ヤミノツカミDIARY

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お好み焼きで平和貢献ってムリすぎだろソレ

2008年09月28日 | 日常

宮海「第五回チキチキお好み焼き選手権~」
アノゥ「どんどんぱふぱふー」
ニュー「なんですかそれ」
宮海「もうっ、テンション低いなあブルーの子は。お好み焼きと言ったら、宮海家の年
   に一回の恒例行事じゃないの。本日はココ、お好み焼き屋『道とん堀』からお送
   りいたします。ぽんぽこぽ~ん」
アノゥ「ぽんぽこぽ~ん♪」
ニュー「この店、客が入るたびやオーダーが入るたびに『いらっしゃいませ、ぽんぽこ
   ぽん』と従業員総出で叫ぶので、小うるさいですね」

宮海「小うるさいとか言うな。宮海家グルメレースらしい楽しげBGMでわないかっ」
アノゥ「みやみけって言うと、みなみけに聞こえるよね」
ニュー「激しくどうでもいいですね
宮海「そんなワケで早・速・開・始ッ! ルールは至って簡単。この鉄板上でお好み焼
   きを日本一巧く作れた者が勝者だ。存分に腕を振るうが良いッ!」
アノゥ「よっしゃーッ、この日のために鍛えてきた腕前、見せてやるけんねー!」
ニュー「え。ちょ、私、ぜんぜん鍛えてきてないんですけど……」
宮海「フフフ……しかし今年はフツーにお好み焼きを作っていた例年とはワケが違う
   ぞ。今回美しく作るお題は――そう、モダン焼きだッッ!!」
アノゥ「な、なんだとぅ! シロートが手を出すには10年かかると言われるお好み焼き
   界のフランチェスコ・トッティ! いいだろう……その挑戦、受けて立つッ!」
ニュー「なんですかこの一昔前の少年誌みたいなテンションは……」
宮海「フハハ良くぞ申したメイドの端くれ。モダン焼きを制するものは世界を制すッ!
   いざ尋常に勝負ゥッ!」
アノゥ「くらいやがれー!」

  グシャー。

宮海・アノゥアッ―― (っдT)」
ニュー「そんな力任せにやるから駄目なんですよ。お好み焼きに焼きそばを乗せた
   後は、あらかじめ薄く柔らかく焼いておいた小麦粉で蓋をするようにするのがミ
   ソです。そして、慌てずじっくりと水気を抜き、最後に素早く卵を焼けば……」
宮海「なんでキミが一番巧く作れるんだよ……(っдT)」