大沼紀子 著
表紙がライトノベル?って感じだが、中身も漫画っぽい気配。
しかしそんなに癖はなく、さくさくっと読むには最適かも。
夜中しか開店しないパン屋を舞台に、居候の女子高生、ネグレクトの小学生、
自他ともに認める変態、オカマなどなどてんこ盛りのキャラが集う物語。
リズミカルで楽しい反面ちょっとご都合主義なところもある気がする。
特にネグレクトなんて社会問題にひっかかっちゃたら、こんな中途半端な保護、
危険すぎて見てられないし、万一これをよしと考える人がいたら大変と思う。
女子高生の親も小学生の親も、それぞれが抱える問題があるから、と
無罪放免状態なのだが、いいのかそれで、と思うのはオバサンだから?
まあそれがないと物語がなりたたないわけですがね。
しか、絡み合う人間関係の中、ツボを押さえたセリフなどは、いい。
心に残る言葉が多々ある。
「言葉っていうのは、あんがい嘘をつくもんなんだよね」
なんて、相手を知ろうという思いがないと出てこないのではないか。
登場人物がみんなやさしい。なんだかほっとする一冊だ。
表紙がライトノベル?って感じだが、中身も漫画っぽい気配。
しかしそんなに癖はなく、さくさくっと読むには最適かも。
夜中しか開店しないパン屋を舞台に、居候の女子高生、ネグレクトの小学生、
自他ともに認める変態、オカマなどなどてんこ盛りのキャラが集う物語。
リズミカルで楽しい反面ちょっとご都合主義なところもある気がする。
特にネグレクトなんて社会問題にひっかかっちゃたら、こんな中途半端な保護、
危険すぎて見てられないし、万一これをよしと考える人がいたら大変と思う。
女子高生の親も小学生の親も、それぞれが抱える問題があるから、と
無罪放免状態なのだが、いいのかそれで、と思うのはオバサンだから?
まあそれがないと物語がなりたたないわけですがね。
しか、絡み合う人間関係の中、ツボを押さえたセリフなどは、いい。
心に残る言葉が多々ある。
「言葉っていうのは、あんがい嘘をつくもんなんだよね」
なんて、相手を知ろうという思いがないと出てこないのではないか。
登場人物がみんなやさしい。なんだかほっとする一冊だ。
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