文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

HP ENVY TouchSmart 14-k023TX Sleekbook 画面が真っ暗になってしまいました

2013-12-29 | PC
WindowsというOSは、果てしなくバグがあって、果てしなくWindows Updateし続けさせられる、という印象があります。なので、時々Windows Updateを実行して、更新があったら適用するということが、反射神経として身体に刷り込まれてしまいました。いままで、そうすることがいけないことだなんて思っていませんでした。もしかしたら、実は、不都合が起きていたのに、その原因がWindows Updateを適用したことにあったとは思わなかっただけなのかもしれません。今回、明らかにWindows Updateが原因の不都合に遭遇してしまい、それを解決することもできましたので、ブログしておこうと思います。それにしても、無闇矢鱈にWindows Updateは適用すればいいというのは、間違いだったんですな。これは、Hewlet-Packard社製のパソコンだけが特別なのではありません。Windowsを利用している全て人々に対して普遍的に言える注意事項だと思われます。

今回遭遇した不都合は「Windows UpdateしたらHP ENVY TouchSmart 14-k023TX Sleekbookの画面が真っ暗になってしまいログインも何もできなくなりました。」ということです。解決方法は、Windowsを、グラフィックスアダプタ用デバイスドライバの更新を行う前の状態に戻すことでした。

【起】
Windowsは、一向にバグが無くならないので、果てしなく更新を適用する作業をし続けなければならないと思い込んでいたので、その日2013-12-25の午後8時頃、Windows Updateを起動してみました。すると、「3個のオプションの更新プログラムが利用可能です」と表示されたので、その内容を確認してみたところ、下記のオプションが提示されてました。
 Silverlight (1)
 □Microsoft Silverlight (KB2668562) 6.0MB
 Windows 8.1 Drivers (1)
 □Intel Corporation - Graphics Adapter WDDM1.2, Graphics Adapter WDD1.3 - Intel(R) HD Graphics Family 94.4MB
 Bing Desktop (1)
 □Bingデスクトップv1.3.1

【承】
いつもしている通りに、3つともにチェックを入れたあとインストールボタンを押しました。インストール作業が進捗していき、しばらくすると画面が真っ暗になりましたが、節電機能が働いて画面が暗くなったのだと思いました。

【転】
そろそろ更新のインストールが終わった頃ではないかと思い、真っ暗な画面の表示が復帰することを期待して、マウスを動かしたり、シフトキーを押したりしましたが、画面は真っ暗のままでした。だんだん不安になってまいりました。電源ボタンを短く押すとスリープモードになりましたので、電源ボタンを長押しして強制電源OFFして、電源ボタンONして再起動させました。それでも画面は真っ暗のままでした。何度かそれを繰り返してみましたが結果は同じでした。まだ買ったばかりなのにもうウィンドウズ・リカバリしなければならないのかと失望し、USB外付けDVD-ROMドライブを接続してリカバリDVDで起動させてみましたが、画面は真っ暗のままでしたのでリカバリも不能でした。
では、別の方法を試そうと考えて、もう一度電源OFF状態にしたあと、電源ボタンONして、すぐESCキーを押し続けて、ROMで起動させることができました。画面にメニューが現れました。

【結】
画面に現れたメニューに、Windowsの保存ポイントまで戻すためのロールバック機能があり、2013-12-25の午後8時頃のポイントがありましたので、そこまで戻す指定をして実行させたところ、上記の【起】で言及した3つの更新を適用する前の状態に戻すことに成功したようで、画面が表示されるようになりました。

【重要事項】
HP ENVY TouchSmart 14-k023TX Sleekbookの取扱について同梱冊子の中に「安心してお使いいただくために」というものがあり、その9ページに項目Jというのがあります。「Windows Update実行時のご注意」という注意書きです。上記の事件に遭遇する前、初めて読んだ時には、その意味の重要性には全く気が付きませんでした。そこには、次のとおり記されていました。
---ここから---
Windows Updateに掲載されているデバイスドライバーは弊社で動作確認されたものではありません。これらのドライバーを弊社のノートブックコンピューターにインストールすると不具合が生じる場合があります。ドライバーは弊社が提供するソフトウェアをご使用ください。
ドライバー以外の「重要」「推奨」の更新プログラムは、必要に応じてインストールしてください。
---ここまで---
なるほどですな。上記の【起】に報告したWindows 8.1 DriversにリストアップされたIntelのGraphics Adapter WDDM1.2, Graphics Adapter WDD1.3というドライバは、Intel社のモノでありHewlet-Packard社のモノではないのだから、当然、Hewlet-Packard社では動作確認していないでしょう。だからHewlet-Packard社製ノートブックコンピューターにインストールすると不具合が生じる場合があると言うのでしょう。Windows 8.1を提供するマイクロソフト社が推奨の更新だと言っても、Graphics AdapterのハードウェアはHewlet-Packard社が提供するモノだからHewlet-Packard社が提供するドライバでないドライバをインストールしちゃダメだよと冊子で言っているというわけですが、提供者側の論理であり利用者側には非常にわかりづらい表現ですな。

