2アウト満塁!

Hi!yoccoで~す

続ラパスからタウアへ

2015-03-31 | ボリビア

バスから四駆に乗り換えて・・  まだ、これまで以上の距離を走らなくてはなりませんが
見るもの全てが新鮮な上、撮影やトイレなど休憩を取りながらなので、苦にはなりません

休憩中の街角で

リャマの群れに出会うたび・・ 車を降りて撮影(笑



給油休憩の街で

絵本に出てくるような、かわいい教会

おばあちゃんと女の子

トゥヌパ山

鉄分を多く含む赤い岩と硫黄分の黄色で山頂付近が美しく彩られた標高5400メートルの山です

ホテルはトゥヌパ山麓にありますが、ぐるりと回った反対側なので、まだまだ先です

途中の夕景



ラパスを出発して14時間余・・ やっとトゥヌパ山麓タウアの、塩のホテル・TAYKA DE SAL に到着!
天井も塩!壁も塩!ベッドも塩! 塩の上から漆喰が塗ってあります
ただし、シャワールームだけは塩ではありません
遅い夕食をとった後、持参した長靴に履き替え ウユニ塩湖に入って満天の星空を見ました
夜空にほの白く横たわる天の川は、「女神ヘラの母乳が流れた」と言われるギリシャ神話の
ミルキーウェイそのものでした そして南半球ならではの南十字星もはっきり見てとれました

・・が、水の中に三脚を立てての星空撮影は力不足で納得いかない出来でしたのでボツです

15.02~03ボリビア旅行・タウア・塩のホテル・タイカ デ サル・MAGIC HOUR
 

ラパスからタウアへ

2015-03-28 | ボリビア

3日目の早朝 ラパスを出発、バスと四駆を乗り継いで、いよいよウユニ塩湖北岸のタウアを目指します

ラパスからオルーロにかけて標高3500~4000mの平坦な土地が広がる、この地域をアルティプラーノと言い
冷涼で乾燥した厳しい気候条件のため大木はほとんど無く、赤茶けた大地が延々と続きます
雑穀のキヌアや塊茎類、マメ類、麦類などの農耕のほか、羊、リャマ、牛などの放牧が行なわれています

4時間半近くかかって、お昼前にオルーロの街に着きました
オルーロの街は1606年、ウル族エリアの銀採掘の拠点として創設されました
銀山が枯渇すると、街は放棄されますが、19世紀後半に錫鉱山として再建されました
一時的には、世界で最も重要な錫鉱山となったものの、徐々に資源が枯渇しており
オルロは再び衰退の局面に入りましたが、近年、リチウムの開拓が期待されています
一緒に少年の写真を撮っていたKさんが、その場でプリントアウトした写真を上げると
目の前で、何を始めるのだろうと怪訝そうだった表情も一変して笑顔になりました

バスの中から・・
レンズを向けると、にこやかに手を振ってくれましたお母さんとお買い物?とっても嬉しそうな女の子
笑顔でカメラ目線の、屋台の子供服屋さん屋台のジュース屋さん

オルーロは、フォルクローレの里としても、南米三大祭りの一つ「オルーロのカーニバル」でも有名な街です

「お面がちょっと怖い」とのコメントをいただきましたが・・
それもその筈、「ディアブラーダ」は『悪魔の踊り』なのです


朝食は車中でサンドィッチとリンゴを食べただけなので、少々お腹も空いてきました
オルーロのレストラン
"NAY JAMA" で昼食

ジュース類とサラダは
全員いっしょ
メインは、ラムorチキンorパスタだったかな?
野菜のパスタの量がすごく多くて食べきるどころか、かなり残してしまいました
パスタ以外をオーダーした人も全部食べられたのは若い男性だけでしたが
地元の人は、大人ばかりか10歳前後の女の子でさえもほぼ完食でした

オルーロにはウユニ行きの列車が出る駅があります

でも、私たちはここでバスから四駆に乗り換えてウユニに向かいます


15.02~03ボリビア旅行・アルティプラーノ・オルーロ・うまいもん
 

ラパス2日目

2015-03-21 | ボリビア

アイマラ美女集団


ラパス2日目は、世界遺産 ティワナク遺跡見学です
その前に、先ずは腹ごしらえ・・
ホテルでビュッフェ形式の朝食です
なぜ、朝食まで事細かに載せたかと言うと・・ 期待以上に美味しかったから(笑
こんな高地にどうしてトロピカルフルーツがいっぱいあるの? と思いませんか?
忘れがちですが、ボリビアにはアマゾンという熱帯雨林地域もあるからなんです

