water steppe memo

日々、考えていることをここに記します。
ブログと呼ばずに「日記」としたいところです。

サンシャインシティ探訪 その3

2009年06月30日 23時26分17秒 | 街歩き
サンシャイン60展望台のソファでゆっくりした後、サンシャイン水族館に向かいます。

時間もやや遅かったので、アシカショーは終了済み、残念。広場の端の方で、
「キャーキャー、卑怯者~!!」
という黄色い声援が飛んでおりました。何か、と思い近づいて見ると

フェネックの兄弟(姉妹?)が丸くなって寝ておりました。カワユ~イ、ヒキョウモノ~!!

水族館の中に入ると、勿論色々な生物がおりましたが、

暗いので携帯カメラではちょっと無理があります。ちなみに、この写真はアザラシさんです。流線型の黒い物体にしか写っていませんね、残念。
サンシャイン水族館では貸切パーティーもできます。昔、職場の新年会だかなんだかでやった事がありました。そのとき、メインの水槽にはシロイルカさんがいらっしゃったのですが、パーティーが始まるとカーテンで隠されてしまい、残念に思った記憶があります。今回、その水槽にはラッコがいました。ラッコって結構でかいですよ。
あと、脱走犯として有名なミナミコアリクイのタエさんもいらっしゃいましたが、巣箱の中でお休み中で、そのお顔を見ることはできませんでした。

一通り遊び終わった頃には、仕事終わりの人々が街に溢れていて、世界も暗くなってきていました。
「餃子、沢山食べましたし」
「アイス、沢山食べましたし」
「カフェでエスプレッソダブルも飲んで」
「(実はタピオカミルクも一人で飲んで)」
そろそろ帰りますか、とその日はおしまい。晩御飯も食べないで、今日はお別れ。

サンシャインシティ探訪 その2

2009年06月30日 22時19分21秒 | 街歩き
ナンジャタウンのベンチでゆっくり会話などをしておりますと、向こうの階段を登ってこられるお姿。あれは、

ナンジャタウンの建国者であり、1万匹に1匹といわれる雄の三毛猫ナジャヴさんではありませんか。これはこれはと、写真を撮りましたら、後ろを付いてくるお姉さんに発見されてしまいました(写真はまさに見つかった所)。やばい、と思うは時すでに遅し。
「じゃあ、一緒に写真とりましょ~」
という事になり、一緒に写真を撮るハメに。いい年こいたオッサンが着ぐるみとツーショットとは、、、

次に向かったのは、サンシャイン60の展望台。はるか上空から東京の街並みを見下ろします。

こちらは、当ブログでよく話題にします、豊島清掃工場の煙突さんです。携帯電話のカメラで撮った割にはかっこよく仕上がりました。
東京の街も、ここまで高いところに登ると、はるか向こうの地平線まで見渡せます。そして、

東京って、そんなに高層ビルがないんですね。

サンシャインシティ探訪 その1

2009年06月30日 01時34分18秒 | 街歩き
せっかく平日に休んだので、休日は混んでいる所に行こうという話になり、池袋サンシャインシティを一通り遊ぶ事にしました。

まずは大々的に腹ごしらえ。ナムコ・ナンジャタウン内の餃子スタジアムに向かいます。前来た時、あまりに混んでいて十分堪能できませんでしたので、今回はその敵討ち。定番の宇都宮餃子と水餃子に始まり、チーズかけ餃子、ネギ塩餃子等の変り種を一通り食べ比べました。どれも美味しいのですが、一番グッと来たのは最もオーソドックスな宇都宮餃子でした。

食事が終わると、当然デザートですので、同じくナムコ・ナンジャタウン内のアイスクリームシティに。パリパリクレープと、

台湾風カキ氷_練乳イチゴを食べました。これは、イチゴミルクを凍らせて薄く削り、イチゴと白玉と小豆をトッピングして練乳をかけた物です。スプーンですくってみると結構ネットリとした感触。いわゆるカキ氷のようにシャリシャリしていないのが新感覚です。美味い!!