Apple, Windows, Ubuntu の魅力

2013-12-27 | PC
 周辺機器やアクセサリー等の選択において、確実に動作する製品を迷わず入手できるのは、小生の用途について言えば、WindowsプラットフォームよりもMacintoshだよなぁ~と実感があります。たとえば、画面保護用フィルム、キャリングケース、ディスプレイアダプタ、増設メモリ、USB接続ビデオキャプチャ装置、PC傾斜台座など、MacBookPro 15インチ用という程度の限定で選ぶだkで、機材にピッタリ合ったものを確実に選べます。まさに、一社が提供する閉じたブランド世界だからこそ実現できる高度な相互運用性がアップル製品の魅力です。
 Windows PCには、PCハードウェアの多様性と汎用性があるので、自由度があって柔軟に応用できる魅力がありますが、反面として、自分で仕様を理解して相互運用可能とする仕様を備えた機材を探さねばなりません。
 Ubuntu PCは、Windows PCと同様にハードウェアの多様性と汎用性があり、OS及びアプリケーションソフトウェアののソースコードまでもが開示されているため、更に多様性と汎用性があります。
 

Microsoft Office インストール時の認証が自動リセットされるまで

2013-12-26 | PC
 2009年11月のサンフランシスコ滞在中に、ホテルの部屋を住所にしてダウンロード購入したWindows版Microsoft Office 2007がある。日本語ランゲージパックも同時購入した。その後、このMicrosoft Office 2007をインストールしてあるVAIOのWindows7がクラッシュしてしまったので、リカバリしようとしたところ、リカバリCDがメディアエラーで読めなくなっていた。あきばお~で購入したDVD-ROMのバルク品だったからかもしれないが後悔先に立たずというわけです。
 別のPCに3回までインストールできるが、今回は制限にひっかかってしまい、認証が通らなかった。すでに2台のPCは廃棄してしまったので、もうお手上げ。登録した住所は記録してあるから、Microsoftへ電話してリセットをお願いすればよいのだと思う。しかし面倒なので放置しておいた。最後にこのOfficeを使っのは、2013年1月20日の数ヶ月前だった。それから約1年後なのだと思う、2013年12月に別のPCへインストールしてみたところ認証が通った。
 ということは、1年間使わないで放置しておくと、認証を通したPCの情報がマイクロソフト側で自動的にリセットされるのかしらん?

PDFファイル編集 文字を削除及び追加できるWindowsアプリ

2013-12-25 | PC
 PDFファイルで配布されたホテル宿泊申込書や会議出席申し込み書に、住所、氏名、メールアドレスなどを記入してメール添付で送り返すということをやりたいわけです。記入欄がすべて空白ならば、無料配布されているAcrobat Readerだけでできます。また、例として文字列があったとしても、白い長方形の図を乗せた上に文字列を乗せるという方法を採用すれば、やはり無料配布されているAcrobat Readerだけでできます。
 しかし、PDFファイルにある既存の文字を完璧に削除したい場合は、白い長方形の図を重ねるのでは不満足ですから、何か別の方法を求めるわけです。そこでPDFファイルを編集するアプリケーションがほしくなるというわけです。

(1)
iSkysoft
PDF Editor
PDF編集Windows用
ダウンロードしてインストールすると評価版として動作します。
テキストの削除および追加ができることを確認しました。
コメント付加、テキストをラインマーカーでハイライト、矢印や四角などの図を描きこむことができることを確認しました。
3段階の入れ子を含む表のPDFファイルを正確にエクセルファイルへと変換できることを確認しました。
日本語PDFファイルでレイアウトがズッコケる場合がありましたので、小生はこのアプリをお勧めしません。

