MOONLIT STORY ~月夜の物語~

月明かりに照らされた惑星地球をテーマに星空の写真を撮り続けています。

戦場カメラマンに会ってきました!

2012-10-07 22:34:49 | イベント

戦場カメラマン「渡部陽一」の講演会へ行ってきました。





長崎青年会議所60周年記念行事のため、最初の30分ほどは60年のあゆみのビデオが流れるなど、少々式典めいたプログラムが続いた。
なるほど青年会議所の活動とはこういうものかと、ちょっと理解したところで、いよいよ戦場カメラマンの登場だ。

ブリックホールの広い舞台の端から、うきうきとした感じで明らかにおかしな動きで中央まで歩きすすんでいく様に、笑いが込み上げてくる。
そして、例の口調で前かがみに顔を突き出しながら、「こ~んにちは~」とひとこと発しただけで、会場は大爆笑!


講演内容は大きく3つに分かれ、一つ目はなぜ戦場カメラマンになったかその経緯ときっかけ、
二つ目は戦場に生きる子どもたちの悲惨な状況、3つ目は質疑応答という構成だ。

氏は、学生時代、授業で教わったアフリカのピグミー族に大きく魅かれ、アフリカの地に単身出かけて行った。
そこに待ち受けていたものは、戦場で手に武器を持った小さな子どもの姿であった。
そして、血まみれになった子どもが氏の服を引っ張って、助けてと懇願する。
そんな光景に大きなショックを受け、自分に何かできることはないかと戦場カメラマンになることを決意した。

舞台を右へ左へと動き回り、変な動きでオーバーなジェスチャーでもって話す様子は、講演というより、演劇そのものであった。

その口調は小学生に語りかけるようでいて、スライドをめくりながらもよどみなく次々と話を続けていく。
きっと学校を中心に全国でたくさんの講演を重ねていくうちに、このスタイルが定着したのであろう。


こんな講演見たことも聞いたこともない。
でも、一番盛り上がったのは質疑応答のとき。

質問で挙手している人の中から氏が指名するのだが、「そこの僕にそっくりの格好をした方」と指名したその人は、
しゃべり方も真似て、「お久しぶりです~」としゃべり始めた。
会場も氏もちょっときょとんとした感じだったが、なんとその人はソックリさんとして氏とテレビ共演をしたことがあるという。
それで本人も思い出したようで、テレビでのやり取りやら何やらで会場は大いに盛り上がり、
さらには舞台に上がって二人並んで、そのソックリさんたるや遠目には全く区別がつかないほど。
へたなバラエティ番組より面白かったので、写真・ビデオ禁止で映像がないのが残念。


講演が終わり、なんと偶然にも近くを通りかかった氏をパチリ!! ではなく、こちらはソックリさん。




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