オナカいっぱいになり、タウン内のベンチで休憩。平日はベンチもすぐ座れるのが素晴らしいです。で、ふと見ると、ミラクルフルーツがカットレモンとセットで売っているではないですか。私はまだ未経験でしたので、勿論購入。店員さんの説明の通り、カットレモンをそのまま食べて酸味を確認します。その後、ミラクルフルーツの赤い実を3分ほど舌の上で転がし、再びレモンを食べて見ますと、確かに甘いと言えば甘いような気がします。でも、レモンを食べたときに口に広がる
「モニュ~ン」
とした感じはありますので、レモンやライムは、

1カップが限界。いくらでも食べれるわけでは無いようです。
あと、食べてる途中で魔法が解けてきて、酸っぱくなってきたりして。

三越伊勢丹第1回株主総会出席

2009年06月29日 23時31分12秒 | 時事・ニュース
今期はどんな企業でもそんなに調子は良くないわけですが、中でも百貨店は直撃といってもいいほど不況をもろかぶりしている業界だと思います。そもそも、百貨店というビジネスモデル自体も危ないといわれていたりしますし、独自色や業界再編の模索など、各社ともまさに踏ん張り時とも言うべき状態に置かれている、、、と、知った風な事を言う私です。

百貨店の業界再編といえば、昨年ホールディングスとして船出した三越伊勢丹ホールディングスが気になる所です。合併して最初の年度にこの不況。今期が第1回目となる定時株主総会はどんな雰囲気で行われるのでしょうか。他企業他業種と株主総会の進め方は違うのでしょうか。じゃあ、と言うことで、三越伊勢丹ホールディングス第1回定時株主総会に行ってまいりました。

会場は例によって芸能人が結婚式でも行いそうな広いホール。そこにビッシリ椅子が並んでいて、そこにビッシリと株主さんが座ります。おそらく3000人以上いらっしゃったと思います。見た感じ、ご年配の方が多いような気がしました。
会の流れは、前に行った企業とほとんど同じで、
・映像による業績報告
・議案説明
・質疑応答
・議決
です。ちなみに株主懇親会のような物はありませんでした。

業績報告は、不況の影響で営業利益はいくらでした、みたいな話が続きます。基本的には、事前に郵送される報告書の内容を映像とナレーションでなぞる形。もう知っている情報といえばそうなわけで、あんまり新鮮味がありません。もちろん、新鮮味を出す必要はありません。
議案は、配当金額・取締役の選任が主。配当金は、不況とかを考えなければ少ないような気がしますが、昨今の経済情勢を鑑みれば、まあしょうがない気持ちもあります。取締役選任は、機関投資家でも無い限り反対(=別の人を指名)のしようがありませんので、良いとも悪いとも言えません(本当は厳しく選任しないといけませんが、にわか個人投資家の限界かと)。

さて、株主総会といえば質疑応答。今回はどんな質問が出るのか、と思ったら(私の意訳になりますが)、
「なんであの経営判断で採算はとれるのか?」
「役員報酬が高すぎないか?」
「外部取締役は、どれくらい仕事しているのか?報酬が妥当なのか?」
「役員に対する新株予約権発行で、既存株主へ悪影響は出ないのか?」
という、比較的厳しい質問が出てきておりました。対して取締役は、(悪く言えば)時間がかかりすぎな感もありましたが、(良く言えば)なるべくちゃんと返答しよう、ということで結構時間を使って説明されていました。
質問に対し「そうだそうだ」と思った株主さんは拍手で賛同し、回答に対し「納得納得」もしくは「がんばれがんばれ」と思った株主さんは拍手で賛同するという、結構アクティブに動く感じがありました。

1時間半ほど質疑応答した後、議決になります。各議案に対し拍手で賛同という定番スタイル。3000人が拍手した割には"ドワー"という感じがありませんが、
「反対だ!!」
という怒号が飛ぶわけでもなく、会場の雰囲気からは、やっぱり賛同、という印象を受けました。全議案への拍手が終わると、ありがとうございました閉会です、とあっさり終わりです。

会場の出口で、
「粗品でございます」
とお土産を渡されました。何かなと思い箱をあけると、粗品の超定番タオル。
「えー、タオル~?」
と思った方は、ちょっとお待ちください。勿論その辺のタオルじゃありませんよ。あの(?)
今治タオル
ですよ。いやー、ちょうどタオル欲しかったんですよ。