さて、本日のメイン「ティワナク遺跡」見学です
ティワナクはラ・パスから72キロ、標高約3700メートルに位置する高原地帯にあるプレ・インカ期の遺跡ですが
放棄後900年近くの間には風化も進み、またスペインの侵略後、建材として利用するために破壊されたり
詳しい調査は難しいようで、世界遺産に登録されているわりにはあまり整備されているとは言えません
カラササヤ
遺跡の中心部分で、中には「太陽の門」やいくつかの石像がありますが、現在のカラササヤは、復元されたもので、しかもかなり間違った復元と言われています
「太陽の門」は元の位置ではなく、本来あった場所は不明だそうです

【太陽の門】

【南十字(アンデスの星】

【ポンセのモノリート】

「モノリート」とは1つの石で出来ているという意味で、「ポンセ」は発見者の名前だそうです
ティワナク文化は紀元前3世紀から後12世紀頃に栄え、優れた治水技術や石造技術を持っていました

遺跡の近くには羊飼いの、シャイな女の子がいました

そして、シャイな羊飼いさんの妹たち


レストラン・パチャママで昼食
私の食べたものは下段中央のキヌアスープから3皿
チューニョと呼ばれる乾燥ジャガイモ(上段中央)は、アンデスならではの気候を利用して
外に放置して冷凍と解凍を繰り返した後、足(?)で踏んで水分を出し陰干しにしたもの
手間暇かかるので生のジャガイモより高いのですが・・
独特の臭みがあって、お世辞にも美味しいとは言えませんでした

帰路

手を伸ばせば雲もつかめそう

夜は、ホテルから歩いて5,6分の日本料理レストラン ふるさと
左と中央は夫の食事、私はきつねうどん お味は想像にお任せします


一昨日の夜、NHK総合の「地球イチバン」で 世界一平らな大地 ボリビア・ウユニ塩原 を放送しましたね
このブログも、いよいよ次回はウユニ塩原に向かいますが、書こうと思っていることと放送内容が酷似して
いて、同じ表現をしていいものだろうか・・ ちょっと戸惑っています
「地球イチバン」の再放送をご覧になりたい方は、来週木曜(水曜深夜)午前2:15~3:05 です
これまでテレビにはあまり登場していない、私たちが3連泊したトゥヌパ山麓のインカの村も紹介されました
それから... 放送の中で、先日アップしましたリャマの胎児のミイラを、キヌアの儀式で燃やしていましたよ



15.02~03ボリビア旅行・ティワナク・ラパス・うまいもん
 

ラパス@ ボリビア 午後編

2015-03-16 | ボリビア

すり鉢状のラパスの街を少しだけ散策した後は、不要な荷物をホテルに預けて、昼食と月の谷へと向かいます
可愛いホテルとレストラン施設を持つ PLAZA Oberland で昼食です
しかし、お菓子の家の魔女に囚われたヘンゼルよろしく、長時間 座席に座りっぱなしで食っちゃ寝、食っちゃ寝の機内食攻めでは食欲も沸きません

食後は月の谷へ
月の谷ではアイマラの民族衣装をまとった女性が出迎えてくれました
ペチコートで膨らんだスカート、上着の上にショールを羽織るスタイルは
植民地時代のスペイン人のファッションを、三つ編みにした頭にちょこんと
のせた山高帽は20世紀初頭に来たイギリス人を、真似たものだそうです
ボルサリーノ製山高帽、金や銀製アクセサリー、アルパカのショールなど
材質にこだわったものから一般的なものまで、ピンからキリまであります

侵食された岩が月面のように見える『月の谷』

思ったほどの規模ではなかったので、入り口近くの展望台から見ただけで、月の谷の散策はパスして
近くの木から飛び去った ハチドリ が戻って来るのを待ちましたが、姿を見せることはありませんでした

ホテルにチェックインして 長かった空の旅も、ようやく人心地付きました
高地順応のため、ラパスで最も標高の低いホテルCAMINO REAL(3300メートル)に2連泊します
南米最貧国と言われるボリビア
ホテルの設備が気掛りでしたが
ゆったりとした室内、バスルームも清潔でシャワーの勢いも
でも、高山症状が起きないよう、お風呂には入られません

ホテルの夕食
鶏肉、魚、牛フィレステーキ、サーロインステーキの中からメインディッシュを選ぶ以外はビュッフェ形式
私の食事は・・
初めて食べたパイナップルやバナナのフライがけっこう美味しかったですね~
牛フィレステーキは300グラムもあって食べきれません、さん残してごめんなさい
プリンは・・ ま、こんなものでしょう


15.02~03ボリビア旅行・ラパス・うまいもん
 

ラパス@ ボリビア

2015-03-13 | ボリビア

成田 ダラス、ダラス マイアミ、マイアミ ラパス
成田を発って、およそ26時間余・・ やっとボリビアにたどり着きました
それでも、これが一番効率よいトランジットのコースだそうです
ま、すぐに睡魔に襲われる私はさほど苦にならないですが・・

