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北森鴻 著
民俗学をベースに事件を解決する、美貌かつ異端の学者のシリーズ。
勝手気ままで気が強く、優秀な主人公・蓮丈は実に魅力的。
振り回されまくりの周囲は大変だが、彼女だからこそ追い詰めていける
謎がある。
本書には5編の短編がおさめられているが、個人的にはツボ。
民俗学とか道祖神、伝説とかフィールドワーク、魅力的ワードの
てんこ盛り。
そして少なくともいい加減にならないレベルを創り上げた
著者の知識も素晴らしい。
解決してすっきりというよりは、どこか切なく寂しさも残る結末。
言い伝えだの風習だのには、過去の哀しみの名残りがある。
しかし、それを振り切るように研究の日々へと戻る連丈の姿は実に男前!
しがらみが多いと言われる学究の世界、何もかもお構いなしで破天荒。
なんだかすがすがささえ残る。
民俗学をベースに事件を解決する、美貌かつ異端の学者のシリーズ。
勝手気ままで気が強く、優秀な主人公・蓮丈は実に魅力的。
振り回されまくりの周囲は大変だが、彼女だからこそ追い詰めていける
謎がある。
本書には5編の短編がおさめられているが、個人的にはツボ。
民俗学とか道祖神、伝説とかフィールドワーク、魅力的ワードの
てんこ盛り。
そして少なくともいい加減にならないレベルを創り上げた
著者の知識も素晴らしい。
解決してすっきりというよりは、どこか切なく寂しさも残る結末。
言い伝えだの風習だのには、過去の哀しみの名残りがある。
しかし、それを振り切るように研究の日々へと戻る連丈の姿は実に男前!
しがらみが多いと言われる学究の世界、何もかもお構いなしで破天荒。
なんだかすがすがささえ残る。
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