「THIS IS IT」を見に行ってきました☆
すごく良かったですね~♪やっぱり♪
名曲・ヒットナンバーのオンパレード!宝石箱のよう!(彦摩呂さんみたいな言い回しですが。。(^_^;)。)
しかも、色んなリハ映像+本番用の凝ったショートムービーなども織り交ぜながらで飽きさせず、画面の中に引き込まれるような臨場感を感じさせてくれました。
10月28日の公開初日。ロスのプレミア、その夜の東京でのプレミアと色んなニュースや画像、映像がどんどん入って来ていましたね。ブログでも、各種掲示板でも、興奮気味に感想や「○○日に行って来る!」などの宣言、報告、感想で溢れかえっていました。
いつしか読みすぎてしまったワタシ。。
「怒ってるんじゃないよ、愛してる」「チュッパチャップスなめてた!」「女性ギタリストが凄くカッコイイ!凄くカワイイ!」「Beat It、、かなり細いマイケル。。若いガッチリしたダンサー達の喧嘩に巻き込まれたら吹き飛ばされそう。(笑)」「6月25日以降の追悼の映像をあえて入れていない構成。純粋にロンドン公演への準備、熱意に触れられる作品」「最後が泣ける!」などなど。
見る前から、もう見どころや感想コメントに何度も出てくるシーンを覚えてしまいそうになりました(笑)。。
それくらいスゴイ話題作ってことなんですが、、さすがに2、3日で読みすぎた事に気づいて、もう情報を入れないことにしたのでした(笑)。。
映画本編は、、オルテガが、分かりきっている追悼のムードを全く持ち込まなかった所を評価したいですね!
凄い心意気だと思う。。
追悼ムードの世間に対して、もうちょっと商売っ気を出して「ここぞ」とばかり泣けるシーン、喪失感をあおるシーンを入れても良かったのに、気持ちいいくらいにそんな手法を放棄している。
MJはかなり痩せてるし、全盛期のPVやライブの勢いには及ばないけれど、圧倒的に、音楽の世界の巨人っぷりを見せつけてくれる映画でした。
(全盛期のPVやライブの勢いには及ばない、というのは、あくまでこれがリハ映像だからというのも大きい)
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バックダンサーに選ばれた若者達の感激の言葉から映画は始まります。。
終始、公演の舞台裏、、音合わせ、または通し稽古みたいな本番さながらのものから、色々な演出の紹介、ダンスのトレーニング風景などなど、リハの服装(衣装?)も色んなパターンがあってよかった。
公演の本番を迎えるまでのマイケルってこんな感じなんだな~と、貴重な映像に引き込まれましたね。。
たくさんのミュージシャン、ダンサー達と「最高のステージ」を作り上げていく雰囲気が、本当に素晴らしかった。
残念ながら、その準備が舞台に結実した姿を見せることは無かったけれど、舞台への過程の様子だけでも、充分にドラマチックなものでした。
子どもの頃から舞台に立っている天才アーティストの、究極のショーマンシップをはしばしに感じさせてくれます。
マイケルが、完璧な舞台を準備し、自分のパワーをMAXに持っていってる映像、、といえば、有名な各種のPV集や「ライブ・イン・ブカレスト」、2001年のNYでのコンサート映像などなどを見ればいいかな、と思う。
以下、順番通りではないけど印象に残った曲について。
「Wanna Be Startin' Somethin'」・・この映画やっぱり泣くかも、、なんてまったり思っていたら、吹き飛ばされそうになる勢いのある曲!さすがマイケル!
「Human Nature」
「Jam」
「Smooth Criminal」・・ハンフリー・ボガードとの共演!イングリッド・バーグマンも出てたかな?
元々の「Smooth Criminal」PVのクラシカルなイメージを生かして、現代の技術を使って進化させたようなショートムービー、80年代からのファンも納得!感激のテイストだった!!
「Bad」「They Don't Care About Us」・・こちらもバックダンサーがCGで増えて凄いことに!
短い時間で終わったので、もっと見せて欲しい映像だった。
「The Way You Make Me Feel」・・とても躍動的な歌&ダンス。子供にもみてもらえるように、エロくならないように考え尽くされた振り付け(笑)。01年のNY公演では、そんなマイケルの繊細な配慮をレゲエ歌手シャギーがぶち破って踊っていたっけ(笑)。
「Thriller」・・CGを取り入れた、ゴージャスな2009バージョンのショートムービー!
セットも凝ってた!ヨーロッパのお屋敷のゾンビ達、、ドレス姿で舞踏会のようなゾンビ!!
「Earth Song」・・地球の環境を守ろうというメッセージ。緑豊かなジャングル、小さな女の子が出て来るショートムービー、とても美しい作品だった。どうやってるのか分からないけど、「Smooth Criminal」と同じく、ショートムービーの中のマイケルと舞台上のマイケルがリンクするような演出だったみたい。。ブルドーザーの映像が飛び出してくるのかな?3D?
「Man In The Mirror」
「This Is It」・・ロンドン公演のタイトルそのものの楽曲。「これで終わり」という訳もあれば、、「まさにこれだ!」という訳もあるようです。映画のエンディングでは、、「まぎれもない愛」という訳になっていたような。。本当に素晴らしい翻訳だと思います。
「Heal The World」
ラストにマイケル・ジャクソンとクレジットされるワンシーンが、とても輝かしくて、、切なかったです。
本当にいい映画でした。次回も、「THIS IS IT」の感想を書きたいと思います。