一連の流れで思ったことは二つ。
一つは、おそらくこれが日本の株主総会の雰囲気なんだろうなあ、というイメージを持ったということです。出席する株主さんの年齢構成や会の進行方法、質問内容や拍手のタイミング等々、ある程度の規模を持つ日本企業の株主総会は、だいたいこんな感じで進行しているんじゃないでしょうか。

もう一つは、株主総会は(当たり前ですが)真面目な会ですので、ブログの記事にしても面白くならないということです。書くのに時間がかかった割には読み返してみてあんまりグッと来ず。ムググ。

好きな音楽的会話の難

2009年06月26日 01時34分42秒 | 音楽
初対面の人と会話していて、天気や時事(昨日テレビで等)でコミュニケーションが軌道に乗り、じゃあ、双方の個人的な話題に踏み込もうとなると、やっぱり、
「どんな音楽聞くの?」
という話題は避けて通れないと思いますが、実のところ私はこの話題がとっても苦手です。

自信を持って好きと思う音楽は新居昭乃や平沢進や志方あきこといった、知る人ぞ知るようなその業界では有名なという系統が多く、エグザイルや浜崎あゆみといった国内メジャーさんはもとより、オアシスやレディオヘッド等の海外メジャーさんも私はほとんど聞きません。
という事は、
「新居昭乃、好きなんですよ」
「え、誰?」
「新居昭乃です」
「えー、知らない。なんの歌の人?」
「あのー、えーと、マクロスプラスとか」
「えー、あの"キラ☆"とかやってるやつ?」(1)
「いや、そんな最近のマクロスじゃなくて。じゃあ、僕の地球を守ってとか」
「えー、エコな感じ?」
「いや、そういうんじゃないんですけど。えーと、えーと、えーと、、、そうだ、ゲド戦記だ、ゲド戦記のエンディングテーマの作詞作曲をした人ですよ」
「ふーん。ゲド戦記見たこと無い」
「あの、えーと、ごめんなさい」
という流れか、
「平沢進、好きなんですよ」
「え、誰?」
「平沢進です」
「えー、知らない。なんの歌の人?」
「あの、えーと、えーと、パプリカのエンディング」
「知らない」
「じゃあ、千年女優の、、、」
「知らない」
「デトネイターオーガンとか、、、」
「知らない」
「あの、えーと、うーんと、ごめんなさい」(2)
という流れに必ずなってしまい、とても困ってしまいます。音楽の話題は必敗です。もう、君主危うきに近づかず、小人閑居して不全を成すです。
「ああ、あのCMの曲ね!!」
「そうそうその人!!」
とならないで音楽の話題を発展させるのは、至難と断言できるでしょう。

音楽の雰囲気や良さを言葉だけで表現するのってとっても難しいような気がするんですよ。たとえば、バッハは誰しも認める超有名大作曲家ですが、バッハの作る音楽のバッハたる所以を説明せよって言われて、ちゃんと回答できるものでしょうか。ウィキペディアには、

「その様式は、通奏低音による和声の充填を基礎とした対位法的音楽という、バロック音楽に共通して見られるのものであるが、特に対位法的要素を重んじる傾向は強く、当時までに存在した音楽語法を集大成し、さらにそれを極限まで洗練進化させたものである。従って、バロック時代以前に主流であった対位法的なポリフォニー音楽と古典派時代以降主流となった和声的なホモフォニー音楽という2つの音楽スタイルにまたがり、結果的には音楽史上の大きな分水嶺のような存在となっている」

とありますが、百科事典に載っているから素晴らしい解説なのであって、合コンでいきなりこんな事言い始めたら「シューーー」って音が聞こえるくらいにドン引きされてしまうでしょう(そもそも、バッハの説明をする合コンってなんだ、という話ですが)。
じゃあ、簡単に説明してしまえ、というのもなんだか違和感があるのです。毎日のように聞く大好きな音楽だからこそ、曖昧にじゃなくしっかり納得できる言葉で表現したいわけですから。

結局、聞いてもらうしかないんですよね、聞いてもらうしか。
「それCD貸してよ~。聞いてみたーい!」
みたいになればいいんですけどね。
でも、そんな興味を持ってもらうには、やっぱり言葉で説明しなければならなくて、ああ、元の木阿弥、覆水盆に帰らず。


1)実話です。マクロスFを知っていてマクロスプラスを知らない人は、若い人を中心に結構います。
2)平沢進と言えば、プロレスラー長州力の入場曲を作った人なのですが、会話にプロレス系というレッテルが貼られるのが嫌で、あまり言及しないことにしています。

ひどいよヤフー

2009年06月24日 02時11分45秒 | 時事・ニュース
夜中のNHKで全英テニスの試合をやっておりまして、クルム伊達公子選手ががんばっていらっしゃいました。
なんだか劣勢で、これからどうなるんだろう、うわードキドキ、、、だったんですけども、うかつに開いたヤフージャパンのトップページに
「伊達、初戦敗退」
の文字。

なんという仕打ち。

ノミナ様の記憶

2009年06月24日 01時57分47秒 | ウソエッセイ
「ノミナ様、ノミナ様、今日もありがとうございました」
といいながら、水が少し入った小さなマグカップを窓の桟に置く。それが彼女が寝る前に必ずやるおまじないだった。
「それって、なんなのですか?」
と聞いても、
「うん、子供のころからやってるからさ」
と、はぐらかして終わり。いつも不思議な気分になってから眠るのが、日課と言ってもいいような感じだった。
結局その女性とうまくいかなくなってしまい、ノミナ様の事などしばらく忘れていたのだが、伊豆を車で旅行した時、フラと立ち寄った神社の由来書きにその文字を見つけて思わず
「これかよ、ノミナ様って」
と大きな声を出してしまった。

由来書きによると、ノミナ様は乾燥を司る女神らしかった。
収穫した稲がしっかり乾燥しなければ虫がついてしまう。農作業で濡れた体が乾かないとどうなるか。春の畑が乾かなければ苗を植えることもできまい。農家にとって水が無いことも問題であるが乾燥しないことも大きな問題なのだ。
参殿を覗くと、柄杓が沢山置いてあった。少し水を入れてお供えするのが、ノミナ様の仕来りらしい。飲むもしくは飲みなさいが転じてノミナなのだろうか。神様の飲む分である、という意思表示なんだと勝手に解釈してしまった。

神社の周りは広葉樹の林になっていて、昨年のだろうか、落ち葉が沢山積もっていた。さすが乾燥を司るだけに、落ち葉はカラカラになっているように思われた。晴れた空を見上げると風がブワッと吹き、落ち葉が舞い上がる。クルクルと回る去年の紅葉の赤と黄色。少し寂れた社と石畳の中に入り乱れていた。
そういえば彼女と別れたのも落ち葉の季節だった。感情に任せてかなり厳しいことを言ってしまっていた。端的には性格の不一致だったのだが、それはただ合わなかっただけでどちらが悪いというわけではない。それにも関わらず、相手を否定するような言い方をした事は、実のところ今でも後悔していたりするのだ。

ノミナ様の神社を見ていると、別れの時を鮮明に思い出してしまって、あまりいい気分ではなくなってしまった。汚い言葉を投げつけた私に対し、彼女は厳しい視線を返してきた。でも、その目には明らかに涙が溜まっていて、今にも流れ出しそうだった。次第に増えていく涙が落ちる、、、と、その前に彼女はあちらを向き歩き出した。そしてそれ以来、彼女とは一切の連絡を取っていないまま、今に至る。あの時の涙はもう乾いただろうか。ノミナ様の賽銭箱に100円を投げ入れ鈴を鳴らし、謝るように涙の乾燥を願った。

車に戻ると、服に一枚の落ち葉がくっついていた。記念として持って帰ろうかとも思ったが、ノミナ様の使いかも知れないので丁重に車外にだした。ノミナ様が後ろ髪を引いたのだろうか。
そういえば、元恋人に対する未練は男性の方が大きいと聞いた事がある。別れてしばらくたっているのだ、涙の乾燥はもとより、私の事などまったく憶えていないかもしれない。そして、だれか別の恋人と一緒に暮らし、あのおまじないをやっているのかもしれないのだ。もちろんそれはとても幸せなことなのだが、一時でも恋人同士だった女性が別の男性と一緒にいる所を想像すると、やっぱりあまりいい気分ではない。
ああ、やっぱり男性の方が未練ったらしいのだなあと思い、ノミナ様の神社を後にした。








*)もちろん、ここに書いてあることは徹頭徹尾フィクションですよ。

ニョッキリさん

2009年06月22日 23時31分40秒 | 街歩き
池袋西武の屋上について書いたので、久しぶりに行ってきました。

こちらがニョッキリさんの一人、豊島清掃工場煙突です。


もう一人は、サンシャイン60。


薄暗いのは、私の写真の腕という問題もありますが、純粋に午後6時くらいだったというのもあります。もしかしたらうどん屋さん開いてるかも、食べようかな、、、と期待しましたが、当然の事ながら開いてませんでした。しかも周囲がビアガーデン的なスペースに改造されていました。梅雨の雨空が炸裂したこの週末、警備員さんも寂しそうに立っていらっしゃいましたよ。

飛行機vs新幹線、東京~大阪

2009年06月22日 22時48分36秒 | 旅行
ちゃんと調べました。(前記事)

条件:朝は東京、その日のAM9時前後に大阪USJ。

飛行機のメリット:
・ANA始発を特割で予約すれば11000円。なんと安い!!。
・乗ると飲み物が出るかも
飛行機のデメリット
・区間1番機であるJAL始発は早すぎて乗れない
・大手代理店_ホテル付きプランだと、高上がりするかJAL伊丹便2番機選択になり、
 USJ着が遅い(30分くらい)。

新幹線のメリット:
・大手代理店_ホテル付きプランの使い勝手良い。
・新幹線以外の経路も考慮すると、時間変わらず
  品川(or浜松町)~羽田空港、伊丹空港~USJ、飛行機搭乗手続き等
・新幹線の席は広い(N700系限定か)
新幹線のデメリット:
・自力手配では14000円、なんと飛行機より高い!!


論点と、まとめ:
・ANA飛行機特割でホテル自力手配なら、対新幹線で互角以上の価格勝負。
・ホテルを結構前から予約すると大手代理店と自力手配の価格差はほとんど無いので、価格的には本当に互角かも
・新幹線の広い席(含むグリーン車)に2時間強と、飛行機の狭い席に1時間ではどっちが大変か?

私の感想:
私が調べたくらいではどちらが絶対有利とまで言い切れませんでした。ほぼ拮抗していると言っていいと思います。競争が激しいと噂には聞いていましたが、これほど進んでいるとは思っていませんでした。
ここまでくると、どちらに乗るかは、値段や時間といった一般的な尺度ではなく、ユーザー個々の事情によってきまるでしょう。たとえば、空港に近いとか、電車が好きとか。

それにしても、朝の東京からAM9時の大阪USJまで行くなんて、時代が時代なら、将軍様が家来にふっかけた後で一休さんが頓智で解決してしまうような無理難題です。いやー人類の進歩とは、ほんっとうに素晴らしいものですね。

株主総会出席

2009年06月22日 21時40分02秒 | 時事・ニュース
6月後半といえば、株主総会の季節。趣味で株を買っている会社が株主総会をやるというので、よしセレブごっこしようと、会社休んで出席してきました。今年は2回目なので、少し余裕があります。

会場は芸能人が結婚式をしそうなほどの大きさ。そこに数千人が集まっております。会場前に飲み物サービスがあったり、そこにいかにも金持ってます的なご年配の方々が集まっております。私も調子こいてアイスティーを飲もうとし、ガムシロップを入れようとして手にかかってしまい、ベタベタに。ああもう暗雲。

会の流れは、
業績報告、業績にたいする質疑応答、議題(取締役選任・株主配当金額など)説明、議題に対する質疑応答、議題の議決
となります。
質疑応答は、
「なんでそんなことやったんだ、説明しろ!!」
という厳しいものから
「がんばってください、応援してます!!」
などの優しいもの、
「映像でなく口で説明しなさい、それが筋でしょ!!」
といった精神論まで色々ありますが、(それが良いことかどうか別にして)議題や経営に大きな変更があるような影響力のある質疑は行われません。良い方に言うと、普段表にならない経営や戦略の方向性について透明性を確保している、悪いほうに言うといわゆる「シャンシャン」です。
私は特に質問しなかったのですが、この不況下にいつもとおんなじくらいの配当を出しているわけですから、十分というか素晴らしいと思いましたので、提出された議題に賛成しておきました(配当はスズメ涙が猫の額というくらいしかないですけども)。

