長坂秀佳 著
かなり前にブームになったホラーゲームの原作。
ゲーム自体は知らないのだが、これは続く『彼岸花』『寄生木』も読んでみた。
主人公はゲームデザイナーの公平。恋人・奈美とのドライブ中、山の中で事故に遭う。
嵐の中二人がやっとたどり着いたのは、公平が作ったゲームの世界観と酷似した洋館。
そこにはゲームの舞台そのままに弟切草が咲き乱れていた。
一夜の宿を求めて洋館に入り込む二人。そこには恐怖が待ち受けていた。
闇の中から襲ってくる何者かへの恐怖と戦ううちに、過去に犯した罪への意識が蘇り、
己の闇に苦しむ二人。
記憶の底の不安感を揺さぶり、徹底的に突き落とすという新たな恐怖が加速する。
弟切草の花言葉は「復讐」。
よくつくりこまれた舞台空間。人の心から恐怖をつかみ出す手法。
ありがちながらも面白いホラーだと思った。
で、続きの2作もよんだわけなのだが。
本書の最後で“ばらもん”という不思議な言葉を残し、物語は集結する。
この言葉は三部作にずっと続くキーワードとなる。
しかしこれが私にとって曲者だった。
まあ期待しすぎたのですね。
どんどん広がっていく物語自体はとても面白く読めたのだが、最後の最後、
オチがこれかぁ~となってしまったのだ。
ちょっと残念。
かなり前にブームになったホラーゲームの原作。
ゲーム自体は知らないのだが、これは続く『彼岸花』『寄生木』も読んでみた。
主人公はゲームデザイナーの公平。恋人・奈美とのドライブ中、山の中で事故に遭う。
嵐の中二人がやっとたどり着いたのは、公平が作ったゲームの世界観と酷似した洋館。
そこにはゲームの舞台そのままに弟切草が咲き乱れていた。
一夜の宿を求めて洋館に入り込む二人。そこには恐怖が待ち受けていた。
闇の中から襲ってくる何者かへの恐怖と戦ううちに、過去に犯した罪への意識が蘇り、
己の闇に苦しむ二人。
記憶の底の不安感を揺さぶり、徹底的に突き落とすという新たな恐怖が加速する。
弟切草の花言葉は「復讐」。
よくつくりこまれた舞台空間。人の心から恐怖をつかみ出す手法。
ありがちながらも面白いホラーだと思った。
で、続きの2作もよんだわけなのだが。
本書の最後で“ばらもん”という不思議な言葉を残し、物語は集結する。
この言葉は三部作にずっと続くキーワードとなる。
しかしこれが私にとって曲者だった。
まあ期待しすぎたのですね。
どんどん広がっていく物語自体はとても面白く読めたのだが、最後の最後、
オチがこれかぁ~となってしまったのだ。
ちょっと残念。
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