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もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「サイケデリック・ペイン」見てきました

2012-09-13 16:55:25 | お芝居
ロック☆オペラ『サイケデリック・ペイン』 雪之丞一座  サンシャイン劇場 2012.09.05 14:00~ & 2012.09.11 14:00~


劇団新感線からのお知らせで、この芝居があることを知り、じゅんさんも出るし~布袋さんの音楽だし~とチケットゲット!!
ダメ元で申し込みした、千秋楽もゲットできました!!

で、「サイケデリック・ペイン」って何?状態で、行ったんですが、めっちゃよかったです。
千秋楽もゲットしておいてよかった~すごく楽しかった。

芝居っていうより、ライブでしたね。ロックのライブ。特に千秋楽は、会場との一体感がすごかったです。



どんなお話かというと、、、とりあえずは、あらすじ

――どこか懐かしい近未来。

人気急上昇中のロックバンド“サイケデリック・ペイン”のヴォーカル・詩音(福士誠治)の前に現れた謎の美女ソフィ(北乃きい)。自らを天使だというソフィは、“ブレイン・スクエア”のハッキングで毎夜詩音に、「世界を救えるのはあなただけ。あなたが救世主です。」と訴える。大天使ミカエルを復活させるための3つの鍵、その最後の鍵『救世主(メシア)の孤独』を、詩音が隠し持っているというのだ。
いつしかソフィの存在は、人知れず“孤独”を抱えていた詩音の心に、特別な感情を芽生えさせた。

ある日、異変に気づいた“サイケデリック・ペイン”のギター・魁人(綾野 剛)に詰め寄られ、詩音はバンドを辞めると言い出す。
――信じ続けたROCK、夢に向かって共に歩んできた仲間たち…それらを捨ててでも、ソフィを守る。ソフィへの思いは、“愛”に変わっていた。

救世主の宿命を背負った詩音と、そんな彼を放っておけない魁人、そしてバンドのメンバーは、復活をめぐる“天使”と“悪魔”の争いに巻き込まれていく。

奇しくも“サイケデリック・ペイン”野外音楽堂でのライブ当日。ついにすべての鍵が揃い、ステージ上で詩音はソフィへの愛を証明するために、救世主であることを受け入れようとするが・・・
――悪魔を崇拝する秘密結社“ダークネス”も魔王ルシフェルの降臨を願い、その時を狙っていたのだった。

“天使”と“悪魔”……それは、人間が持つ複雑な心の分身。“善”と“悪” “光”と“影” 相対する2つのパワー・バランスが崩れた近未来社会で、幻のような痛みを抱え、迷いながら未来を模索する若者たち。彼らが、本物の“愛”に出会ったとき、そこには真実(ほんとう)の“天使”が現れる……。
(公式ページより)



東京公演は終わりましたが、大阪がまだなので、ネタバレ含みの感想を書くので、
スペースあけます。
大阪公演をこのあと、見に行かれる方は、ご注意ください。





















ホントによかったです。
まずね、福士くんって歌が上手いんだね~
私の中の彼のイメージは、「のだめ」のオーボエ奏者のイメージから始まって、バチスタとかさ、ちょっと影のある真面目な好青年だったんです。
確かに、「怪盗ロワイヤル」で、ちょっとはじけ気味ではありましたが・・・
ところが。。。はじけてましたね~完全にロックミュージシャンでしたよ。ちょっと三枚目で。。。
完全に印象変わりました。

それから、綾野くんはギターうまいんだね~(ふふっ直人ほどじゃないけど・・・)
驚いた。でも、彼はシャイなのかな~カテコで、もっと笑えばいいのにって思っちゃった。芝居を引きずってるわけでもないだろうに。

演奏がホントにうまくて・・・
芝居の中でも何度も演奏されるんだけど、聞き惚れてましたね。

ストーリーもすごくわかりやすかった。
最後にオチもあるんですけどね。

最初のとこで、福士くん演じる詩音が、「俺死んでるの~??」って言ってから過去に戻って始まるから、
あれやこれやあって、詩音が死んじゃって、、
最後にまた、同じバーの場面になって、、、そういうことね!って、思ったら、、、詩音は助かったんだ。

そう考えると、最初の場のとこに、魁人もいなかったから、、、魁人の話をしてたってわけか!!



近未来の話で、バーチャルな世界と現実がかなりシンクロしている感じ。「サイケデリック・ペイン」のボーカルの詩音は、バーチャルな世界にいるソフィーという天使に「あなたは救世主」と言われ、恋してしまっていた。。。
ソフィーたち天使と、それに対抗する悪魔の軍団ダークネスの戦いに、詩音は巻き込まれ、詩音を心配する魁人たちメンバも巻き込まれていく。

ソフィーを演じる北乃きいちゃんは、歌手デビューしてるだけあって歌も上手。でアニメに出てくるようなコスチュームでかわいかった。
バーチャルな空間をLEDで表し、そこから実物として出てきて、またバーチャル空間に戻っていく。。。なかなか面白い試みで、同期してるからなかなかでしたよ。

サイケデリックペインのスタジアムライブの日、それもライブをやっている時間に、惑星直列がおき、そのときに3つの鍵を天使側が持っているか悪魔側が持って
いるかで世界が変わってしまう。そのため、天使と悪魔が戦っている・・・・ようで(はっきり理解できていない)悪魔側が勝つと世界が滅亡するらしい。

