moiのブログ~日々のカフェ

北欧&フィンランドを愛するカフェ店主が綴る日々のあれやこれや

Timoグラス

2004-12-10 23:19:46 | コラム、というか
れぞフィンランド・デザインの粋!

ティモ・サルパネヴァのデザインによる究極のグラスがついに入荷しました!前回のブログでもふれましたが、ティモ・サルパネヴァといえばシンプルかつ機能的というフィンランドデザインの特長をもっとも明快に表現するデザイナーとして、いまや名実ともにフィンランドを代表する「巨匠」のひとりといえます(親しみのあるところでは、おなじみイーッタラ(iittala)のロゴデザインもティモの仕事ですね)。そしてその彼をして「会心の出来」と言わしめたのが、この『Timoグラス』(2000年)なのです。

お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、moiではオープン以来このグラスを愛用してきました。日常で使ってこそ真価を発揮する、そんなグラスです。でもコレ、あんまりショップとかで見かけないなぁ、という方いらっしゃるかもしれません。そうなんです。じつはこの商品、世界的に欠品状態がつづいていたため1年以上ものあいだ街のショップから完全に姿を消していたのです。そしてこのほど、再入荷したとの連絡を輸入元よりいただき、ようやくmoiでも扱わせていただけることになりました。めでたしめでたし。

では、いったいこのグラスのどこがそんなに優れているのか、実際の使用感からえた感想を箇条書きにしてみましょう。

● HOTでもICEでもOK!
耐熱仕様なので、冷たい飲み物はもちろん、温かい飲み物でも大丈夫。しかも、側面のガラス部分が一部厚くなっているため、手でもてないほど熱くなるということもありません(もちろん個人差はありますけど)。そういえばフィンランドでは、カフェラテをグラスでだすカフェって多いですね。

● たっぷりサイズで使い勝手よし
容量は、ふつうのグラスよりかなり大きめ(余裕で300CC以上入ります)。お茶やジュースはもちろん、ビールなどにも「おしゃれなジョッキ感覚」でどうぞ。「ちょっと大きいかな」という印象があるかもしれませんが、男性から女性、子供までしっくり手になじむようフォルムに工夫がなされています。ぜひ実際に手にとってみてください。

● 洗いやすく、いつでも清潔
口の部分の直径が84mmと大きいので、手を入れて底までしっかり洗えるのが気持ちいいです。

● とにかく「頑丈」です
業務用にせよ家庭用にせよ、「頑丈」というのは最高のポイントですよね。このグラスの製造は「強化ガラス」で有名なフランスのメーカーが手がけています。ぼくは仕事中よくぶつけたり落としたりするもので、このグラスの「頑丈さ」は身をもって体験済み・・・?!

● 安い!
合理的な生産システムの導入により、北欧デザイナーによるプロダクトにもかかわらず1個あたり840円(税込み)というロープライスを実現しています。

と、こんなふうに書きつらねていったらキリがないほど、この『Timoグラス』は「万能」なのです。ちょうどいまの季節には、画像のように「グロギ」(あたたかいフィンランドのクリスマスドリンク)をつくってこのグラスで飲むのもいいですね。とにもかくにも、この冬いちばんのおススメ商品です。

■ ティモグラス[The Timo Glass] ■
カラー /クリア
材 質 /耐熱ガラス
サイズ / 約φ89xH110mm
ブランド/DESIGN HOUSE Stockholm  <made in FRANCE>
デザイン/Timo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)
価 格/4個セット 3,360円(税込み) 1個あたり840円!

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぽてっ (yuri)
2004-12-12 23:24:21
とした様子がいいですねぇ

マスターの力の入り具合におもわず笑って(失敬なっ)いや、買ってしまいそうです。。。

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好きなもので・・・ (moi店主)
2004-12-13 13:17:38
yuriさん、こんにちは。



われながら、力入ってますねー(笑)。いや、でもホントいんですって、コレ。

それにぢても、気に入っているものをひとにすすめるって難しいですね・・・
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お気に入り (yuri)
2004-12-13 13:35:37
最近、気に入ったもので生活をしていくというのはとても大事だと思うようになりました。

思い入れのあるものは大事に使うしいちいち幸せな気分になりますね。



そういえば堀井和子さんのキッチンにはゴミ箱がないそうですよ。

気に入らないものを置くくらいならは多少不便でも構わないという。。。

さすがだなーと思いました。

徹底してらっしゃる。
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それにぢても(笑) (moi店主)
2004-12-13 21:36:51
ぼくには、堀井和子さんのようなストイックな生活はとてもできそうもありません。なにせ「紙物好き」なもので、いらないフライヤーなどが部屋中に散乱しています・・・。大掃除がいまから憂鬱。
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