ある日、自室の壁の穴から、
「一年後の今日」を生きているという人物の声を聞いた。
「平野です」その人物は、同じマンションに住む男性だという。
半信半疑ながら、平野に言われた通りに行動する志織。
平野にはある目的があった。
「書店員が選んだもう一度読みたい恋愛文庫第1位」に輝いた、
時空を超えた奇跡のラブストーリー。
一年後、もう一度「シラノ」が志織を救わなければ、
「タイムパラドックス」は断ち切れず、
「シラノ」によって助かった志織の存在は打ち消されてしまう。
「シラノ」を探すうち、次第に惹かれあっていく志織と平野。
「タイムパラドックス」の意味はよくわからないけれど、
お互いを想いあったまま距離が出来てしまい、
遠く離れてそれぞれの1年を過ごし、
また9月がやって来た。
「男はみんな奇跡を起こしたいと思ってる。好きになった女の人のために」で、
久しぶりにキュンキュンしました。
映画を観た後に事件の因果関係とか内容をもっと深く知りたくて読んでみました。
映画よりは本の方が掘り下げも深いので、より内容を理解できた感じですが、
基本的には登場人物達の隠し持った裏の顔や感情が延々と描かれ、
人の裏の顔や感情は知らなきゃ知らないままの良かった気がして、
読むほどに嫌悪感が強くなり、何とか読みきったけど、
私的には、もういいかなって感じになりました。
田中幸乃、30歳。
元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺めた罪で、
彼女は死刑を宣告された。
凶行の背景に何があったのか。
読みだしたら時間を忘れる程に物語の世界に引きこまれ、
いっきに読んでしまいました。
ただ「人から必要とされない」恐怖で、自分の生きることすら否定し、
自分がしていない犯罪を受け入れて、死刑までも受け入れる。
報われることを最後まで自分に許さない幸乃の人生が哀れでした。
私たちが経験する人間関係は、
よい関係も悪い関係もすべて過去世の「因縁」が絡んでいるそうな。
そう聞くと、ちょっと信じられない気持ちになったけど、
でも私たちは輪廻転生、生まれ変わりの旅を続けているそうで、
それは魂が成長するためであり、
現世を生きる私たちに必要なことは過去世の悪い「因縁」を解消することで、
それが解消されればそこで終了、ただそれ以上の悪因縁をしてしまった場合、
来世の私がまた苦しむようになるのは絶対に避けたいので、
今世できれいさっぱりと「因縁切り」できるような
生き方をしなきゃと思いました。
生後五ヵ月の娘の目の前で妻は殺された。
だが、犯行に及んだ三人は、十三歳の少年だったため、
罪に問われることはなかった。
四年後、犯人の一人が殺され、檜山貴志は疑惑の人となる。
「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」。
裁かれなかった真実と必死に向き合う男を描いた、
第51回江戸川乱歩賞受賞作。
いろいろなサブストーリーが複雑に絡み合って、
最後でやっと一本になるのですが、
最終的に納得感ある結論に導かれています。
WOWOWで映像化されていたので
原作を読んでみようと思ったのがきっかけですが、
ほとんど小説に忠実に描かれているように思いました。
「そんな話はもうたくさん。バカの一つ覚えみたいに、
顔は思い出せない、思い出せないの繰り返し。
あんたたちがバカだから三年も経つのに犯人が捕まらないのよ。
こんなバカたちと遊んでいたから、エミリは殺されてしまったのよ。
あんたたちのせいよ。あんたたちは人殺しよ!」
「わたしはあんたたちを絶対に許さない。時効までに犯人を見つけなさい。
それができないのなら、わたしが納得できるような償いをしなさい。
そのどちらもできなかった場合、わたしはあんたたちに復讐するわ。
わたしはあんたたちの親より何倍もお金も権力も持っているのよ。
必ず、エミリよりひどい目にあわせてやるわ。
エミリの親であるわたしにだけは、その権利があるのだから。」
事件から3年後、町を去ることになった際に、エミリの母親が
目撃者である4人の子供たち(中学1年生)に
投げつけた悪意としか言えないひどい言葉の数々。
その後4人の子供たちがエミリの母親である麻子にあてた手紙の中で
麻子の人柄が語られたり、あるいは彼女自身が登場するなど、
逃れられないほどの強いトラウマの結果として、
4人それぞれが犯罪者となってしまったことに恐怖を感じます。
ただ最終章「償い」で語られる麻子の、「罪の連鎖を止めたい」、が、
最後はその連鎖が麻子自身にまわってくるという皮肉さ。
結局愛娘のエミリが殺されてしまった事件の原因は・・・
麻子のしてきたことに対する因果応報ってことなのでしょうか。
ドラマの人間関係や心理状態を
もっと深く理解したくて原作を読んでみましたが
こちらもなんとも後味の悪いものでした。
使わないものをどんどん捨てることや、