総会が終わると、懇親会という事で軽食が出ます。ホテルのバイキング的なものが少し。会社がBtoCであれば、新商品が並べられ試しにどうぞという風になっています。食事にはここぞとばかりに人が並んでいます。新商品の方も、なにかプレゼントがある所ではビックリするほどの長蛇。並ぶのがちょっとキツイので、誰も並んでいないような新商品を見て、しばらくした後に食事をして帰ってきました。結構美味かったのでバクバク食ってきました。ベフ~。
帰り際にお土産をもらうのですが、当然、新商品(?)のうちの何かです。本当の事を言うと、無理に自社関連にこだわらずお菓子的な物にして欲しいんです。

いや、食いしん坊っていうわけじゃないですよ。

哀しみのアダージョ

2009年06月22日 00時59分39秒 | 音楽
宮村優子という声優をご存知でしょうか。エヴァンゲリオンの赤い女の子の声として有名な方です。

最近、彼女が歌う彼と彼女のソネットを聞く機会があり、その曲調がすごい私好みと気付きました。ポワンポワンした編曲にかなりグッときます。
お、そういえばベストアルバム持っていたはず、という事で調べたら、
「ビンゴ!!」
この曲が入っていましたよ。で、歌詞カードを見ると編曲者は保刈久明という方。私が好きな歌手、新居昭乃のほとんどの曲をプロデュースしている人で、私が引っかかるのもそりゃそうだ、という感じです。
三重野瞳の曲で一番グッときたのがガリレオの夜(調べると新居昭乃作詞作曲)だったり、ゲド戦記のエンディング曲は良い感じだった(同上)とか、そういった話は枚挙に暇がありません。我が事ながら、それほど好きなんですね。

さて宮村優子のベストアルバムには、私が好きな歌手の別の一人、平沢進が提供した曲も入っています。こちらの曲は平沢進自信がセルフカバーしておりまして、あくまでも好みの問題としてですが、私はそちらの方が好きです。

小雨、夜、ウォーミングアップだけ

2009年06月21日 23時03分19秒 | 自転車
休日に何もしないと時間を無駄にしているようで焦ってきてしまう私なのですが、時々、食事と呼吸意外まったく何にもしない休日というのがあり、それが今日の日曜でした。

夜になって少し雨が上がったので、自転車に乗って都心の方に向いましたが、小雨がパラパラ。我慢できるかと思いましたが、やっぱりキツいというか視界が危ないので、始めに思っていたルートの1/3程度で帰ってきてしまいました。気温が高いから、少し濡れるくらいが気持ち良いのですけどもね。

自転車で都心を走るのは結構好きなんですけども、どうしても空気の悪さが気になってしまいます。雨上がりは空気が綺麗なので「ヨシ」と走りたくなってしまいますが、今日はちょっと失敗だったようです。

旅行代理店は安いのか

2009年06月20日 14時57分12秒 | 旅行
諸事情がありまして大阪に行く必要があるのですが、どういった方法で行くのが一番良いのか、しばらく悩んでいました。今回はその過程というか、色々考えた事を備忘録として残すことにします。

大阪旅行条件
日時:7月中旬~下旬の土日 
泊数:2泊 ホテル 食事無し
経路:東京~大阪 往復

新幹線自力手配の場合は、計42000円
 新幹線:品川~新大阪で大体14000円、往復28000円前後
 ホテル:早めに予約すればある程度のホテルでも1泊7000円前後、2泊で14000円
 手続きが全て自分自身で完結するのが、手続き系苦手派の私向き。
 電車時間・ホテル選びが完全自由なのが魅力。

大手旅行代理店の場合は、約40000円
 新幹線:行きはグリーン車(+数千円)、戻りは普通
 ホテル:ある程度のホテル2泊
 大手代理店を比較したが、JR付きホテルプランはどこも似たような値段。
 新幹線の時間によって値段が5000円以上違う。上は安い時間を選んだ場合。
 ホテルが限定される。
 ホテル2泊目の値段は、自力で早めに予約した値段とあまり変わらず

安く(それでもある程度に)仕上げたい場合は、26000円
 高速バス:6000円前後 往復12000円
 ホテル:早めに予約すればある程度のホテルでも1泊7000円前後、2泊で14000円
 

