もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

ミュージカル「フランケンシュタイン」見てきました

2017-02-22 23:56:28 | お芝居
ミュージカル「フランケンシュタイン」 日生劇場 2017.01.26 19:00~

韓国ミュージカルの輸入版で(ゴッホもそうだった!)、メインキャストがWキャストとなっている。
私はカッキーのビクターを見たくて行ったんだけど、だったら、アンリは加藤和樹くんがよいなと。
そうなると、、、行けるのがこの日だけで、なんとこの日は、柿澤・加藤コンビの東京最終日だったのでした。

客席は圧倒的に女性で、カッキーや加藤くんのファンが多いのかと思いきや、
元宝塚の音月桂さんのファンが多い感じでした。
ちょうど帰りに同じくらいに終焉した、宝塚の舞台の出待ち状態を見て、
なるほど!宝塚ってすごいやと思ったのでした。

さて、日生のミュージカルですからね、当然生オケで。
劇場の雰囲気もあいまって、レトロな感じが非常に良かったです。

舞台そのものの内容もすばらしかった。特に加藤和樹くんの怪物がすごくよかったです。

「フランケンシュタイン」は、以前に、V6の坂本くんと、東山くんの舞台を見に行ったことがあります。感想はこちら
そちらの「フランケンシュタイン」では、作り出された怪物の成長・苦悩から、フランケンシュタイン博士への復讐を描いていましたが、
こちらは、怪物が作り出されるまでの過程というか、研究にいそしむ博士とアンリとの友情から描き、作り出された怪物と博士との物語という話になっていました。
だいぶ、描き方とか視点とか違ってましたけど、両方とも面白かったなという印象です。

ということで、この舞台のストーリーは、

公式より
「19世紀ヨーロッパ。科学者ビクター・フランケンシュタインは戦場でアンリ・デュプレの命を救ったことで、二人は固い友情で結ばれた。“生命創造”に挑むビクターに感銘を受けたアンリは研究を手伝うが、殺人事件に巻き込まれたビクターを救うため、無実の罪で命を落としてしまう。ビクターはアンリを生き返らせようと、アンリの亡き骸に今こそ自らの研究の成果を注ぎ込む。しかし誕生したのは、アンリの記憶を失った“怪物”だった。そして“怪物”は自らのおぞましい姿を恨み、ビクターに復讐を誓うのだった…。」

1幕は、ビクターとアンリの友情が中心。戦死した兵士の死体を再生させる研究をしていたビクターと、敵の兵士を治療しようとして軍に連行されようとしていたアンリ。ビクターがアンリを助けたことより二人の友情・絆が結ばれる。アンリは死体の再生という研究そのものは認めたわけではないけど、それでもビクターの情熱に惹かれて友情をはぐくんでいく。
ビクターがある殺人事件の罪に問われたとき、なんと身代わりになって罪をかぶったのがアンリだった。そしてアンリは処刑されてしまう。
ビクターはその死体をよみがえらせるため、体の部分をつぎはぎして、ついにはよみがえらせたが、顔だけはアンリだが、中身は怪物のようなものを生み出してしまった。

そして2幕は怪物の苦悩と恋と裏切りと・・・怪物を中心とした話に。最後はビクターとの北極での対決。最後に怪物は死んでしまうけど、怪物は自分のおぞましい姿に絶望苦悩しながらも、

坂本・東山フランケンシュタインは、2幕のみを掘り下げた話ということですよね。

今回のフランケンシュタインは、なぜ怪物が生み出されたか、から非常にわかりやすく物語が進んでいき、
見やすい話しだったなと思います。

怪物の最初の記憶は、自分の首を絞めているビクターで、無垢で純粋な怪物だから、手帳の内容と合わせて
ビクターに対しての復讐心を持つことはよくわかる。
でも、誰かに抱きしめられた記憶ももっていて、それがビクターだったと、最後、北極で死ぬときに思ったのかなと。
ビクターが北極まで来て、そのときに、少しだけ良い記憶を取り戻してくれてたらいいな、なんて思った。

バッドエンドの話だから、やるせない気持ちにはなるんだけど、
でも、キャストのすばらしい演技と歌で、すがすがしい気分にもなりました。
ホントに、みなさん、すごくよかったです。


ビクター/ジャックの柿澤くん。

よかったね。足の怪我から復帰で。ってのが一番の印象かな。
さすが劇団四季!歌も演技も最高でした。
1幕と2幕でガラッと演技もガラッと変わってさすがでした。
両方とも生き生き演じてたと思います。

アンリ/怪物の加藤和樹くん

彼のミュージカルはけっこう見てるんだけど、すごく上手くなったなって
思いました。特に二幕は圧巻でしたね。
無垢な心を持ちながらも、復讐に取りつかれて狂気も併せ持つ怪物を
すごくかっこよく演じてたと思います。
ちょっとした笑顔が切なくて、でも闘技場では強くて・・・
素晴らしい役者さんになったなって感動しちゃいました。

ホタルのマコトくんと同一人物とは思えない(汗)


女性キャストの

音月桂さん(ジュリア/カトリーヌ)
やっぱり華がありますよね。歌もうまいし、声がいいですね。

濱田めぐみさん(エレン/エヴァ)
彼女は歌が一番うまかったと思いました。
役のふり幅もすごいし、さすがでした

それから相島さん
彼はミュージカルとかするのね~って感じでしたが、
ムカつく役が合ってるというか、お上手で(笑い)
まあ、歌は、、、ほかの人があまりにも達者なんで
ちょっと差がついちゃうけど、演技がうまいからいいか!



なかなかいいミュージカルを見ました。素晴らしかったです。
他の組み合わせでも見たかったけど、、、まあ、カッキーと加藤くんが見れたからいいか!


というわけですが・・・

私、またN氏に遭遇したのです。

ちょうど幕間に、いらないフライヤーを捨てる箱を探してうろうろしてたら、
携帯で話してる背が高い男性がいて、目がばっちり会ったら。。。N氏でした。
めっちゃ驚いた~

正直、以前の「ゴッホ」はキューブの主催だしさとしさんだし・・・で、もしかしたら
来るかな~なんて思ってたんだけど、
このときは、ドラマとかで忙しいから来るなんて思ってなかったんですよね。
まあ、カッキーと仲良しだから、時間があれば見に行くんだろうなくらいで。

超びっくりしちゃった。黒の服で、ニット帽もかぶってました。
手にはパンフレットをしっかリ持って、今回はお一人でした。

私、席がちょうど通路側だったので、え?私の近く?なんて思ったら、
逆側の通路でした。残念。

終わってから、外に出たら、違う扉から出てきたN氏がちょっと前を歩いていて・・・
でも、誰も気づかない(笑い)
入口の方まで行って楽屋口を探していたようですが、わからなかったらしく、
受付のお姉さんに声をかけて案内してもらってました。いったん外に出てから行くようでした。

その日のツイッターで、カッキーも加藤くんも見に来てくれたって書いてたよね。

ちゃんとカッキーの舞台を見に行くなんて律儀だわ~
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