真夜中も同じ顔

あなたへと続く道

1つの区切り

2005-03-31 17:28:41 | いいオトコ
火曜日に私とその男友達のある意味での別れがあった(3月26,28,30日関連)。

4月1日から彼は社会人になるから。

だから、2人にとって、その意味では1つの区切りのつもりだった。

ハンカチ持参で、だなんて私は冗談を言っていたけど、ホントに泣くことになるとは思っていなかった。

でも、2人でホントに泣いた。

彼の気持ちがとても嬉しかった。私のことを好きになってくれて。

誰かを愛しながら他の人を好きになるってことは、これまで不可能なことだと思っていた。

でも、彼の気持ちはたぶん嘘偽りのない真実の気持ちだった。

彼の中での葛藤は、手に取るように分かったから。

私は彼に間違いを起こさせることは絶対に出来なかった。

そんなことになったら私は一生自分を責め続けることになる。

そう言えばこれまで私の本業について書いたことはなかったけど、私と彼は同じ道に進むはずの同志だった。

でも、彼はその道を諦めて、社会に出ることに決め、私はその道を究めるべく学生を続ける。

私は友人としてこれまで彼を振り回し続けたから、最後くらい何かお願いを聞くよと彼に言ったら、彼は少し考えて言ったことは。

僕の分まであなたにはこの道で踏みとどまって、立派な専門家になってほしい。

ということだった。

私はほっぺにチューくらいのリクエストだろうとたかをくくっていたのだけど。

胸の奥をぎゅっと掴まれちゃったよ。

うん、頑張るよ。彼の言葉を一生忘れない。

私がつまずいたり落ち込んだりした時には、きっとこの言葉が私を照らしてくれるはず。

ありがとう。また会う日まで!