第３４話 「悪夢」 感想

「キラァーーーーーーーーーーーーーーー！」まさかラストの絶叫役がアスランだとは思わなかった。だって敵対してる艦内だぞ。回りの空気なんてキラの事になると全く気にしてる余裕なし。さすがキラ大好きアスランだ（多分カガリよりも・・・）。

すごいよDESTINY!こんな盛りだくさんの凄い展開を出来るなんて！SEEDから通しても一番面白いMS戦だったのは間違い無いでしょう。フリーダムVSインパルス。インパルスのとんでも合体構造がいかんなく発揮されてます。毎回こういう戦闘を見せてくれればインパルスももっと売れたのに～。（毎回このレベルだとスタッフが死にますな・・・）

アバンは前回の議長演説。どころどころに新作画像で各国の状況が挿入されているのがいい感じです。評議会にも通達無しの突然の演説だったと。またオーブではセイランに近い者達がロゴスのリスト入りしている事にユウナもパパも焦っています。（って、ユウナ無事に国に帰ってたのね。）

前回、「これは大変な事になる・・・艦長！キラ！」と発言し、あちこちで何が大変か分かってないけどとりあえず言ったんだろうと言われていたカガリちゃんでしたが、「彼らのグローバルカンパニーと関わりのない国などあるものか。」と、その意味をちゃんと理解していたようです。ちゃんと２年間で国際情勢も勉強したね、カガリちゃん。

オーブに戻る事にしたアークエンジェルを包囲するザフト軍地上部隊。「エンジェルダウン作戦」発動。バビとバクゥでアークエンジェルに迫ります。（ところで地上部隊の隊長、コーディのくせに年寄りすぎ。ファーストコーディのグレン並に年取ってます。）ミネルバにも作戦指令が下ります。

で、ミネルバ艦内で一人焦りまくりのアスラン。「この命令は絶対におかしい。」とタリアさんに詰め寄ります。が、「あなたももういいかげんとわられるのをおよしなさい。」とかわされます。
出撃するシンを励ますレイ。「シン、大丈夫だ。お前なら討てる。」うわ～レイさん、シンをフルサポートだ。

ついに対峙するミネルバとアークエンジェル。今回の戦闘は凄い！凄すぎる！誰だろうこの流れを考えたのは。いつもは無防備に敵前で合体するインパルスですが、今回はミネルバがジャミング弾を撃ちセンサーが効かない内にこっそり合体。ミネルバの攻撃を回避指令が出ないうちからとっさに避けるノイマン最高！いや～、さすがノイマン、こんな操艦は君にしか出来ない。ちょっぴり天使湯がどうなっちゃったか心配になったけど。

投降を呼びかけるタリア。「海へ。カガリをオーブに。それを第一に。」キラの指示に心が決まったマリューさん。「だからこそ、ここで今消えるわけには行かないのです。」格好いいな～、マリューさん。あの時に美人さんが艦長さんだなんて～と驚くアーサー。タリアさんは感づいていたみたいですね、あの時の技術者はただ者では無かったと。

そして再開される戦闘。インパルスのものすごい戦闘！「だがあの機体は絶対にコックピットを狙わない。」レイが見いだしたフリーダムの弱点。そしてステラの敵フリーダムを絶対に落とすというシンの気迫。押されるキラ。シールドを投げ、そこにライフルのビームを反射させてフリーダムを狙撃。頭部を破壊されればチェストパーツごとフリーダムに当て、それをコアスプレンダーのバルカンで爆破させてフリーダムにダメージを与える。腹部をサーベルで斬られそうになればレッグ部を分離してかわし、そして合体無しにソードシルエットを活用。ブーメランでフリーダムを追いつめ、エクスカリバーで刺したーーー！凄いよシン。こんな戦い方ができるなんて。キラは好き好んで不殺な戦い方をしているんだ。そんなふざけた奴に、君は真剣勝負を見せてやったんだ。さらばフリーダム。さらばキラ・・・（いや、ストフリにキラが乗るってことは、キラ死んでないんだけど。）アンチビームシールドは陽電子砲は防げても、対艦刀は防げなかったか。シンはコックピットを一刺ししたつもりだったんだよね、きっと。だけど残念、フリーダムのコックピットの位置は胸部なんだよね～。

フリーダム、今までありがとう。君はいつも格好良かったよ。黒青白のシンプルな色合いと大きな翼。君のことが大好きだったよ。もちろん今度発売のコズミックリージョンのフィギュアも買うよ。あぁ本当に君がもういないだなんて信じられないよ。あぁ・・・