お江戸勤務、二日目。
小雨の中、新宿へと急ぐ。
眠らない街、新宿は朝からトラブルだらけだろう。
吹き込む冷たい風に、コートの襟を立てる。
新宿鮫のような鋭い気持ちで改札を出たら、
いきなり方向を間違えていて駅員さんに取り消ししてもらう。
いかんいかん。
今日の僕はモグラじゃない。
俺は鮫なんだ。
しっかりせねば。
この街じゃ、気を抜いたらすぐやられちまうんだ。
流れるような人の波。
歩いているといきなり肩がぶつかる!
と思いきや、皆スマートに譲り合う。
それからも
落とし物を拾って、走って届ける女子高生。
倒れたおじいを介抱する、パンクな男性。
駅員さんの丁寧な対応。
そんな光景を見ていたらいつの間にか、
僕はモグラに戻ってしまった。
でもこれでいいと思った。
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小雨の中、新宿へと急ぐ。
眠らない街、新宿は朝からトラブルだらけだろう。
吹き込む冷たい風に、コートの襟を立てる。
新宿鮫のような鋭い気持ちで改札を出たら、
いきなり方向を間違えていて駅員さんに取り消ししてもらう。
いかんいかん。
今日の僕はモグラじゃない。
俺は鮫なんだ。
しっかりせねば。
この街じゃ、気を抜いたらすぐやられちまうんだ。
流れるような人の波。
歩いているといきなり肩がぶつかる!
と思いきや、皆スマートに譲り合う。
それからも
落とし物を拾って、走って届ける女子高生。
倒れたおじいを介抱する、パンクな男性。
駅員さんの丁寧な対応。
そんな光景を見ていたらいつの間にか、
僕はモグラに戻ってしまった。
でもこれでいいと思った。
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