徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

ダ・ヴィンチ・コード

2006年05月13日 | 映画・テレビ番組・本など
5/20(土)、トム・ハンクス主演映画「ダ・ヴィンチ・コード」が世界同時公開になる。映画のサイトはこちら。公式ファンサイトはこちら
もちろん、トム・ハンクスは大好きだし、この本事態が話題作、映画の制作が発表されると同時に話題蒼然だったので、公開されたら観に行くつもりで、しばらく前に本を読んだ。

世界三大美術館のひとつというよりは、世界一と言ってもいいであろうルーブル美術館の館長が殺害される。そこから、美術とキリスト教がからんだ歴史的ミステリーが展開されるのだが、キリスト教に対する解釈がかなり一般に理解さている所とは違っている。そこで、アメリカの各教会ではこの物語についての講義が開かれている。また、各キリスト今日団体もこの物語に対して遺憾の意を表明している。
聖書とは不思議な物で、様々な解釈が出来る。だからこそ、聖書を元にした多くのカルトと呼ばれる宗教組織が存在するのだろう。

「ダ・ヴィンチ・コード」は面白く、一度読み始めたらやめられない。著者ダン・ブラウンの本は次々にベストセラーになっている。
現代社会は政治家が握っているのではなく、マスコミが握っていると言う見方もある。だからこそ、”話題作”と言うのは社会的にも大きく影響を及ぼすと恐れられるのだろう、賛否両論色々話題になる。

ただ、私が思うには日本語訳の「ダ・ヴィンチ・コード」の最後に奨められている、一般的な聖書を理解するための本も是非よんだほうがいいなぁ・・・という事。特に、日本では「キリスト教と言えば、クリスマス」くらいにしか認識されていないのではないだろうか。そこに来て、この映画・・・となると、どうも誤解されはしないかなと思うのです。聖書はいろいろ解釈があるのだ。
特に、阿刀田高著の「新約聖書を知っていますか」「旧約聖書を知っていますか」はお勧め。著者自身もクリスチャンではないし表現が面白いので、クリスチャンではない人でもおもしろおかしく読めると思います。また、「マンガ聖書物語(新訳編)」「マンガ聖書物語(旧約編)」なんてのもあります。

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4 コメント

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私は日本語で… (Az)
2006-05-13 12:26:50
私は日本語で読みました。絵画と聖書をあわせた謎解きの

部分(中盤かな)が特に面白く感じました!!



確かに私達夫婦の場合にはお互いクリスチャンだったので

これだけ読んでもよくわかったけれど、そうでない人は

参考の本も読むとさらにわかって面白いですよね。



もう一回読みたくなってきたな♪
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もちろん私も、 (Miwa)
2006-05-15 03:30:10
読んだのは日本語の本です。英語はさっぱり・・・。

娘は英語で読んでいますが、彼女曰く日本語だとあまりにも場面がリアルに想像出来て怖いのだそうです。

メル・ギブソン監督の「パッション」もDVDにはとても詳しい解説書がついています。そうしないと、クリスチャン以外の人には、キリスト教的映画は理解しづらいのでしょうね。
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いよいよ公開 (きすけ)
2006-05-17 13:53:50
予告スポットを見てるだけでワクワクしてます♪

今日はスタッフ、キャストがユーロスターでカンヌ入り。なんと車体にモナリザの絵、内装はダヴィンチ仕様(ダヴィンチのロゴ入りシート、大理石調の丸テーブルなどなど)でした。

まずは話題作の映画化ということで楽しんで、あとで参考の本をゆっくり読みたいと思いますので、ぜひぜひを貸してくださ~い!

20年程前に公開になった「薔薇の名前」(ショーン・コネリー主演)も面白いらしいのですが、ご覧になった方いらっしゃいますか?
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きすけさんへ (Miwa)
2006-05-19 04:33:12
いよいよ今週末公開ですね。しばらくは、予約無しでは見られないかな?

参考書(?)、お持ちしますね。

「薔薇の名前」は、見た事ありません。今度、借りてみよう。

今回のトム・ハンクスの役は、ショーン・コネリーが若ければ、ピッタリだったかも・・・なんて話もありました。
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