ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
よろしければ
ご感想をお聞かせください。

石川「加賀屋」: 台湾へ進出 日本の老舗温泉旅館が人気↑

2010年09月07日 10時20分57秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「石川「加賀屋」台湾に登場 「温泉旅館」輸出 配ぜん、お酌・・・老舗のもてなし 注目」という記事がありました。

「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で30年連続1位の「加賀屋」が、台湾からの来客が多数で、リピーターも多いため、台湾に進出し、12月にオープンするのだそうです。

加賀屋は、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」(旅行新聞新社主催)で、30年間連続1位を誇る老舗の温泉旅館です。
客室係のきめ細かい「おもてなし」はすばらしいと有名です。

加賀屋には、台湾人観光客が年に8千~1万人が訪れ、富裕層を中心に人気で、リピーターも多いのが特徴です。

この度、加賀屋は、台湾に進出し、12月にオープンすることになりました。

地元の不動産開発会社「日勝生活科技」との合弁会社で経営し、「日勝生加賀屋」の名称となります。

台北から車で30分の北投温泉に、地上14階地下4階、90室の旅館で、建設費用は約60億円です。

料金は、1部屋を2人で利用した場合、1人あたり3万2千円からの予定です。
お客さんの比率は、台湾7、日本2、東南アジア1を想定しています。

食事は、本家の加賀屋とほぼ同じ会席料理で、前菜、お造り、焼き物、煮物、蒸し物など12~13品が出ます。

温泉は、源泉かけ流しの和風大浴場、家族風呂があり、客室は80%以上が畳の和室です。

接客も、70~80人が着物姿で接客し、接客係の台湾人女性は、1月から日本の加賀屋でもてなしのノウハウを学びました。

「正坐に苦労しているようですね」(加賀屋の鳥本政雄専務)

実際に研修を受けた台湾人女性(26歳)は、
「台湾と日本のサービス内容は、ほぼ同じです。でも、台湾はお客様から要望があってからサービスするのに対し、日本ではお客様から言われる前にサービスすることが大きな違いです」と話します。

日本の温泉旅館の経営ノウハウは、外国から注目されていて、昨年開催された「国際温泉会議」には、海外から多くの参加者がありました。

最も多かったのは、ロシアで、カムチャッカ半島の温泉地を生かそうと、草津温泉なども見学して帰りました。

加賀屋の島本専務は、「今回のオープンは、日本の温泉旅館文化の『輸出』です。成功させて、ほかの地域や国に広げたい」ということです。
---------------------

温泉旅館を1つ作るのに、60億円かかるのですね。

1人3万2千円からの料金は、日本でも高めの料金設定でしょう。

そこに、これだけ多数のリピーターがあるということは、富裕層の需要が高そうです。
中国からの台湾加賀屋への来客は、難しいのでしょうか。


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへ


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (日本と台湾をこよなく愛する男の物語)
2010-09-07 13:04:01
こんにちは。
日本の温泉旅館をそのまま台湾で再現するんですね。
日本の温泉旅館文化の『輸出』というのは面白い発想だと思います。
後で、朝日新聞を見てみようと思います。情報ありがとうございました。
返信する
日本と台湾をこよなく愛する男の物語さんへ (モカ)
2010-09-08 07:18:49
コメントありがとうございます。
日本と台湾をこよなく愛する男の物語さんは、日本と台湾の両方をよくご存知なのですね。
台湾は、日本観光客にとっても人気の場所ですね。
返信する

コメントを投稿