モグラ放浪記

生きていくこと、それこそが旅。まだまだ旅の途中です…

+悪夢+

2007-01-31 20:57:04 | Weblog
飲み会の帰り道。
ほろ酔い気分で、階段を降りていつもの地下鉄へ。

でも辿り着いたのはいつものとは違う、見たことも無いホーム。
グニャグニャの景色の向こうで電車が何本もいろんな方向へ出てゆく。

なぜか終電が気になって仕方がなかったので、
よく考えもせず目の前の電車に飛び乗った。

暗すぎる車内では大きな声で話す人はいなくて、
みんなひそひそ話。
小さな笑い声も聞こえる。
いつの間にか電車は地上を走っていた。
でも、ここがどこだか分からない。

少し不安になってきて、とりあえず空いている席を探した。

すると端っこの席に先輩や友達や小学校の頃の同級生が固まって座っていた。
みんな何も喋らずに暗い窓の外を見たり、
目を閉じて静かに寝ている。

みんなどこへ行くのか―

この電車の行き先は―

聞いても返事はかえってこない。
みんなの目だけが、やけにキラキラと闇の中で光るのが怖かった。

後を振り返ると、弟が一人で座っている。
ちょっと安心して話しかけると、
ニヤニヤ笑うだけでなにも話さない。
アルコールとは違う世界で酩酊している。

不安がまた募った頃に、電車が停まって扉が開いた。
もう限界だ。
転びそうになりながらも飛び降りて、
屋根も無い真っ暗なホームからどこに行くのかも分からない電車を見送った。

帰りたくて、とりあえず帰りたくて反対側のホームまで歩いている時に、
懐中電灯で遊ぶ子どもたちに会った。
でも何も話さない。
何も無い暗闇に明かりを照らすから、そこがなんだか無性に怖く思える。

眩暈を感じて座りこんだ










ここで目が覚めた。
びっくりするほど汗だくで、息も荒かった。

久々に「怖い」と感じた夢を見た。
でも続きがちょっとだけ気になる。

+TV出演+

2007-01-30 02:00:53 | Weblog
わたしの記憶が確かならば

小学生の頃、もしTV出演出来るならば絶対“料理の鉄人”って思ってた。
なんなんだ、美食アカデミーって!!

毎回のテーマが楽しみで、
BACKDRAFTの音楽がカッコよくて、
岸朝子の「おいしゅうございました」をマネしたり、
パプリカをこっそりかじってみたりもした。

もう甦らないのかな、アイアンシェフは・・・



今はちょっと大人になったので
“情熱大陸”でひたむきな姿を捉えてもらったり、
“ウルルン滞在記”でウルルンしたり、
“オーラの泉”でスピリチュアルチェックしてもらったり、愛の言葉を頂きたい。

特にウルルンはいい。
エンディング見ただけでも泣けてしまう。





最近、夕焼けがキレイに燃えているのでなんだか嬉しい。

+やっぱりマウスが無いと+

2007-01-28 23:17:09 | Weblog
・・・消えてしまった。
せっかく書いたのに、消えてしまった。

日記が。

いつもと違うパソコンからマウス無しで書いていて、
指で動かす慣れないカーソル操作に戸惑いながらもなんとか完成



・・・と思いきや!!
あれー!!
なんでそんなとこクリックするかなー!?

日記は一瞬で白紙になりましたとさ。

ちーん

+NO.2+

2007-01-19 22:52:19 | Weblog
突然ですが、
僕は毎日のようにお香を焚きます。
習慣のように部屋に帰ってきたら、スティックに火をつける。

家族から異臭騒ぎのクレームが来ても、
近くにいる見知らぬ人に「神社臭い!」だとか
「インド臭い!」(←行ったことあんのか!?)と言われても、
僕はやめません。

服に自分の好きな香りが染み付いていたりすると嬉しいし、
あの煙が部屋を漂っているのがナントモ言えない。


皆それぞれMY BESTなお香があると思う。
昔はナグチャンパをやチャンダンをバンバン炊いていたのだけれど、
最近は嗜好が変わったのか少しの甘さも欲しがります。
焚いた後に香りが長い時間残っているのが良いですな。

Kuumbaはお高いので、この頃よく焚いているのはアメリカ生まれのGONESH。
雑貨屋や古着屋でもお馴染みのお香ですね。

巷じゃNO.8がフィーバーしてるらしいけど、僕はもっぱらNO.2ユーザー。
GONESHからは選びきれないくらいの種類が売られているけれど、
しっくりきたのがNO.2。
ただ甘いだけじゃなくて、オリエンタルな感じとスパイシーな爽やかさが病みつきに。

