Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

平山郁夫 祈りの旅路

2007年10月08日 | art
平山郁夫 祈りの旅路」展の招待券を頂いて、観に行ってきました。

なぜか、私が近代美術館へ行くときはいっつも雨(または雪)のような気がします。竹橋のお堀を、傘をさして渡るのですね。まぁいいんですが。


平山郁夫は文化勲章受賞者で藝大の学長さんで…という印象が強く、またこれまで観た小規模な展覧会がいつもスケッチがメインで、写真などでみる絵もとてもきれいだけれども印象が弱く、物足りなく感じていました。

しかし今回の展覧会は「回顧展」といわれるだけあってかなりの代表作が展示され、スケッチでなく仕上げられた大画面の絵ばかり。いかにも好まれそうな美しい金色の「絲綢之路天空」や蒼の美しい「月華厳島」など、色はほんとうにきれいです。高いんだろうな…。
私もシルクロードは好きなので、トルファンとか敦煌とかの絵を観ると「行ってみたいな~」と思いました。

中にあった、シルクロードの老人を描いた絵。
人生が現れたなんとも味のあるいい顔をした老人ではありませんか。
こういう絵をもっと描いたらいいのにねぇ。
それじゃ売れないか…。

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2 コメント

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Unknown (Tak)
2007-10-12 23:30:44
こんばんは。
TBありがとうございます。

第一室が良かったかと記憶しています。
あとは……
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きれいな・・・ (ぴんくこあら)
2007-10-15 13:29:49
Takさん、ようこそ。コメントありがとうございます。
第一室ですか~。私がまだ生まれない頃のでしたよ?(笑)

私はやはり夜の青の色と太陽に輝く砂漠の金粉・金箔に目がくらんでくらくら・・・(^^; あんな大画面に
、材料費もそうとうかかっているんでしょーねー・・・。
リトグラフのお値段もすごかったですね、マイナーな画家さんなら絵のお値段でしょうね。

被爆で苦しまれた精神性がもっと伝わってくるような何かがあったらいいのにと思います。
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