こうして見ると、夜行バスが大丈夫かどうかが大きなターニングポイント。当たり前ですけど、バスは安いですね。3列シートのプレミアムバスみたいなのに乗っても、新幹線に比べて10000円前後はアドバンテージがあるかと。
新幹線で行く場合、電車時間が結構ネックになります。代理店の場合、使い勝手のいい時間は高いので、その辺が許せるなら代理店の方がお得でしょう。ついでにグリーン車にしてみると経験値が溜まると思います(ちなみに私は恥ずかしながら、東海道新幹線のグリーン車に乗った事がありません)。
高いホテルは早く予約すればするほど安くなります。2~3割は違うかと。せっかくだから良いホテル派はこちら。
飛行機は考えませんでした。東京~大阪間を飛行機で飛ぶ場合、空港まで行く時間と飛行機に乗る手続きの時間が、新幹線の移動時間と比べて無視できなくなってしまいます。私はJR東海の回し者では無い(むしろ飛行機好き)ですけども、N700系の乗りごごちは飛行機に比べてだいぶ良いので、東海道新幹線区間で無理して飛行機を選択する理由が見当たりません。
26000円より切り詰めるとなると、ホテルの質を落とすのが手っ取り早いです。漫画喫茶OKなら1泊1500円くらいでしょうか。となると15000円くらいで完結します。

高い塔を見上げる

2009年06月19日 02時17分29秒 | 街歩き
池袋でお昼ご飯で、気の張らない感じだけど平日サラリーマン的じゃないものといえば、私は西武デパート屋上の饂飩屋「かるかや」をお勧めします。

デパート屋上から想像できる言葉を列挙せよ、なんて問題があったら、
「場末」
「さびれ」
「うらぶれ」
とならざるを得ない21世紀の日本ですが、いやいや、大都会東京の池袋にある西武デパートの屋上ですから、そんなことにはなってないでしょ、、、と思ったらやっぱりちょっとそういう感じなんですね。池袋ロフトから階段で屋上に出ると、若者向けオシャレ雑貨の華やかなイメージから、雨ざらしコンクリートのグレーに変わる瞬間のコントラストが、私のような街歩き好きにはたまりません。

この池袋西武の屋上とそこにある饂飩屋は、かの孤独のグルメという漫画で題材にされるほど有名です。中でもさぬきうどんが一押しのようですけども、気を張らない感じでこの店に向かうと、多分、品切れになっていると思います。休日だと時分を外しても結構人が並んでいたりしていますから。
以前私が行った時は、月見うどんを食べました。お店の雰囲気はデパート屋上と聞いて思いつくイメージそのものなんですけども、味は悪くないというか、むしろ美味しいと思います。屋外という補正を割り引く必要はあるとは思いますが、ある程度気軽に食べるうどんとしては120点といえるでしょう。

さて、この屋上から見る池袋というのがとても不思議な風景です。高層ビル立ち並ぶ、という印象は薄く、豊島清掃工場の白い煙突だけが突出しているような感覚になってしまいます。対象をどこから見てどういった視点で考えるかが重要だ、なんて子供でもわかっていそうなことなのに、ほんの数十メートル上に移動しただけで街の印象が変わってしまい、そしてそれに不思議さを感じてしまうなんて、街歩きとしての私はマダマダでだなあ、と思ってしまいます。

夜中 コンビニ 自転車

2009年06月16日 21時47分28秒 | 生活
なんだか眠れなかったので、コンビニに行って酒でも買って飲もうかなと思い、玄関から出ると、
「あれ?」
いつも置いてある自転車が見当たりません。

あの自転車というのは、クロスバイクの中でも最も安い部類に属し、盗難相次ぐスポーツ自転車業界において、一番盗まれないと有名な物。
「車体は重く、部品は安く、スタイルは悪いが、盗まれないのが素晴らしいですね。」
と冗談ともなんともいえないような評論をされてしまうような自転車のはずなんですけども、いやはや、盗むやつがいるんだなぁ。





という思考の“クロス…”の辺りまで進んだ所で、
「そっか、今日は帰り雨だったから、会社に自転車置いてきたんだった」
という事を思い出しました。