僕にとってのNO.1は“NO.2”なのです。





全く話は変わってしまうけど、
今日スタバでコーヒーを飲みながら空き時間を潰していた時のこと。

急に腹痛に襲われたので、財布と携帯をポケットにインしてトイレへ。
ここにはトイレが1つしかありません。完全御一人様個室制。

鍵を掛けて、ファスナーを下ろそうとすると



・・・既に全開でした。

いつの間に・・・
少し戸惑いながらもポケットから財布と携帯を取り出し、
コトを済ませ、水を流し、手を洗って退出。

するとドアの向こうには一人のうら若き女性が既にスタンバイ。
お待たせしました!しかも臭くてスミマセン!!
コトを終えたてのトイレに他人に入られるなど男として羞恥千万。

早々に退散しようと思った矢先、己の失態に気づきました。
財布と携帯を室内に置き去りにーー!!
やっちまった・・・ここが東京の地下鉄の汚いトイレなら秒殺でヤラレているでしょう。

「早く出てきて!」「確認させてー!!」
トイレから出てきた女性に完全に怪しまれながらも個室へ駆け込み、
無事に財布と携帯を確保。
いやぁ、久々に焦りましたねー。
ナントモ言えない疲れを感じてしまいました。



さて。
今日の日記は遠からず「臭い」に関する二本立てという
思いもよらない豪華版となりましたね。
こんな疲れた日はオリエンタルな香で癒されたいと思います。
それではまた次の日記でお会いしませう。

+いらなくなったらいる人へ+

2007-01-16 18:20:01 | Weblog
1月14日(日)

生涯初のフリーマーケットに参加してきました。
従兄弟のお父さん、
つまり僕の叔父さんが奇跡的な確立で出店の権利を勝ち取ったのです!

何しろ初めてのことなので、
とりあえずは自分の部屋に眠っているブツを掘り出すことに。
運ぶ手間を考えるとあんまり沢山は持っていけません。

とりあえず、
・聞かなくなったCD
・読まなくなった小説
・ジュースやお菓子のオマケ
・使わなくなったノース・フェイスのメッセンジャーバック
を出品。

目標は5000円越え。もちろん完売。
売り上げしだいで晩御飯がラーメンor焼肉になるのです。
そんな今回の目玉商品はノース・フェイスのバック!
ブランドネームを使って高額で売りたいと思います☆


朝の9時過ぎに市役所前に着くと、
すでにたくさんの人が集まって売ったり買ったりしています。
楽しそうー♪

広場の真ん中・ちょい西寄りという好ポジションを陣取った叔父さんを発見し、
挨拶もそこそこに店開き。
もう戦いは始まっているのです!!
CD1枚→300円
小説一冊→200円
オマケ→10円
そして目玉のバックは5000円というフリマを無視した値段設定でスタート。

午前中は人の流れも多く、売れ行きも上々。
オマケも飛ぶように売れていきます(笑
そして1時間も経った頃、
アウトドア好きに見える男性が立ち止まり、バックを手にしました。

「そのバック、オススメっすよ・・・」

値段設定は5000円ですが、
なんとか2000円くらいで売りたい!
安くされるなら売らねーよ!くらいの気持ちでこのバックだけは強気に商売。

「お兄さん、いい人そうだから2000円にしときますよ・・・」

一見静かに見えて、
実は水面下ではお互いの心理状況を読んでいたかどうかは知らないけれども
長い値段交渉の結果、
この一言で勝負が決まり、僕の手には2枚の紙幣が握られることとなりました。
お買い上げありがとうございまーす!

午前中で僕が持ってきた大方の商品は売れてしまい、
昼からは叔父さんが持ってきた大量のポケモンぬいぐるみを
1匹10円という低価格で流していました。

途中雨が少し降ったりもしましたが
夕方4時に終了の声が響き渡り、初のフリマは幕を下ろしました。
財布の中を見てなななんと、
驚愕の7000円です!!
しかも完売!!

叔父さんも1万3千円超えということで、
2人合わせて2万円という善戦でした。
いやー、はまってしまいそうですなフリマ。

その夜、焼肉を堪能しながら次は何を売ろうかなぁと思いを巡らすのでした。

+自分も いつかは+

2007-01-13 21:48:31 | Weblog
先日、本屋をプラプラしていた時のこと。
本の帯に書かれていたこんな言葉が飛び込んできた。

『よく生き、よく死ぬ』

・・・なんか頭からこれが離れない。
グルグルグルグル廻っている。

「よく生き」
これは何となくイメージが湧くし、分かる気がする。
素晴らしい毎日の積み重ね。
一生懸命な姿。

でも、「よく死ぬ」
これがひっかかるんだな。
カッコヨク死ぬ、ということとは違うのかな?
映画のヒーローみたいに。


死についての解釈は民族や宗教、個人によって解釈は様々。
一生に一回しか経験出来ない上に、そのニュアンスを伝える術が無い。
おぉ、困ったぞ。
周りでは絶え間無く生と死が起こっているのに・・・


