M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

7年経過(卒煙備忘録)

2021-12-09 07:36:55 | 禁煙ライダー(終了)

1回目の入院、手術は2007年9月、その1年位前から動悸、息切れが顕在化してきていたが、24Hのホルター心電図等では狭心症の確定には至らず、喫煙は継続。だがどうも調子が悪いので大学病院でトレッドミル検査をしたら狭心症が確定し、冠動脈形成術手術(ステント2本挿入)を受けた。術後はかなり回復してロードバイク等も乗っていたが、禁煙には至らず、そしてまた徐々に悪化していきた。

例えばキャンプツーリングで荷物の積載でも動悸、息切れし、作業中断で、積み終わって出発までに2時間も掛かったり(それでも出掛けていた)とか、風呂に入ると上がってから30分位横にならないと動けなかったりとか、駅の階段を上るのに途中3回位休んで息を整える必要があったりとか、かなり辛い状態。

2回目の入院、手術は2014年12月、また心臓がヤバイなという自覚はあり、検査入院の予約を入れていたが、その前にかなり辛い状態にになり、入院前に少しでも症状緩和ができないかと禁煙を初めてみた。禁煙を始めたのが12月9日だったから禁煙ウォッチもこの日起算で設定してあり、たばこの購入金額も当時のもので今とは異なる。

結局、検査入院まで待てず、どうにも辛くなり、緊急でカミさんに付き添われて、朝近所の掛り付けの病院に徒歩で診察に行く途中に発作を起こし、何とか辿り着いたその病院から一回目と同じ提携の医大病院へ救急搬送、緊急手術を受けたが、後で聞いたら危ない状態だったらしい。ただ私の場合は無痛症で、発作が出ると心臓が苦しくなるが、痛みは無い。

この時の入院、手術で2回に分けて計4本ステントを挿入し、1回目のと合わせて合計6本となった。術後も体調が戻らず、結局年末まで3週間弱入院していて、禁煙には良い環境だったし、体調の事もあり吸いたいという欲求も無くてそのまま煙草との縁が切れたから、禁煙の苦しみみたいなものは余りなかったが、口寂しいのでガムや飴は利用していた。

3回目の入院、手術は2019年5月で、前回までに既に3本ある冠動脈全てに2本ずつステントが挿入されていて、造影剤検査では特に酷い狭窄部は無かったが、また心臓の調子が悪くなり、多分ここしかないだろうと思われる末端に近い部分に1本挿入、これで合計7本となった。ずっとマイルドセブンを吸っていたから、7本は何かの因縁かとも思ったりして。

狭心症に関しては、煙草だけが原因ではないが、狭心症持ちにとっては悪い要素を一つ排除できたとは思うし、昨今の喫煙者に対する社会環境の厳しさを見るにつけて、そういうメンドクサさ(と言って良いのかは疑問だが)からも縁が切れたのは良かったと思う。


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