
今回、ロスアンゼルスの宿泊したホリデイインホテルの部屋から盗まれたCANON EOS 1D MARK鶚と16mm〜35mmズームレンズ(左側の黒いレンズ。右側の白いレンズは、持って行かなかったので難を逃れた。)⬆

今回、ロスアンゼルのホリデイ・インホテルの自室で起きたカメラ盗難事件は、何とも、奇怪な事件である。
警察も動いてくれたが、確証を得られないままピリオドを打たれた。が、しかし、こちらの要望を聞いて、忙しいにもかかわらず、女性刑事は、なお捜査を継続してくれるようである。この種の事件は、ロスアンゼルスでは日常茶飯事で、刑事たちは連日、忙しくその解決に翻弄されている。
今回の事件がどのようにして起きたのか、そのあらましを、以下、もう少し詳しく述べてみましょう。


サンタバーバラ観光からツアー会社のミニバンでホテルに戻ったのが、5月17日、午後7時過ぎ。
この日は、私と妻の二人きりのツアーであった。クルマの中にカメラを忘れたことはない。
ロスアンゼルスは、この時間でもまだ明るく真夏の太陽が照っている。暗くなるのは午後8時30分ころだ。
ホテル前に、その日の観光からクルマで帰ったとき、私がカメラを持ってホテルに入るのを、この日のツアーガイドも見ている。
そして、ホテルの自室の308号室(3階の部屋。窓の外側は人が出入りできないほど高い。)の鍵を開けたのが、午後7時16分。(この時間は、刑事の捜査の結果から得たもので正確。)
このホテルの鍵は、カード式で、カードをドアの電子盤に接触させることにより解錠する仕組みだ。日本で電車に乗るとき改札口でカードをかざす方式と同じだ。

この日は、すでに夕食をする時間であったので、カメラは自室に置いたまま、すぐに、近くのレストランで夕食をするためにホテルを出た。
ホテルを出る際に、分かれたはずのツアー会社のガイドさんがホテル前の道路にいて、あすガイドをするツアーガイドさんへ書類を渡してくれるように依頼され、その書類を持って夕食に出かけた。その際、私がカメラを持っていなかったことはそのガイドさんが見ている。
夕食後、近くの店で水などを買い、このあとホテルに戻り、自室の入り口ドアの鍵を開けたのが午後8時41分。(この時間も、刑事の捜査てはっきりしている。
買物をした店では、クレジットカードで支払いをした。その利用時間は、東京のクレジットカード会社に問い合わせをしたところ、午後8時35分頃だと分かっている。
このホテルに戻った午後8時41分以降は、外出もせず、ホテルの自室で、その日に盗まれたカメラで撮った写真の整理とかブログの更新をしたり(当日のこのブログは、午後11時26分22秒に更新している。)、平行して、キャノンのカメラのバッテリーの充電もやっており、これらを済ませて寝たのが、午後11時半過ぎ。だから、この時点で、カメラが自室にあったことは、動かせない事実だ。

私の持っていたキャノンカメラは、写真を撮った時間、つまり、撮影時間のほかに、記憶媒体であるコンパクトフラッシュから写真をパソコンに取り入れた時間(読込み時間)も記録される(その他に、カメラの種類、レンズの種類、そのときの露出度、ISO感度なども記録されている。)。
そして、この撮影時間と読み込み時間などは、読み込んだ写真を見るときに、パソコン上で確認することができる。
これによると、パソコンへ読込み時間は、午後9時44分04秒となっている。
ホテルの自室に戻ったのが、刑事の調べから明らかのようにその日の午後8時41分。
このホテルの部屋に戻った時間から写真を読み込むまでの時間の約1時間ほどの時間は、シャワーを浴びたりしていた時間と推定される。
そして同時並行して、カメラのバッテリーも充電していた。
盗まれたのは、冒頭の写真に掲載したように、キャノンのEOS Mark鶚・カメラ本体、それに接続していた16mm〜35mmのズームレンズと付属のバッテリー。ほかに、カメラに装填してあったコンパクトフラッシュ、SDカードなど。
ですから、この時点、つまり、5月17日、午後9時44分時点では、まだカメラは盗まれていなかった、ということになります。
次の日、つまり、5月18日、私は、朝6時に起床した。
そして、7時から1階のレストランで始まる朝食に、7時ちょっと過ぎに出かけた。このとき、自室のドアをきちんとかけた。でも、自室を出たという記録はない。なぜなら、鍵の記録は、ドアを開けたときのみ記録される。だから、朝食に出かけた時刻は正確には分からないが、7時を少し過ぎた頃だと思う。
そして、朝食を済ませて、3階の自室に戻ったのが、5月18日の午前7時49分(この時刻は、刑事の捜査の結果だ。)。

