ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

4008   将棋を指そう! 森信雄一門杯

2017-05-27 09:37:33 | Weblog

5月24日(水)


早朝、
バタバタという雨音で目覚め暗い気持ちになるが、7時半に起きだす頃にはずいぶん小降りになっていてホッとする。
それでも障子を開けて外をのぞくと、一面灰色の空だ。
青空の下での競馬は望めそうにないが、ドシャ降りでないだけでもありがたいと思おう。
3人で10時に家を出発。

12時に門下の棋士7人(安用寺、山崎、糸谷、大石、竹内、千田、西田)が園田到着。
それに女流の船戸さん、iさん御夫妻、じんさん、途中から〇尾さん、西〇さん、も一緒だ。
差し入れで頂いたみたらし団子を配ると、糸谷八段が、「あっ、これはどうもありがとうございます」 と
誰よりもうれしそうにサッ、パッと受け取ったのが印象的だった。
十三の、例の有名店のみたらし団子である。
この日の参加者は、棋士を含め普段は競馬をしない人がほとんどだが、皆それなりに真剣に(一攫千金を)考えている。

それにしてもビックリしたのは、本日の「将棋を指そう!森信雄一門杯」が、正真正銘、第11Rのメインレースだったこと。
予想紙キンキには、「森信雄七段、引退後最初の大一番!」 と銘打たれている。
なんだかとても愉快だ

メインレース(4才以上B1千四)はピッタリ16時からの発走。
出走馬は

1ウインイルソーレ(笹田)
2キョウエイインドラ(渡瀬)
3ハヤイガナ(川原)
4アフリカンハンター(高畑)
5フロムミートゥユー(大山)
6グロシュラライト(広瀬)
7コスモプランタン(田野)
8ナイキフェイム(田中)
9ブルローネ(下原)
10アポロガッツ(杉浦)
11バトルランチャ(永島)
12アグネスハビット(吉村)

以上12頭によるフルゲート。
抜けた存在はないが、その分予想はむずかしい。
木村騎手は先日のケガの影響からか、メインでの騎乗はなく
川原騎手×柏原厩舎の黄金コンビも、新聞では△2つのみという人気の無さだ。
JRAから移籍初戦の馬も2頭いて、実に難解な一戦である。
ということで勝負の方はあきらめ、各馬の名前が印刷された「記念単勝馬券」を全頭分買おうと試みたのだが
うっかりカン違いして1枚のマークカードに全馬の番号を書いてしまい、単に馬番だけが並ぶ単勝馬券を購入してしまった
(レース後、同情したsonodayaさんが、勝ち馬の名前の載った単勝馬券を譲って下さったが)。

レースは部屋から観戦。
とにかく、「みんな、気をつけて無事にまわってくるんだよ」 の気持ちだった。
スタート後は吉村がハナに立ち、川原騎手のハヤイガナはシンガリ追走。


結果は

1着バトルランチャ(永島)
2着ナイキフェイム(田中)
3着ハヤイガナ(川原)

1,2着馬はそれぞれ3人気と2人気だったが、3着に6人気のハヤイガナが来たため3連単は万馬券となった。
それにしても、直線、矢のように飛んできたハヤイガナの鬼脚にはシビれた。
あと、シンガリ負けした1人気のブルローネ(下原)は大丈夫だったかなあ。

表彰式までに雨はとうとう上がらなかったが、それでもなんとかギリギリ傘無しでもいける程度でとどまってくれた。
今回は、Nや弟子と一緒に私もウィナーズサークルへ上がらせて頂く。
いつもは柵にへばりついて拍手したり写真を撮ったりする自分が、今ここに立っているということがとても不思議だった。
まあ実際はそんなことより、Nがちゃんとミスせずに賞状を読み上げたり、賞品を渡し間違えたりしないかという心配の方が大きかったのだが、
それでも柵の外へ目をやると、普段よく見かける阪神ルックのオバサン(熱烈な永島ファンらしい)とか、いつの間にかアイサツを交わし合う仲となったコロちゃん(名前を知らないので今勝手につけてみた)とか、なんとなく知った顔や仲間が見えるのがなんともウレシイ。
緊張の表彰式のあとは、竹之上実況アナの司会で勝利ジョッキー永島騎手とNに短いインタビューがあり、一変して和やかな空気が漂う。
「将棋と馬券とどっちがムズカシイですか?」 の問いに、Nが間髪入れず「馬券です」と答えていた。
あと、間近で見る永島騎手は本当にカッコよかったらしい。(私の位置からは残念ながら見えなかったが、真横に立ったNがそう言っていた)。

そのあと部屋へ戻り、全員で最終の12レースまでやって解散(このレースは19万馬券という荒れっぷりだった)。
約3名を除いてはギャンブルとは無縁の弟子たちも、この日は存分に付き合ってくれた。
ハイリスク・ローリターン覚悟、コワいもの知らずのバクチ勝負でみんなをドキドキせていたI八段。
競馬の知識豊富なA六段は少しプラスだった模様。
T四段は3連複1点買いが当たり、一部でちょっとした騒ぎになっていた。
C田六段は自前のタブレットを前に、独自の研究で忙しそう(馬、時々将棋?!)。
ベテランのO六段は皆から頼りにされるも、この日は残念ながら不発。
N四段に関しては、競馬よりも、お昼のお弁当を目の前にジッと固まっている姿の方が印象的だった。
教室時代とちっとも変わらぬ、なつかしい光景だ。
しかし、この日1番印象に残ったのはなんと言ってもY八段で、
当日の持ち金すべてを使い果たした彼は、文字どおり「素寒貧」になってしまったのだった。
上着もズボンもクツもカサも奪われたちびくろサンボのように、ガックリ肩を落とす彼には、かける言葉も見つからない。
「えーっ?」 「一体どうやったら当たらないんですか?」 と明るく言っていたあの日を思い出す。
一度神社で厄払いをして、またの来場をお待ちしております。


そのあと別件もありsさんjさんと帰宅。
10時過ぎまでお茶とお菓子で、重要なこと、それほど重要でないことについて話し合う。
「〇吾よしえ」 「気まぐれオレンジロード」 「風呂洗え」 の動画については賛同してもらえなかった。
残念なり。



おわり

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする