ねこやま

徒然備忘録

果つる底なき / 池井戸潤

2012-01-06 15:47:22 | あ行作家




元・三菱銀行員、35歳の新鋭が内幕を抉る

新しい金融サスペンスの誕生!

債権回収を担当していた同僚が死んだ。
謎の言葉と、不正の疑惑を残して。
彼の妻は、かつて「私」の恋人だった・・・・・。
先端企業への融資をめぐる大銀行の闇に、私は一人、挑む。









































はっきりいって、おもしろくないとゆうよりも、意味がわからなかった。
なんでかって、わたしはこういう出来事に日常を置いていないから、わからなかったのだ。
22さいにして、これでいいのか、と思うが。
わからないところはわからないんだから、しょうがない。
恥ずかしいけど、債権だの、融手だの、手形だの、決済だの、なんだの、わからないのだ。
だから、ただただ、文字を追っているだけで、話の流れはつかめるけども、
なぜ殺されなければならなかったのか、とか
その動機とかがはっきりしてからも、わかんなかったのだ。

とにかく、この人が不正をはたらいて、この人が横領して、影で糸引いてたのがあの人で、
この会社を買収しようともくろんでいたとか?

わかんないんです、難しいことは・・・・・。



だから例えば、
銀行員の人。
銀行から融資してもらって、事業を起こしてる人。
まー、分かる人が読めば、すごくおもしろいに違いない。

わからないなりにも、最後の章は読み終わるまでご飯食べるの後回しにしたし・・・・。
その筋の人が読んだらおもしろいだろう、ということだ。
いやでもしかし、こんな銀行の闇の部分を書いてて文句いわれないのかなーって思う。
それは、警察関連の本とかにもいえることだけど。



こういう銀行とか医者とか警察なんかの組織では、
手柄とか、地位とか、派閥だの、そういうものたちがすごく重要なんだなー。
どろどろしてるもんなんだなー。
フィクションなんだろうけど。


2005.03.16


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2 コメント

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得手不得手^^ (ちわわんこ)
2012-01-07 11:16:50
私は結構好きな部類です^^
何故か企業系+推理は好物です

事実は小説よりも奇なり と言いますが
長銀・山一証券倒産関連の本も金融推理小説も
ジャンルが違えど現実なのか架空なのかと境が
無い位「現実会社内ならあり得る」部分が多々
有る事が読ませる魅力かも知れません^^
概読でしたか? (ねこやま)
2012-01-07 14:57:18
わんこさんならストライクゾーンですね。
わたしに言わせれば外角高めぎりぎりってとこでしょうか。

山一証券といえば社長の土下座?が印象的ですね。
謝罪会見みたいなのしてませんでしたっけ・・・
幼心にも“社員は悪くありません”という言葉だけは覚えています。
わたしも株でも買えば興味がわくかもしれません。

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