この時刻は、今回の盗難事件では極めて重要であります。
この部屋に戻ったときに、私はカメラがないことに気づき、何か狐に摘まれた気持ちになった。
あるいは、どこか、違うところにでもあるのではないかと部屋中を探したが、狭い部屋ですので有ればすぐに見つかります。しかし、どこにも有りません。
朝食を食べようと自室を出たのが、7時ちょっと過ぎ。多分、7時5分か、10分頃だと思います。
このときから7時49分までの間に犯行があったと考えられる。その旨を、警察にも申告しました。
刑事がこの時間帯を中心に捜査したところ、7時ちょっと過ぎから7時49分までの間に、他人がこの部屋に入った形跡はない、とのことです。
つまり、鍵を開けた形跡もないし、気配を感じると作動するローカにあるセキュリティビデオカメラにも何の映像も映っていなかったとのことです。
これで万事休す。
しかし、カメラが私の部屋から無くなったのは事実ですので、更なる捜査を依頼しているところです。
あと、一つ考えられるのは、私の泊まった部屋は、隣の部屋とドア一つで仕切られていて、このドアを双方から鍵を開ければ続き部屋となる構造でした。
ですから、マスターキーを持っている従業員あるいはその関係者が両方の部屋の間仕切りドアの鍵(施錠はできない。単に鍵ノブを回せば開く方式)を開ければ簡単に私の部屋に入ることができる。ですから、カメラを盗んだあと、隣の部屋から何食わぬ顔で逃走することも出来たのではないか、とも考えてみました。
すなわち、複数の犯人が、双方の部屋にいて、簡単に開けられるドアの鍵を同時にお互いに開ければ、盗んだカメラを隣の部屋側に移動することは簡単です。
ですから、この日、隣の部屋が空き室だったのか、あるいは、この犯行時間帯に、隣の部屋の人が朝食などで部屋を開けていて、その間に隣の部屋に犯人が入り、こちら側の部屋にも犯人が入り、お互いに犯行を行ったか、などを捜査する必要が有ると思いますが、刑事に、当方からそのようなことを申告する必要はないと考えました。すなわち、そこはこの種の事件を手がけているベテラン刑事ですから、当然に、あらゆる可能性を捜査してくれていると思います。

ならば、いつ、犯人は私の部屋に入り、どのようにして、私の大切なカメラを持ち去ったのでしょうか?
私はいろいろ考えてみましたが、分かりません。いまなお、狐に摘まれた状態が続いております。納得のいく回答も得られません。
ホテル支配人の冷たい対応、ホリデイイングループの統轄本部にも電話とメールもしましたが、全く、反応がありません。
クレジットカード会社の損害補償も期限切れでダメ、海外旅行保険にも入っておらず、完全にカメラの損害だけが残りました。今後、同等のカメラやレンズを買うとなると、日本に帰り、80万円くらいは出さなければなりません。しばらく頭の痛い日が続きそうです。
推理小説の題材にもなりそうな今回の盗難事件。
皆さんの推理は、どのような解決策をお考えでしょうか。
刑事コロンボならば、解決してくれそうですが、、、。
























































