クレジットカードやポイントカードをやめるってことは
直ぐには出来ないけれど、
週に一度は、食料品も雑貨も服も日用品も、何も買わない、
お店に入らない、お金をまったく使わない、
「0円の日」を実践することは私にも出来そうです。
「闇の伴走者~編集者の条件」の中に出て来た手塚治虫先生の「奇子」
手塚先生の作品は、「火の鳥」や「鉄腕アトム」、「リボンの騎士」、
「ジャングル大帝」、「ブラックジャック」などの、
子供向けの作品ばかりと思っていたのですが、
国鉄三大ミステリーのひとつの「下山事件」に関係しているような内容で、
興味がわいきて読んでみました。
大人向けの漫画?のようで、1巻を読んだらもう止まらなくなり、
いっきに全巻を読んでしまいました。
きっとあのときの全員にいたはずだ。
その人のためなら自分を犠牲にしてもかまわない。
その人のためならどんな嘘でもつける。
その人のためなら何でもできる。
その人のためなら殺人者にもなれる。
みんな一番大切な人のことだけを考えた。
一番大切な人が一番傷つかない方法を考えた。(本文より)
杉下希美は、安藤望のために、成瀬慎司は、杉下希美のために
安藤望は、杉下希美のために、西崎真人は、野口奈央子のために
野口奈央子は、野口貴弘のために・・・。
TVドラマ「Nのために」にハマって、登場人物の心情を
もっともっと深く知りたいと、今度は原作本を読んでいます。
たしかに何もない部屋を掃除するのは楽だけど、
モノを動かせての掃除は面倒だし、
雑貨につくほこり掃除も邪魔くさい。
面倒くさい、邪魔くさい、そう思いながら
打つ手もなく過ぎていく時間と日々。
そんな時に出会ったこの本、
「モノをなくせば、面倒なことから解放される!」
ホコリをかぶらないように雑貨は飾らない。
モノを移動しての掃除が出来ないから、モノを置かない。
その第一歩として、
「今、使っていないモノを排除していく暮らし」なんだって。
部屋が片付かない唯一の理由は、「モノが多過ぎる」こと。
片付けの方法は「モノを減らす」こと。
で、片付けの手始めはキッチンからがおすすめだそう。
主婦の城のキッチンは思い出にひたるものがないので、
いる、いらないの判断がしやすいそうな。
たしかに今、使っていない(今後も使う予定のない)食器等々、
2袋程荒ゴミに出したら、食器棚や引き出しの中が
気持ちよいほどにスッキリしたねぇ。
この調子で、次はどこを片付けましょうか。
御朱印めぐりに加えてお城の御城印も集めてみたくなった私。
お城ブームや寺社仏閣の御朱印ブームもあり、登城した記念として、
「登城記念符」「城郭符」とも呼ばれているもので、
御城印を発行・販売するお城が全国に広がっており、
現在は200城近くのお城で制作されているとか。
お城の入場券販売所や売店、観光案内所などで
販売されていることが多いそうです。
この本では本書は御城印ガイドの決定版として、
西日本編95城・約120種の御城印が収録されていて、
各お城の歴史や見どころ、観光ガイドなども紹介されています。
また一般に販売されている御城印に加えて、イベント記念の限定、
またお城で販売しているオリジナルの御城印帳なども掲載されいます。
新型コロナウィルス感染による自粛生活からこっち
食料品や日用品の買い出し以外
ほとんど出かけることもなく引きこもり生活継続中の私。
90歳近いダブル婆さんの日々の生活介助をし、
週末はちびーずのお守りまで増えて、
万歩計の歩数も月平均2,000~3,000歩って
1日10,000歩歩いていたころから考えると全然ダメじゃん!!
こんな生活を続けているから体力気力ともになくなって、
疲れやすい、どうも調子が出ない等々、不調続きなんだわぁ
そんな時に急に目覚めたご朱印めぐり旅。
集めることが基本的に好きな私、これだったら近場で日帰り、
思いたったら今日明日でも行けるやん。
ってことで、まずは道具から入るA型、
早速本とご朱印帳、カバー、ご朱印帳入れ巾着を
ぽちっと手に入れましたでぇ~!
※ 各お寺や神社限定のご朱印帳もあって
お気に入りをコレクションしそうな予感 (笑)
職場・親族・友人・ママ友……
めんどくさい人間関係を「縁」を切らずに生き抜くコツ
めんどくさい上司、子育てにいちいち口を出してくる義両親、
寂しいのかやたらなついてくる友人、ママ友グループのいざこざなど、
人間関係や状況別におよそ147種類の付き合い方を紹介しています。
癒される花の写真×心に響く名言
「世界の果てで大切なことに気づく100の言葉」
「空を見上げて大切なことに気づく100の言葉」
に続く第3弾で~す
今年はコロナの影響で外出自粛、桜もチューリップも紫陽花も、
春から夏頃までの花を見ることもなく季節が過ぎてしまった感じで…
写真集の美しい花風景に癒されます。
花はあなたに寄り添う。
どんな時も。
私として生きる道は
遠いところにあるのではない。
すぐそこにある。
空海(真言宗の開祖)