僕は考えが行き詰ってくると、
あまりヨロシクナイ方向へと旅立ってしまう傾向にあります。
テオクレにならないうちに、手法を変えてみた。

『死にカタログ』という本があって、
まさにこんな時に手元にあったらいいなの一冊。
買いました。
そして読みました。



・・・とても読みやすい本です。
死について様々なアプローチがされていて、客観的な情報が得られる。
不謹慎かもしれないけど、中には思わず笑ってしまうようなイラストも。

読んで分かったことは、世の中にある死のカタチでは
「生きている世界」(この世)

「その後の世界」(あの世)
というカタチが多いそうです。
この2つの世界を区切るのが「死」という境目。

なるほどねー。
でもこの本を読んだだけでは「よく死ぬ」ということには辿り着かない。

本を読んでも、
考えて考えても答えに手が届かない。
なんて恐ろしい。

いや、本当に恐ろしいのは、
考えたり本を読んだりすれば正解に辿り着くと思っていた
自分自身の思い込みに気づいたこと。

本に正解が書いてあるわけじゃない。
絶対とか、万能ということは本当は存在しないんじゃなかろうか。
その時感じたことを自分の中で噛み砕いて取り込まなければ意味が無い。
言葉を鵜呑みにして分かったフリをしている・・・なんて危険なんだ!



ちょっと疲れてきたので一息つきました。
大好きなコーヒーを飲みながらふと思ったのは、
「自分もいつかは死ぬんだな~」
ということ。

こればっかりは仕方ないんだなぁ。

だから今は
コーヒーがおいしいとか、
好きな服や音楽を探したり、
友達とのクダラナイ電話がおかしかったり、
きれいな風景に「きれいだな」って純粋に思えたり、
好きな人を大切にしたり、
そんなことを自分で分かっていくことくらいしか出来ない。

でも、それが出来れば上出来だと僕は思う。





なんでこんな日記を書こうと思ったかは分からないけど、
今の自分の考えを整理したかったから書いてみた。
 
いつかは出会う「死」という瞬間について。

ちょっとずつだけど僕らは毎日死に向かって生きていくわけで。

楽観し過ぎず、悲観し過ぎずに。

生きていくしかないんでしょう。

+仕事始め+

2007-01-06 03:17:30 | Weblog
仕事と言っても「バイト」ですが、今日が今年初のバイトでした。
去年は有終の美を飾れなかったので、
今年は1回1回のバイトを大切にしていこうと思っています。

このバイトもすでに4年目。
長いねぇ。あっという間やったねぇ。

無事に卒業出来ることを前提にして、
残り3ヶ月。
しっかりやっていかねば!今以上に。

仕事をちゃんとこなすことは当たり前で、
これからはバイト中の表情をもう少し穏やかにしようと思います。
感情がすぐに顔に出てしまうので・・・
営業職に就こうとしている人間にあるまじき行為!
戒めます!!

さぁ明日もバイトバイト。
稼ぐぞー!

+立ち返る+

2007-01-01 20:56:06 | Weblog
一年の計は元旦にあり。
正月でもなけりゃ、目標も立て辛い。
目標が立たなければ、三日坊主にもなりまへん。



大晦日に購入したデニムに貼ってあったワッペンに
こんなことが書いてありました。

“I NEED A MIRACLE EVERYDAY!!”

ステキな言葉ですね。

奇跡のような刺激に満ちた毎日。
非常に魅力的な響き。
そんな毎日を送るにはどうすれば良いのか。

正月早々、ボンヤリと考えた。

毎日とは同じことの連続。
同じ事を当たり前にしないためにはどうするか。





・・・難しい。

なんかいろいろ考えすぎてダメになりそうになった。
そんな時は自分の原点に立ち返ってみようと思う。

“初心忘れるべからず”

こんな言葉がふと頭をよぎる。
基礎とは余分なものを削ぎ落とした後に残る一番大切なモノだそうだ。
最初に自分が得たこと、
本当に大切にしなければならないことを見失わないように。

そうすれば前進することも、挑戦することだって出来るだろう。



とまぁ小難しいこと言ってても、
基本的には楽しそうな方向へフラフラと向かって行きたい。

さてさて。
今年はどんなことがあるのかと思うと、
ワクワクドキドキしてきますな♪