モナリザ珈琲館~ダイアリー

ほっとコーヒーブレイクする感じで、ついつい話が盛り上がる、そんなブログを目指してます。映画や本の話題などなど・・・

また、来年の夏・・

2006-09-15 18:46:52 | 美しきアスリート
録画していた、香山リカさん出演のトーク番組を見た。
よく本や雑誌で見かける名前で、売れっ子作家・エッセイスト(評論家というのかな?著述業全般)であり、精神科医師。1960年生まれ、とのこと。
どんな人なのかなぁ、、と思っていたけど、さすが職業柄というか、感じのいい、思っていたより若くて綺麗な人なんだな、と思った。
くしゃっとした笑顔が、藤谷美和子とか工藤静香とか、、そんな感じ。
工藤静香が、メガネ女子系ファッションをすると、結構近いかも。いや、香山さんのが可愛いかな?(独断・笑)
トークの内容も身近な話題で楽しく、勉強にもなったし、久本雅美のように「独身」ネタで何度もツッコミを入れられている所が、なんだか可愛いというか、面白かった。

そんな香山さんが、「今注目している事は?」と質問されて、「早稲田実業の斎藤くん。」と、ありがちな回答をしていた所もウケた(笑)。
なんでも職業柄、「なぜ斎藤君は、こんなにも女性に人気があるのか?」を分析してみたい、とのこと。
うん、うん。確かに(笑)。甲子園の決勝戦以降、斎藤君をTVで見ない日はないんじゃないか、、と思ってしまいますよね。

↓ 以下、私なりに分析~(というか、ただの感想文です)♪

最近のTVで、インタビューに答える斎藤君を見ていると、普通に、爽やかでハンサムな高校球児という感じですが、やっぱり、あの歴史的な決勝戦・再試合を思い出すと、、何というか、、「鬼神」とも言えるような迫力が漲ってましたよね。
ちょうど休みだったので、決勝戦・延長15回も、引分け再試合も見ていたのですが、駒大苫小牧-早稲田実業、両者どちらも譲らない、息詰まる熱戦で、何度か座って見ていられなくなり、立ち上がったり、壁に寄りかかったりして、ドキドキ、ソワソワ、、心拍数上がりっぱなしの観戦でした。

まあ、毎年、夏になると、どんなに仕事が忙しくても、残業が多かったとしても、甲子園の試合は、例え1試合でも、じっくり見るように、、と心がけていました。いわゆる夏の風物詩、というヤツですね(笑)。

去年の夏は、忙しくてほとんど見られなかったんですが、私の心に痛烈に焼き付けられたのは「駒大苫小牧・夏の甲子園2連覇」(57年ぶり)、、でした。準決勝は大阪桐蔭、決勝は京都代表の高校でしたよね。
ボコ、ボコと関西勢が最後に負けてゆくのを見るのは、少し辛かった・・・
去年10月は、北海道旅行に行く予定だったのですが、9月半ばぐらい迄は、「旅行気分」も下がり気味でしたね(笑)。

で、今年の甲子園。王者・駒大苫小牧の「V3」を阻もうと、全国の球児たちが、駒大・田中の投球の研究や、打線の研究などをしていたようですね。駒大と当たる学校の選手達が(早稲田・斎藤も含めて)、ほとんど「駒大」「田中」に焦点をあてて1年間練習してきた、と言っていたように思います。
それもそれで、スゴイことですよね。甲子園の戦国地図を「対・駒大」一色に塗り替えたわけですから。

今年の駒大の試合は、逆転勝ちなどが多く、「さすが王者、」「さすが勝負強い、」と思わずにはいられないものがありました。関西勢は、準々決勝で東洋大姫路、準決勝で智弁和歌山と、残念ながら駒大に敗退していき、かなり無力感に襲われたのを覚えています(笑)。。。
なんというか、、プロ野球を見ていても、あれほど見事に9回のフルイニングを使って、競り勝ったり、逆転したり、を続けざまに見せてくれるチームはないんじゃないか、、と思いましたね。
そう言えば、大泉洋さんは、公式HPで「オレ、来年駒大苫小牧、受験するわ。」「校歌覚えるわ。」と、書いていて、ウケました(笑)。

決勝戦・延長15回も、引分け再試合も、本当に一瞬の隙があれば、勝負がひっくり返りそうな緊迫感に満ちていました。引分け再試合の9回表に駒大が2点を入れ、4-3に追いついてきた辺りが、、、やっぱり、このチームの凄さだと、最後の最後まで思い知らされました。
斎藤投手も、「駒大」「田中」を焦点に1年間練習してきた、と言ってました。3連投・4連投の大変な疲労の中、駒大打線封じのため、4番バッター・本間には、147キロ、145キロ、、の速球で勝負。今までの試合で光り輝いて見えた本間選手を、完全に封じ込めたような試合展開には本当に驚きました。
斎藤投手いわく、確かに連投はキツイものだったが、手を抜けるところは抜きました、、とのこと。他のバッターに対して、125キロ前後の投球もあったようです。

最後のバッターは、田中将大投手。なんとも劇的なラストシーンになったのが印象的で、本当に出来すぎた演出、、という感じでした。勝利が決まった瞬間、マウンドで吠える斎藤と駆け寄る早実ナイン。で、ちらっとマウンドを見て、田中選手は少し笑ってましたよね。なんか、あの笑顔は心に残っています。
「甲子園で試合できるのが嬉しい」、そんなシンプルな思いが、とても強く伝わってきました。

斎藤選手と田中選手。うん、まさに「スター誕生」という感じでした。

メジャーリーグ・ヤンキースの松井が手首骨折から復帰しての第1戦。スタジアム全体からスタンディングオベーションを受けたんですよね、、で、4打席4安打。
スポーツ紙のトップも、一斉に「GODZILLA RETURNS」だったとか。すごいですよね~~!!
斎藤くんも田中くんも(投手ではありますが)、こんな未来に進んでいくのかな~、と考えると、とてもとても楽しみです。
斎藤くんの、未来のメジャーでのニックネームも、やっぱり「ハンカチ王子」にちなんで、「PRINCE」なんとか、、になるんだろうか(笑)。
田中くんは、「ゴジラ」とか、「ダイマジン」系のニックネームが似合いそう♪まあ、気の早い話ですが。