Verdure 4F

茶道24年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

海神別荘

2012年03月12日 | Weblog
シネマ歌舞伎の玉三郎の鏡花三部作、「海神別荘」も観て来ました。

これが最も幻想的というか、身近な世界から一番遠い情景でしょうか。竜神の館です。
背景にときどき大きな気泡が上がる舞台、ハープの音色、海底のムードが盛り上がります。

すごい面白いと思ったのが、腰元たちの着物。
後姿が帯でふくらんだのでなくプリーツを寄せたような打掛姿、綿を入れた裾が丸く作ってあって、腰元たちの動きで丸く長く裾を引くのがウミウシの足のようで 考えたなぁ
竜馬の背に乗る美女を演じる玉三郎の「揺れ」、ほんとうに水にあおられて揺れるようです 竜馬の動きも素晴らしい、尾の煽りがほんとうの魚のようというか魚じゃなく・・・竜?


エンディングを見ていたら、舞台美術に衣装デザインが天野喜孝!? なんと、な、なるほど!?
鏡花×玉三郎×天野喜孝
ぴったりというか、そんな耽美三乗効果ってアリなんですか。うーん。すごい。
耽美でした。。。



一作目の「天守物語」も再上映決定とのこと。

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