両角友成 活動日誌

県政に挑戦。松本市民の声を長野県政に届けます。

9月議会最終日です。

2012年10月05日 | 日記

9月議会定例会最終日です。 

                                    201210月5日

  9月定例会に各会派より議員自らが作成し議案として提出され本会議に上程された、決議案・国に上げる意見書案が合計11本。これに関して私は、生活保護の自給切り下げをしようとしている国に対し「撤回」を求める意見書案の、提案説明と、2020年夏季オリンピック東京招致に関する決議案に「賛同」できない立場で討論に立ちました。

 生活保護自給者は、全国で211万人を超えています。高齢者世帯が43%次いで障害者や病気を抱える傷病者が19%と本当にお困りの方々。雇用や年金制度等の改善がなされないまま予算だけが削減されることがあってはなりません。と提案説明しましたが、採決結果は、起立少数否決されてしまいましした。     

 オリンピックについては、開催そのものに反対するものではないが、決議案の中に東北の復興を見ていただくとしているが、東日本大震災の被災地の復興は入り口の段階。福島原発も使用済み核燃料プールに鉄材が落下している状況何十年したら廃炉することができるのか。東京都の申請をみると過大な都市建設をすすめる内容。本来のオリンピック精神に反するとし決議案に賛同しませんでした。

「流れ」に流されるのではなく県民皆さんの「思い」「立場」でこれからも、論陣を張って行く覚悟です。

 ◎  委員会報告(文教企業委員会)「需用費の増額を提案」

 今年の夏も暑かった。何校か高校を現場調査した結果。学校独自の予算ではなく、同窓会の皆さんの好意で教室にクーラーのある学校。方や扇風機もない学校。教育県長野と言われるにふさわしい教育環境をつくるべきとしました。
  現場の声では、使える予算(需用費)が少なく冬に灯油が十分に購入できず、午前中しか、ストーブが焚けない現実があるとのことも紹介し改善を求めました。灯油の値段しだいで変わってしまうが考慮したとの答弁がありました。
 
 ◎  ひとこと (文教企業委員会に人事案件が付託)
  珍しいことに、人事案件が、委員会付託となった。従来、本会議に議案として上程されたら討論を行い即決されるのが慣例。それが、なぜか委員会付託に。
 人事案件は扱いによっては「人権」にかかわることであり、もしも、他の思惑でそうされたとしたら、大変残念だと指摘をしたい。