それに、天使を作った(?)じゅんさん演じるDr.鏡が絡んできて、Dr.鏡の孫のリナは魁人の彼女だったりして。。。

ライブの途中から、ソフィーたち天使とパンドラたち悪魔が乱入し、戦いとなり、詩音はソフィーとともに倒れてしまう。

が、最終的に、2つの鍵は天使側が手に入れ、最後の1つの鍵は、実は魁人のギターだった。魁人が大天使を降臨させようとすると、それを阻止しようと、Dr.鏡の助手の天野が魁人を狙う・・・しかし、魁人をかばったリナが撃たれ、世界滅亡は免れた。。。が、その魁人も悪魔によって殺されてしまった。


というとこで、最初の場のバーに戻るわけです。

で、前に書いたように、詩音が死んでしまってるのね~って思ったら、そうではなくて、実は魁人が世界を救ったかわりに死んでしまってて。。。というどんでん返しが面白かったです。
さらに、、、なんだけど、ソフィーは天使ではなく実はDr.鏡が作り出したアンドロイドだったんだけど、、、最後の最後でDr.鏡が「俺は一度も結婚したことがない」と叫んで消えていくんだけど・・・ってことは、孫のリナって。。。え~リナもアンドロイドかい?っていう落ちもあった。


こういう話の途中に、サイケデリック・ペインのライブの模様がはさまれたりするわけで。。。なんか、メリハリが効いてすごいよかったですよ。

1幕の途中のライブシーンで「次はサイケデリック・ブギ」みたいになると、会場もみんなスタンディングで盛り上がるわけです。
9/5のときは、会場では1/3くらいの人が立ってたかなあ。。。ペンライト持ってきてて・・・リピーターさんね
最初はあっけで。。え??え??っていう状況で終わってしまった
(ロッキーホラーショー再びだった!!)
けど、千秋楽の日はわかってますからね~スタンディングして、一緒に盛り上がりました(もともとロックライブ好きですので)
っていうか、千秋楽は、会場総立ちでした。1幕から・・・すげえ~

で、2幕というか、ホントに最後のシーン。。。。あのバーの場面で「魁人のギター、また聞きたいな~」のセリフで、魁人がギターを弾きはじめるってとこから、また、ライブになって・・・・ここでは、9/5もみんな総立ちになりました。千秋楽はもちろんです。

福士くんが客を乗せるのがまたうまいんだな!!

このままエンディング~~!!!盛り上がりのままカテコに入るという。。。なかなか一体感あふれるラストでありました。


このメンバーでMステとか出てくれないかなって感じ。
小さなライブハウスとかでライブしてほしいです。曲数も10曲くらいは何とかなるだろうから、大丈夫でしょ。
舞台終わったら、解散しちゃうのがすごくもったいないと思うんだけどな~

カテコでは通常のあいさつの後「サイケデリック・ブギ」再び。会場は盛り上がりました。
千秋楽では、もう1曲「オレのギターはハンマー(みたいな曲)」を綾野くんが歌って、そのあと「サイケデリック・ブギ」だった。

千秋楽は、何度も何度もカテコがあって、そのたびにあいさつに出てきてくれました。
最後、もう終わりかなと思いながら、拍手してたら、「サイケデリック・ペイン」の5人で出てきて、あいさつ。
タオルやスティックやピックや、いろいろ客席に投げ込んでました~
会場はものすごい盛り上がってました。。。


さて、個人の感想行こうかな。

福士くんは、、、最初にも書いたけど、今までイメージとは、いい意味でだいぶ違ってて。。。
とにかく歌が上手いし、声もいいね。デビューしちゃってください(笑い)
もちろん演技も安定してました。座長さん、さすがです!
私知らなかったけど、すごく人気あるんですね~ちょっと意外でした(ファンの方すみません)
地味なイメージがあったんで・・・


綾野くんは、ビジュアルからしてロッカーでしたね。で、ギターもうまいという。
歌はね・・・ちょっと音程が怪しかったかも。声量はあるんだけどね。うん。
おいしい役どころだし、ファンの方はときめいたでしょうね。
けっこうカテコで声援すごかったから、綾野ファンも多かったんじゃないかな~


北乃きいちゃんは、歌がホントにうまい。それと、殺陣も意外とやる~って感じでしたよ。
基本新感線の芝居だから、殺陣もしっかりしてて、けっこう悪魔にやられるんだけど、そこはしっかりと
できてたから、、、感心しました。


片瀬那奈さん、存在感半端なし。あのメイクで悪魔を演じるんだけど、きれいなだけにめっちゃ迫力あって。。。
「ドロンジョ」とか言われたけど、そうそう!って感じでした。
もう振り切っちゃってましたからね。サイコーでした。


そしてじゅんさん。。。完全に色物でしたね。あーいうカッコしちゃうし。今回は笑い担当で、笑いをごっそり持って行ってくれました。
右近さんもだけどね。

それからリナを演じた内田滋さん、初めてだったんですけど、すごいかわいい方ですね~
けっこういろんな芝居のチラシで名前を拝見するので、注目したいと思います。
新感線からは、中谷さとみさんも、存在感出してました。

それと、サイケデリックペインのメンバーの
内田朝陽くんは、どっかで見たことあるな~という感じでした。友達によると朝ドラに出てたそうですが。。。
キーボードはもともとやってたのかしらね~

あと前川さんと松田さんは、お初でしたが、前川さんのファンがすごく多くて驚いた。。。


そうそう、1階通路をキャストがしょっちゅう通るんです。。。席が9/5が8列で千秋楽が9列で、通路に近かったんで、
通るたびにドキドキしちゃいました。
でも、右近さんのメイクを近間でみたときは、めっちゃおかしかったです。


両日とも、開場後、終演後、入り口に雪之丞さんやいのうえひでのりさんが立っておられましたよ。

臨場感や一体感があって、ホントにいい、お芝居・・・・というか、ロックライブでした。
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