両角友成 活動日誌

県政に挑戦。松本市民の声を長野県政に届けます。

11月定例議会の報告です。

2015年12月22日 | 日記

 

今定例会も、一般質問・討論等に県議団8名全員が本会議場に登壇しました。

 私からは、小中学校の教職員を削減することを打ち出している財務省に対して抗議する私たち会派が提出した議案の中身、教育を取り巻く環境は複雑、困難化しており、3万7千人減らす方向に抗議する内容を説明を行いました。安保法制廃止を求める請願書に対する討論にも立ちました。首長や議会は かつて国家にからめ捕られた負の歴史がある。長野県人として満蒙開拓団の悲劇を忘れてはならない。その時々の政権に言うことは言う気概を持たなければならない。

 いま、我が国が行うべくは、軍事行動を支援することではなく、70年間平和を守り抜いてきた国として世界各地の紛争を「止める」そのための外交を積極的に行うべきと述べ、戦争法(安保法制)廃止を訴えました。22名の賛成にとどまり否決されてしまいましたが、これからも、廃止に向け力を尽くします。

 

*農政林務委員会

 

 TPP大筋合意を受けますます県内農業は大変になる。打撃を最小限に食い止める必要がある。県内、家族型農業が果たしてきた役割を評価し奨励すべきだ。

 新規就農者に対する支援と同程度の支援を農家の後継者にも行うべきでは。

 ハウス栽培へのチップ・ペレットボイラーの普及にも県として取り組むことも提案しました。

 林務関係では、大北森林組合不正受給問題を9月議会に続き取り上げ、新たに民間事業体14者52件、1億539万円が不適正だったとの報告があり、森林組合以外でも起こっている問題をどう説明するのかと迫りましたが、明快な回答はなく、県職員の処分は総務に関係することで、林務部の職員は、まな板の鯉だと言い表しました。

 6月には、第67回全国植樹祭が、8月には上高地で全国山の日のイベントが開催される。早い時期の全容解明を強く要望しました。