両角友成 活動日誌

県政に挑戦。松本市民の声を長野県政に届けます。

9月議会に対する知事申し入れを行いました

2016年09月23日 | 日記

9月議会に対する知事申し入れを以下の通り行いました。

2016年9月13日

長野県知事

阿部 守一 様

 日本共産党県議団

   団長 小林 伸陽

9月議会に対する申し入れ

 

1、 大北森林組合の不正疑惑問題に対し責任ある真相解明をしてください。

2、 横田基地配備予定のオスプレイについて、関係自治体の要望をうけとめ、関連情報収集と情報公開を積極的におこなってください。

3、 リニア中央新幹線建設は、環境破壊・生活破壊という住民の懸念や不安について未解決のまま建設を始めています。県はリニア建設推進ではなく、自治体と住民の要望に耳を傾け真摯な対応をしてください。

4、 浅川ダムの試験湛水が10月に開始される予定ですが、大雨が危惧される時期であることからも再検討をしてください。

5、 介護保険制度について政府は要支援者のみにとどまらず、要介護1・2の方々にも訪問介護の生活援助サービスの保険給付外し等の自己負担化や、自治体の裁量と予算で行う地域支援事業に移行しようとしています。これらのことは一層の重症化を招くことになりかねません。国に対し制度「改正」をとどまるよう申し入れしてください。

6、 障害者福祉施設にける痛ましい事件が起こってしまいました。県内施設の入所者の安全確保と、施設職員の処遇改善やメンタルヘルスの向上に支援をしてください。

7、 長野駅・軽井沢駅の新幹線ホームにホームドアの設置がはかられるよう関係機関に働きかけてください。

8、 グループホーム等、福祉関係施設の立地が災害危険区域にあたっていないか調査し、事業者への災害支援の仕組みを構築してください。

9、 岐阜県中津川市の坂下病院の再編計画が出ており、木曽郡南部の県民の医療への対応に影響が懸念されています。このような県境等において他県の医療・介護施設に依拠せざるを得ない地域で県民サービスの存続と充実に支援をしてください。

10、 子どもの貧困率など多面的に子どもの貧困の実態の調査をしてください。

 

                                       以上



 両角担当分は以下の通りです。 

                        

◎2016年7月26日 未明、神奈川県(かながわけん)相模原市(さがみはらし)障害者施設に刃物を持った男が侵入し、19人が死亡 する事件が起きてしまいました。

 

*事件後、障害をお持ちの方からは、すべての命に意味があるのに、事件後、人前に出るのがこわい。だれを信じていいか分からない。将来の見通しをくるわされてしまった。施設側からすれば、今後、職員を確保できるか不安。障害者差別解消法ができ、共に支え合う社会にしなくてはならないのに等、不安が広がり続けています。

 

事件発生施設では、建て変える方針との報道もあります。(9月13日)

 

 

県内施設の入所者の安全確保と、施設職員の処遇改善やメンタルヘルスの向上に支援して下さい。

 

 

 

 

 

◎2016年8月15日 東京メトロ・銀座線の青山一丁目駅で、盲導犬を連れた視覚障害者が線路に 転落して死亡する悲惨な事故が起きてしまいました。

 

「危険なホームはいたるところにあります。」

 

*ホームドアの設置は、国、自治体、鉄道会社が3分の1ずつ負担するようになっています。鉄道会社が費用負担を嫌って、補助金の活用に消極的ケースもあるように聞いています。そもそも国は、補助金を出して終わりではなくホームドアの設置計画を自ら立てて、補助率100%も含め推進すべきです。

 

 

早急に、長野駅・軽井沢駅の新幹線ホームに、ホームドアの設置がはかられるよう関係機関に働きかけてください。

 

 

 

 

 

◎2016年9月1日 台風10号により、岩手県(いわてけん)岩泉町(いわいずみちょう)グループホームで9人が犠牲になってしまいました。

 

*県内の、グループホーム等、福祉関係施設の立地が災害危険区域にあたっていないか調査を願いたい。すでに各事業者への災害支援の仕組みは、地域住民の皆さんを含め検討されたり、歴史のあるところでは、91日防災の日等に、避難訓練も行われていると思いますが、県内全ての施設で構築されることを望むものです。

  

 

921日から始まる9月定例議会でも8名の県議団、県民眼線で力を尽くします。

 

 

 

                                         両角 友成