(2)
PDF-XChange Viewer
Version 2.5
ダウンロードしてインストールすると評価版として動作します。
テキストの削除および追加はできません。
コメント付加、テキストをラインマーカーでハイライト、矢印や四角などの図を描きこむことができることを確認しました。
日本語PDFファイルでもレイアウトがズッコケることは、ありませんでしたが、ライセンスを購入しても、テキストの削除および追加はできませんので、無料配布されているAcrobat Readerで十分ではないかと思います。ただし、ライセンス購入後は、ページ単位の追加削除等ができるようになりますので、それらの機能を必要とするならば、別のフリーソフトと併用しなくてよいので便利です。よって、その意味で小生は、このアプリをお勧めできます。

(3)
PDF Editor
Version 3.0
PDF-XChange Viewerの後継です。
ダウンロードしてインストールすると評価版として動作します。
テキストの削除および追加はできません。
コメント付加、テキストをラインマーカーでハイライト、矢印や四角などの図を描きこむことができることを確認しました。
日本語PDFファイルでレイアウトがズッコケる場合がありましたので、小生はこのアプリをお勧めしません。
もはやPDF-XChanger Viewerを購入することができないので、PDF Editorを購入するしかありませんが、購入したシリアルキーでPDF-XChange Viewerをアクティベートすることができます。

(4)
Foxit Reader
ほぼPDF-XChange Viewerと同等です。

(5)
Foxit Phantom PDF Standard
ダウンロードしてインストールすると評価版として動作します。
テキストの削除および追加はできません。
コメント付加、テキストをラインマーカーでハイライト、矢印や四角などの図を描きこむことができることを確認しました。
日本語PDFファイルでレイアウトがズッコケることはありませんでした。
シリアルキーを購入しても、テキストの削除および追加は、できるようになりません。

(6)
Foxit Phantom PDF Business
ダウンロードしてインストールすると評価版として動作します。
コメント付加、テキストをラインマーカーでハイライト、矢印や四角などの図を描きこむことができることを確認しました。
日本語PDFファイルでレイアウトがズッコケることはありませんでした。
Foxit Phantom PDF Businessは、テキストの削除および追加ができず、同時にインストールされるAdvanced Editorという別アプリでテキストの削除および追加を行います。30日間は無料で利用できます。
Advanced Editorは、WYSIWYGでテキストの削除および追加を行うことができず、右側に表示される属性一覧の中の文字列の欄を用いて間接的に編集しなければならないため、操作性が悪い。Foxit Phantom PDF Business では Advanced Editor という別アプリでPDFに埋め込まれている文字の追加削除を行うが、それは完全な WYSIWYG でその場ではできなくて、いわゆるライン編集ウィンドウでいじるとそれがレイアウト表示のウィンドウへ反映されるという挙動になっている。
3段階の入れ子を含む表のPDFファイルを正確にエクセルファイルへと変換できるかどうかについては、確認作業を忘れました。

(7)
Acrobat 4.0
むか~し購入したのを持ってきてWindows 8.1へインストールすることはできた。
起動時にダイヤログが出るなど不都合があった。
PDFのバージョンによって開けないことがあった。

(8)
Acrobat X Standard
PDFの本家本元なので、PDFのレイアウト再現性については、ベストであると信頼するしかないだろう。
サードパーティー製ソフトを比較検討する暇が無いなら素直にAcrobatを入手するのが無難な選択だろう。
Foxit Phantom PDF Business では Advanced Editor という別アプリでPDFに埋め込まれている文字の追加削除を行うが、それは完全な WYSIWYG でその場ではできなくて、いわゆるライン編集ウィンドウでいじるとそれがレイアウト表示のウィンドウへ反映されるという挙動になっているが、Acrobat X の場合は、PDFに埋め込まれた文字の追加削除の方法は、WYISYG でその場で編集できる。
いわゆる新品のバンドル版という奴をアマゾンのショップで格安(送料込みで7,840円)にて入手できる。バンドル版でない単独製品の参考価格は36,540円の模様。
アマゾンのショップの中には、中古を販売しているところがある。シリアルキーに誤りが無いことだけ確認しているのであれば中古であっても技術的な問題は無いが、もしもAdobe社が認証サーバを立ててシリアルキーとPCハードウェア構成またはWindowsのシリアルキー等との相関判定をしているとしたら、比較的新しい中古品には、技術的リスクがあるかもしれない。