両角友成 活動日誌

県政に挑戦。松本市民の声を長野県政に届けます。

飯田下伊那地区凍霜害被害調査に行ってきました

2013年05月22日 | 日記
 先週 飯田下伊那地区凍霜害被害調査に出向きました。
 
 喬木村では、りんごを生産して40年、こんな被害は初めてとの生産者の話し、りんごの花の時期は終わり実が付いていなくてはいけない時期でしたが、ほとんどの枝には実がなく、松本・安曇野のりんごも花が終ればこうなるのかと心が痛みました。花は咲いてもミツバチは花につかんかったそうです。チクロに蟻が付かなかったのと同じで、ミツバチにもわかったようです。
 
 飯田市伊賀の梨農家「豊水園」でも梨の木にほとんど実が付いていませんでした。燃焼剤も燃やしたとのことですが、燃やして融かしたのが良かったのか悪かったのかのかも初めてのことでわからないとのことでした。ほ場の広さからして防霜ファンの取り付けを検討することが良いとされました。(国の補助対象で半分お金が出る。一反当たり総額60万円)暖かく傾斜地で霜が来る場所ではなく共済にも加入していないということで途方に暮れておられました。こんなことが何年か続けば農家はやっていけないと訴えがありました。
 
 飯田市三穂立石・下條村では、柿園を中心に調査をしました。柿は共済制度そのものがないとのことでした。120本ほどのほ場では、内16本に何も葉が出てこない芽が出てこない状況でした。葉が出ているところには即毛虫がたかっていました。肥料は入れてしまったしこれからの木の管理が大変とのことでした。梨・りんごとの違いは来年には花芽が出てくれる確率が高いとのことでした。梨・りんごは実をつけないと木が「あだけ」てしまい花芽が出ず2年3年と影響があるとのことです。
 
 被害状況は4月26日現在、飯伊で約4億、飯田市で2億、計約6億円になるとの試算でした。被害は広がっており、一緒に参加した小林しんよう県議との話でも長野県全県に及んでいる被害であり、国に対し激甚災害の指定を取り全県を網羅することが一番よいのではとなりました。他の会派のみなさん、県当局とも相談しその方向で力を尽くしたいと思います。

第84回松本地区メーデーに参加しました

2013年05月02日 | 日記

 第84回松本地区メーデーに参加しました。

 
  5月1日松本城公園で行われたメーデーに参加しました。日本共産党中信地区委員会を代表して、連帯のあいさつをさせていただきました。
 
 日ごろお世話になっているお礼をのべた後、1枚20円が原価の10,000円札をどんどん刷って、現在の市場に出回っている10,000円札の倍にする。1000円の物を2000円で買うこれでインフレにする。こんな方法おかしくありませんか。働く皆さんの懐を温めて、購買力をつけていただき、景気を良くする意外に方法はありません。東北の被災された皆さんからも消費税を取る。今年の9月にはそれを決める。TPPが通れば60キロ14,000円で取引されている米が2,000円で外国から入ってくる。安部首相は原風景を守るというが、農業者が米を作らなくなったら、安部首相がいっても無理、農業者が原風景を守っているからです。この壇上で、福島から非難されているお母さんが、「日本に足りないのは電力ではなく、人のいのちを大切にする心だ」と言われました。原発ゼロの戦いも強めなければなりません。本日の信毎に長野県に関係する国会議員15名の内11名が憲法96条を変えることに賛成と報道されました。とんでもないことです。憲法を変えるのに国会の3分の2から過半数にする。憲法を普通の法律と同じにする。皆さん、戦うことが沢山あります。7月の選挙は天王山です。いろんな職場で生活を守るために元気を出して頑張りましょう。と連帯のあいさつをさせていただきました。
 
 約600名が参加し、集会の後、松本駅までデモ行進しました。