うちのうさぎ

2005年夏、斜頚を発症。2008年秋、顎下膿瘍の手術を受ける。ホリスティック診療に挑戦し鍼灸とかしてました。

胸を刺す痛み 届かない想い 気付かないように嘘をついた

2010-05-16 | 今日のできごと
生まれ変わり探しは、いつしかやらなくなりました。

未来永劫もうペットは飼わないという決意をした訳ではなく、本当に縁というものがあるなら、あえて探し回らなくても、ある日突然出会ってどうしても一緒に暮らしたい衝動に駆られて自制が効かない思いをするのだろうと思うようになったから。

休日が続くと、出掛けた折に目にするペット同伴の人達に、心動かないことはないのだけど、彼の世話がなくなった分平日の朝余分に眠れて、通院の為に休日の予定の調整をする必要がないのはとても楽だと思う気持ちも同居する、そんな今日この頃。
だからと言って悟りの境地なんて潔よい話でもなく、いつどこに行けば間違いなく会えるのかお金で買えるのなら買ってしまいたい衝動で埋まる日もある。

少し前に、ポストに届いていたDMに載っていたおまけに釣られて、彼が不調になってからずっと買ってなかったうさぎ情報誌を何冊か買いました。
プレゼント金額を満たす為とは言え、うさぎ用の食べ物やおもちゃを買っても仕方がないと、本にしたのだけれど、1冊目をぱらぱらと見るうちに、どうしてうちの子だけここにいないのだろうととても悲しい気持ちになって・・・。
銀ままんさんのところの銀姫ちゃんの写真(卓上カレンダーを頂いたのです)に毎日癒されて、うさぎは見慣れているはずなのに、不思議・・・。
まだ半分くらいしか見ていない(しかもざっと)のに、残りの本と一緒にそのまま本棚へ押し込みながら、数日前に親から掛かってきた電話を思い出す。
「また、変な物買ってきてないよな。もう、買うんじゃないぞ。」
元気だったころから「そんな物」と形容し続けられてきたのだけどね。親は選べないから・・・、まぁ、仕方ないと思うしかない。


そんなところへ、こむぎママさんのところのマロンちゃんの突然の訃報。
お悲しみのご様子に、カレンダー上だけは過去になったはずの時間を克明に思い出す。
あの日、あの時、もっと、ちゃんと、悲しいって、悲しんだ方が良かったのかもしれない。
改めて、全てを止めて封印しているだけだってことに、思い至る。
あの夜からやはり止まったままの時間が確かに私のなかにある。

うさぎ柄物を見ると、ついつい買ってしまうのは今も変わらないけど、それだけではない何か。

今年もまた予約販売をお願いした夕張メロンの育成情報報告メルマガが続々と届きます。
届いて、おいしく頂いてしまうのが先かな…。
おいしいフルーツを食べると、君にも食べさせてあげたいといつも思うよ。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (きく)
2010-05-26 22:12:07
お元気でしょうか?
ワタシは、相変わらずうさぎ中心の生活をしています。
華が大病を患ってからというもの、いつもしっかり観察しなければと神経質になってしまいました。
1~2ヶ月に1回の定期健診・・・
やりすぎかなとも思いますが、安心料だと思っています。
今日もP2にアリメペットを買いに行って
可愛い子うさぎさんを見てきました。
いい人にお迎えしてもらえるといいねと話しかけたりして・・
遥さんも、この子だ!って思える子が見つかるといいですね。
長々とすみません。
返信する
悲しいね (こむぎママ)
2010-05-27 15:33:44
マロンのこと悲しんでくださってありがとう。
私も、もう一人お迎えする気に全くなりません。
遙さんの気持ち、痛いくらいわかります。
あえて探さなくてもいいと思います。
もし縁があれば出会えるはず。
いつかその日がくるといいですね。
返信する
Unknown (ラヴィ)
2010-05-30 22:56:46
どうされているのだろうと、
気になっておりました。

私も母が亡くなって約半年、疲れたときなど
よく夢に見ます。
ときおり、無性に悲しくなったりします。
会いたい!と強く思ったり。
ふとしたときに、胸を締め付けられます。

こむぎママさんとは面識はありませんが
うさぎさんの訃報には涙がでます。
会ったことのないうさぎさんであったとしても。
返信する
ありがとうございます ()
2010-06-06 22:03:21
> きく様
華ちゃんお元気そうで、なによりです。
病院も行くには手間もお金も掛かりますが、まめに通えば通ったなりに、顔馴染みになれたり安心感があったりしますよね。うさぎ自身も慣れますし。
このまま元気でいてくれますように。


> こむぎママ様
落ち着かれたと、無理はされませんように。
やはり、別れは別れですから。


> ラヴィ様
お元気でお過ごしでしょうか。
お忙しいようですが、お身体お大切にされてくださいね。
お互い、日々に追われて、一日中嘆き悲しむようなことはしないけれど、ふとしたときってトラップですね・・・。
返信する