域農道を八ヶ岳に向かって走ります。正面には夕日に淡く染まった八ヶ岳が、左手には影絵のような甲斐駒ヶ岳が、来し方を振り返れば富士の偉容が聳え立つ、実に見事な眺めです。アルプスの向こうに日が落ちて、7度という気温以上に冷え込んできました。
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2011-03-12 16:03:54 | 甲信越
一時間半滞在してようやく観梅は終了です。六時間かかった偕楽園とは比べようがないとはいえ、小高い山に様々な梅が咲き競い、南に富士、西にアルプスの山々を望む景勝地でした。この後は夕日に染まる八ヶ岳と南アルプスを見ながら甲州街道を下ります。
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2011-03-12 15:23:47 | 甲信越
ほんの少し立ち寄るつもりが、気付けば結構な時間が過ぎました。枝垂れ梅と南アルプスの取り合わせが見事です。
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2011-03-12 13:59:21 | 甲信越
甲府の街に入りました。梅の名所、不老園を訪ねます。気温は12度で無風、観梅にはもってこいの陽気です。都会でこの陽気なら、表へ出るや否や花粉の餌食だというのに、今日は全くといっていいほど症状がありません。それだけ空気がきれいなのでしょう。赤っぽい八重咲きの梅が見頃を迎え、山々の向こうには富士山の頂が。昨日の出来事は忘却の彼方へと去りつつあります。
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2011-03-12 12:12:33 | MOS
モスの日にちなんでMOSを訪ねます。ただしモスはモスでも廃モスですorz
塩山駅前店がそれで、駅のロータリーの真正面に構える三階建ての小ぎれいなビルの一角にある、その名の通りの駅前MOSでした。駅前店なら駅前にあるのは本来当たり前なのですが、そうとも限らないのがかつてのMOSの特徴でした。駅から五分は歩く場所でも、臆面もなく「駅前」を名乗るという大胆さが、MOSらしさの一つであった時代が存在したのです。このMOSもそんな時代を今に伝える存在の一つでした。煉瓦風のタイルで飾った壁面と出窓を持った客席に、在りし日の姿が偲ばれます。十数年前、仲間と出かけた活動の帰り道に初めてこの店を訪ねた時のことが、今もありありと浮かんできます。古きよき時代を偲びつつ、合掌…
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2011-03-12 11:17:34 | 甲信越
勝沼で高速を下りて甲府盆地を走ります。薄雲でややかすんではいるものの、南アルプスが彼方に望めるよい眺めです。
ところで、どさくさに紛れた記念日がもう一つあるのを今更ながら思い出しました。九州新幹線の全線開業です。東海道新幹線の開通から47年目にして、東北から九州までが新幹線で結ばれた記念すべき日だというのに、地震のあおりを食ってテープカットすらない惨憺たる幕開けだったようです。ま、時期が悪すぎたということなのでしょう…
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2011-03-12 10:06:24 | MOS
中央道最大の難所である小仏トンネルをあっさり通過して一安心です。藤野のパーキングで休憩をとります。土曜の午前なら通過に一時間二時間かかることも珍しくないこの区間が、早朝深夜とさほど変わらぬ交通量でした。やはり激動の一日で疲れ果てた人々が多かったのでしょう。富士山と奥多摩の山々を望みながらの快適なドライブになっています。中央道の眺めのよさは全国屈指です。
ちなみに、上り線のMOSの看板が緑に代わっています。最近よくある明るい緑に白いMマークを配した看板で、ロゴマークの脇に"Highway"の文字を描いた独自のデザインです。先週の帰りに訪ねた羽生のパーキングエリアでは、昔からの赤看板が痛んだままで放置され、今にも寿命が来そうでした。これからの高速MOSは、この手の看板に掛け替えられて行くのでしょうか。諏訪湖サービスエリア店ではどうなっているかが気になります。
余談の余談で、今日は 1号店の開店39周年を記念するMOSの日です。時間が許せば、記念日にちなんでどこかのMOSに立ち寄りたいと思います。
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春まだ浅い信濃路へ 2011

2011-03-12 07:41:02 | 旅日記
かなり寝坊してしまいましたが今から出ます。中央道が復旧したのはよいものの、今度は甲信越で地震があったようです。それも明日行こうとしている北信から新潟にかけてです。しかし、雪ならともかく、相手が地震ではどこにいようと防ぎようがありません。もう起きてしまった以上、これから起きる危険が少なくなったという点ではむしろよかったと考えることにします。普段の週末ならば、この時間まで遅れると小仏トンネルの渋滞に巻き込まれてどうしようもなくなるところですが、今週末に遠出する物好きは果たしてどれだけいるのでしょうか。今のところ中央道の流れは順調との情報が入ってきてはいるものの、この地震で道路情報も機能不全に陥り、本当の状況がどうなっているのか判然としません。あまりに渋滞がひどければ、青梅に寄ってから信州へ向かいたいと思います。
空は人々の悩みなど知らぬげに、雲一つなく晴れわたっています。一泊二日の小旅行が、昨日来の憂鬱な事どもを吹き飛ばしてくれることを期待しています。
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