ラパスの玄関口は近郊のエル・アルト国際空港、世界一高所の空港です
いきなり標高4070メートルの空港に降り立ったのですから、高山症状で不調を
訴え、ラパスの街歩きをパスした人もひとりやふたりではありませんでした

展望台からすり鉢状のラパスの街を見下ろす
行政・立法府のある、ボリビアの事実上の首都ラパス(憲法上はスクレ市)
富裕層は、標高の低い地域に居を構え、貧困層エリアは、人口の増大に
伴い、住みづらいすり鉢状の斜面に貼りつくように上へと伸びています
晴れていればラパス市内どこからでも眺めることができるイリマニ山は
レアル山群を含むアンデス山脈の東山脈の最高峰です

富士山程度の標高まで下りてきました

ラパス市民が集うムリーリョ広場
独立運動で戦った英雄、ムリーリョの名が付けられた広場周辺には植民地時代の優れた建築物が集まっています 右はネオクラシック調のファサードとステンドグラスの窓が印象的なラパス大聖堂、その隣は大統領官邸です
コリント式の柱と大きなドーム(時計台の後ろですが、ドームと分かるでしょうか・・ )が目を引く、歴史あるパラシオ レジスラティボ (国会議事堂)



ムリーリョ広場と大統領官邸の衛兵
「独立運動の英雄に敬意を表してムリーリョ広場と命名する」とでも書かれているのでしょうか・・
各地にある距離標識の起点は
ここになります

19世紀の軍服に身を包んだ衛兵が大統領官邸入り口を守っています

ラパス大聖堂内

ボリビアの国旗と国章
2006年、ボリビア初の先住民出身の大統領が誕生し、国名も'09年にボリビア共和国からボリビア多民族国となり、国会議事堂には従来の国旗と共に多民族を表す旗(右)も掲げられています
中央の盾の下部にある10の星は、現在の9つの県と、チリに占領されたリトラル県を象徴、そして国獣のアルパカ、山と平野はボリビアの地理を表示し、木(林業)と小麦(農業)は国家の資源を象徴しています
また左右に三つのボリビア国旗が配置され、その陰にあるマスケット銃は闘争と独立を、斧と赤いフリギア帽は解放もしくは自由を、月桂樹は平和、コンドルは国家と自由を防衛する意思を象徴しています


サルテーニャ
ムリーリョ広場には色々な屋台も出ていて、何やら美味しそうな匂いに誘われて、ちょっと買い食い?
撮ってもいい?と聞いたら
即答でOK!だったけれど・・
食べるのに夢中でカメラ目線はもらえませんでした(笑
サルテーニャ(平たく言えばミートパイかな)
カレー味の鶏挽き肉を小麦粉の生地で包み、オーブンで焼いたもの
10センチくらいの大きさで餃子のような形、とてもジューシーなので肉汁がこぼれないように食べるのにひと苦労でした

魔女の市場
魔女の市場では、家を新築した時に埋めると言うリャマの胎児のミイラや薬草、
アンデスの神様パチャママに願をかける時の様々なまじない用品などを売っています
新築の際に土に埋めるリャマの胎児のミイラ
小さくて黒っぽいミイラはおまじないの際に燃やすと聞いたような気がします
虫のような形の金運のお守り、PURU(プールー)は植物の実が自然にクルクルと巻いて、こうなります
Cちゃん、Kちゃん、お土産に買いましたよ!(笑
魔女の市場だからと言っても、アンデス地方特有の織物や楽器などまともな物も売っています
これはサボテンの実

写真の整理が追いつきませんので、今回はここまでです

15.02~03ボリビア旅行・ラパス・うまいもん
 

お久しぶりですぅ♪

2015-03-08 | もしかして雑記帳?

数日前にボリビアの旅から帰ってまいりました
洗濯物と言う名の、旅のみやげが山ほどあり・・
洗濯機とアイロンを酷使して、毎日奮闘しております
旅行は好きだけど、帰宅後のこれがね~~(笑
でも、そんな毎日でもいいことがありました
帰宅してすぐ、郵便受を見ると・・
ひと足早い春が届いていました
京都のamesyoさんからホワイトデーにと・・
春風に乗って舞い踊る桜と傘を描いた
永楽屋さんの新作、なんとも京都らしい手ぬぐい
可愛いでしょう

そして昨日は静岡のかっちゃんから仇討と称する品々が・・
キーホルダー、ベッドサイドパレット、切り込みの入った細い革は三つ編みクイズ用
キーホルダーは二枚、パレットは三枚も革を貼り合わせて作られたとか
箱の外装はパリの地図の帆布で、中はパリジェンヌのブラウスをイメージ
過日投稿の(私の)フランス旅行で思い付いてんよ
保証書 如何なる事情で破損しても新品と交換します
すべてが手作りに、感激です

お二人とも、ありがとうございます
大事に使わせていただきます