恩田陸 著
荒野の中の白い建物。それだけでも胸をときめかすには十分だが、
そこに行った人の多くは消えるという。
なぜなのか? 消える人と消えない人の違いは?
その謎を追う物語。
テンポよくエピソードが語られ、謎解きが進んでいく。
正直この手の話は大好き。
ぐいぐい引き込まれて読んだ。
しかし、終盤はやや脱力か。面白くないわけではないのだが、
ちょっと疲れちゃったかな、というスタミナ切れ感が出てしまった。
なんでだろう?
どんでん返しがあってうわあ~っと驚いて、終りなの?みたいな。
たぶん前半の巧妙な組み立て、期待感を外さない構成などの完成度が
高いので、勝手に期待してしまうのかも。
そう思って読み直すと、決して手抜きでもつまらないわけでもない。
ある意味、最後にやや物足りないのが恩田陸の仕様ともいえる。
と言い切っちゃったほうがすがすがしいな。
荒野の中の白い建物。それだけでも胸をときめかすには十分だが、
そこに行った人の多くは消えるという。
なぜなのか? 消える人と消えない人の違いは?
その謎を追う物語。
テンポよくエピソードが語られ、謎解きが進んでいく。
正直この手の話は大好き。
ぐいぐい引き込まれて読んだ。
しかし、終盤はやや脱力か。面白くないわけではないのだが、
ちょっと疲れちゃったかな、というスタミナ切れ感が出てしまった。
なんでだろう?
どんでん返しがあってうわあ~っと驚いて、終りなの?みたいな。
たぶん前半の巧妙な組み立て、期待感を外さない構成などの完成度が
高いので、勝手に期待してしまうのかも。
そう思って読み直すと、決して手抜きでもつまらないわけでもない。
ある意味、最後にやや物足りないのが恩田陸の仕様ともいえる。
と言い切っちゃったほうがすがすがしいな。
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