皆様、ごきげんはいかがですか?
昨日のワタクシは出張修理でお客様のところへ行って、
作業後、「いい温泉があります」とタダ券をもらったのですが・・・・
道に迷って、たどり着けず(泣)
さて、修理の終わったBF15A君の試運転風景です。
一発始動、気持ちいいです。これ平成11年モデル・・・長持ちしすぎ・・・
新品のように、スムーズです。
塗りましょう。
塗らないと、水圧のかかるアイドリング時に排気が漏れ出てきます。
ギヤケースの上は、不要です。
さて、数日前まで当方に入院されていましたBF115AX君のギヤケースです。
とあるマリーナさんからお仕事をいただきました。
今後も宜しくお願いします。
ギヤオイルに水が入るとか・・・
バラバラにして、診断をしていきます。
まず、うっっ「!!!」なんだあぁ!!
言葉を失います。
ハウジングをはずしたときに、Oリングが3mm幅ほど
「プリッ」と脱腸・・・はみ出ていて???と思ったら、
欠けていました。
謎の詮索をしても仕方が無いので、ギヤケースを生かす方法をあれこれ・・・
プロペラシャフトには、筋が・・・・・
「どうします?」
「交換してください」
交換しなくて、水が入っても私は責任が取れないので、適切な判断に
感謝いたします。
プロペラシャフトシールも、塩で奥のやつがなかなか外れません。
専用工具でも、塩を少しずつ除去しながら
やっとはずします。
先ほどの欠けで苦戦します。
シール剤は何を使っても突破されます。
「デ ● ● ンの出番か・・・・・・・・¥・・・・・・・」
できれば、今日退院させたいのだが・・・
いろいろテストして、やっと止まりました。
「これでギヤケース交換せずに済んだ・・・・・・」
ここの圧力って、メーカーによって違うんですよね。
当たり前か。
テストも無事終了し、退院ができました。
これで、しばらく大丈夫でしょう。BF115AXのギヤケース。
シフトも、オイルシールも
私の判断で後期型に変更して(教授に教えてもらったんですが)
通常より耐久性を高めたつもりです。
おっと、これは「私の判断」ですので、
まねするかどうかは「自己責任」でお願いします。
これで足回りをリフレッシュできましたBF115AX、
ことしも海原を駆け回ってくださ~い。