お菓子教室&食育コミュニティ キッチンスタジオ「横浜ミサリングファクトリー」

「お菓子作りが上手になりたい」「きちんとした基礎を身に付けたい」「失敗しないお菓子作りが学びたい」
お菓子作りは科学。

知的障がいの子どものお菓子教室「なずな会」苺大福編

2010-04-07 21:51:18 | 障がい児のお菓子教室なずな会
こんばんは!ミサリングファクトリー松本です。
いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。


今日は、知的障がいを持つ子どもとお母さんの親子レッスン「なずな会」がありました。作ったのは毎度お馴染「苺大福」。なずな会のお菓子教室活動は10名以上の登録があるので、毎回4組ずつ月1でローテーションしているため、同じメニューが3回続きます。

なので、先月のメンバーから「こねるのが大変だよ」とか、前情報が入っています。笑


苺大福作り、あんこや餅は手で丸めたり包んだりするので、力加減が大事です。和菓子ならではの繊細さを感じます。上手な子はぱぱっと作っているし、悪戦苦闘しているママがいたり、個性が現れなかなか楽しい。「うちの子、こんなことが得意なんだ!」って発見もありますよね~。




なずな会のレッスン、片づけ洗い物・試食の準備をしない子が少なくありません。働かない子をいかにうまく遊動して、少しずつでもやってもらうか、これからは少しそこにも気を配っていこうかな、と思いました。お母さんたちは片づけをしているので、声をかけはしても手が放せません。私たちスタッフも作業をしているのですが、たかぎ先生とふたりでうまーく声をかけながら出来ることをしてもらいました。何度も何度も同じ声掛けをしなければなりませんが、積み重ねでひとつでも出来ることが増えたらいいと思います。



洗い物を一生懸命やってくれた小学生のT君に「がんばったね!」と声をかけたら、それまでは全然しゃべってくれなかったのに、帰り際にデコピンされ、デコピンのお返し。ニコニコ笑いながら手も握ってくれました。こういうの、うれしいな。



今年、養護学校の高等部に入学したK君。おめでとうございます。
初めてひとりでバスにのって通うそうです。うん、高校生。ちょっとみんなよりペースが遅いだけで、障がいがあったって頑張る気持ちで一歩ずつ進んでいくんです。私たち大人も進歩を止めてはいけないですよね。小さな一歩でも続けること。大切だなと思いました。

いろんなことを教えてくれたり、考えさせてくれるなずな会なのでした。



明日はフランス菓子教室ベーシックコース。「オレンジのショートケーキ」を作ります。



☆☆いつも応援ありがとうございます。☆☆
☆☆皆様のワンクリックが励みになります!☆☆
にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へにほんブログ村にほんブログ村 健康ブログ 食育・食生活へ


最新の画像もっと見る