目玉のつぶやき

平成12年、14年、18年生まれの子供たちの育児に関することと目玉マニアの仕事に関するグチなんかを気ままにつづってます。

白内障と寿命

2005年06月28日 | Weblog
白内障の種類によってその人の余命が大体わかるとの発表があった。
ほんまかいな?と思うが、とある種類の白内障では術後その人の余命は3~5年だそうだ。
いやいや、平均で出したからみんながそうではないのだけど。
白内障=加齢性疾患 なんですよね。一般的に。
白内障になる=老化が進む=肉体が衰えている という公式が成り立つのかな?
そこにメスをいれ、白内障を除去。視界良好となり日常生活が快適になる。そして元来の体力以上の行動をとり、知らないうちに体に負担がかかり死期を早めるのではないかとの説もあるそうです。
白内障の手術はかれこれ1500例ほど介助してきましたが、死期を早めているとは思いもよらなかったです。
そして今日も診察室で「日常生活に不自由があるようなら手術適応ですね。」な~~んて言っているのである。
確かにすっごい元気な高齢者は白内障もさほど進んでないですわ。もうすぐ100歳のおばあちゃんで視力1.2の人がいる。彼女は坂道を30分かけて歩いて通院してくる元気者。白内障の手術をする頃は150歳ぐらいかな。(笑)
医学の進歩は良かったのか悪かったのか?謎である。

今日から再び

2005年06月26日 | Weblog
今日からgooでブログをはじめようと。今まで書いていたサイトはなかなか使い勝手が悪く、ちょっと飽きたのもあるし。

仕事で驚いたことを書いておこう。
Oクリニック(眼科)に来た患者さん。美容整形で目を二重にしたがその後から目の調子が悪いので診てほしいとの事。
診察の結果特に角膜(黒目)には傷などなくゴロゴロするのは二重の手術のときの糸の加減であろうと思われた。美容外科での対応に不信感があるそうで、まったく関係のないOクリニックで美容外科の不信感をぶちまける。診察していたM先生も「いや~~ここで言われても。それはあなたが手術した病院で言うべきでしょう」としかいえない。(当たり前だわ。)
結構長く診察室に滞在され、他のスタッフがウロウロしていた。そして血相を変えてカルテ入力用のPCの前にやってきた。
「これ!間違えて打ってない?確認した?」と出してきた保険証。
名前が完璧に女の人の名前であり(どう考えても男の名前としては使わない)、問診用紙には男女の欄に記載がなかった。
保険証を見ると「男」だった・・・・・・
どう見ても女の人にしか見えず、胸もあり、髭はなく、声なんて私よりも高い。
ひえ~~~!!スタッフのお姉さんも良く気づいたもんだ。
性同一障害の方だったようです。
いやいや・・・驚きました。綺麗な人だった。
ただ、整形して目を見られたくないのか始終うつむき加減で目を合わそうとせず。ちょっと暗い感じでした。可哀想だなぁ・・・・
美容外科のなかでも手術のあまり上手でないところで手術を受けられたのだ。(以前短期間だが美容外科で働いていたことがあり、その時にどこがひどい手術を行ってるかある程度は把握できるようになっていたのだ。)
踏んだり蹴ったり(踏まれたり蹴られたりだな)の状況の患者さん。再手術してもらって楽になったらいいけど。トラブルが多いんだよなぁ・・・その美容外科。美容外科の業界では有名な話。

もう二度とOクリニックには来ないであろう人だけど、少しでも不快感が取れて明るくなってほしいなぁと思った日でした。