ヤミノツカミDIARY

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船出は霧中の灯の先へ

2012年01月22日 | 日常
 ダルビッシュ有投手がついにメジャーリーグ挑戦ですか。今や日本を代表する右腕。大リ
ーグという大舞台に飛び出すのも時間の問題だったのでしょうね。
 それにしても驚いたのが、6年契約で総額6000万ドルという年俸額。年間1000万ドルです
から、日本円にして7億7000万円ですか。アメリカのプロスポーツマンの年棒はケタが違う
とは聞いていましたが、いやはや驚きました。
 ダルビッシュは日本のみならず、WBCでも活躍していましたしね。日ハム入団直後からエ
ースを貫くほどの成績でもありましたし、当然と言えるかもしれません。
 ダルと言えば、三振を獲ったあとのガッツポーズなどが印象深いです。技術よりも気持ち
でねじ伏せる投法は見ていて気持ちの良いものがありますから、あちらでもそのガッツポー
ズをたくさん見せてくれると嬉しいですね。

 スポーツマンの話をもう一本。浅田真央のエッセー本『大丈夫、きっと明日はできる』が
真央ちゃんの意向に沿わない告知・宣伝をしたために中止になったそうです。
 具体的に原因を言うと、つい最近亡くなられた真央ちゃんのお母さんを引き合いに出して
いかにも「亡き母へ」のようなイメージを売り物にしたことが、真央ちゃん側の逆鱗に触れ
たということらしいですね。
 いや、これは当然でしょう。家族が亡くなった直後にそれを売りにするなんて、いくら商
業といえどもやってはいけない線引きがあります。1冊でも多く売るためとか、たくさんの
人に手に取ってもらうためとか、そんな理由を並べていても、結局のところ、言葉を発信し
ているのは真央ちゃんなんだから、出版社がそれを捻じ曲げていいはずがありません。
 よく「作品は作家と編集が一体となって作るものだ」と言いますが、編集は作家とイコー
ルではありません。本に限らずどんな仕事だって、それぞれの役割と信頼がなければ、世に
出すことはできないでしょう?
 最近のポプラ社はマズいですね。小説賞も印象が悪くて、投稿数も少ないらしいし……。
絵本を売っていたころの純粋な出版社に戻ってはくれないのでしょうか。

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