【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

La Collina(ラ コリーナ)

2017-02-28 | デジカメ紀行
「ラ コリーナ近江八幡」

ラ コリーナとはイタリア語で「丘」という意味。
世界的な建築家・デザイナー、ミケーレ・デ・ルッキ氏がこの地を訪れ、小高い丘からの眺めに名づけられました。

ラ コリーナは八幡山や琵琶湖の内湖(ないこ)である西の湖(にしのこ)、ヨシが群生している水郷など、自然豊かなこの場所にたねやの会長が惚れ込んだことがはじまりでした。
甲子園球場3個分、約3万5,000坪の敷地内に和・洋菓子のショップだけでなく、田んぼや棚田などもあります。

自然を愛し、自然に学び、人々が集う繋がりの場。
八幡山から連なる丘に、緑深い森を夢み、自ら木を植え、ホタル舞う小川を作り、生き物たちが元気に生きづく田畑を耕しています。
このような環境の中に、和・洋菓子のメインショップをはじめ、たねや農藝、本社、飲食店、マルシェ、専門ショップ、パンショップなど、ゆったりとした自然の流れに寄り添いながら、長い年月をかけて手がける壮大な構想だそうです。
これからの人と自然、共に生きる“いのち”の在り方をわたしたちは見つめ、ラ コリーナ近江八幡から世界へと発信してゆきます、と・・・。

駐車場に車を停め、ショップへ。

駐車場の出入り口に立てられたマーク






ラ コリーナ近江八幡のメインショップ

屋根一面が芝におおわれている屋根は、“草屋根”と呼ばれています。


ラ コリーナの多くの建築を手がけたのは、建築家の藤森照信(てるのぶ)さん。

藤森照信先生による、50メートルにもおよぶメインショップの外壁を、みんなで塗ろうという一大イベント、建築ワークショップ「土壁塗り」が実施されました。

藁を混ぜた土は、滋賀県・蒲生の土。地元近江の大地です。
従業員や大学生など総勢80名。社長、グランシェフも泥まみれになって土壁塗り。記念の手形も。

たねや社長の手形もあるそうで・・・。





メインショップへ入ります。
クラブハリエ最大のバームクーヘン専門店。
和・洋菓子の売場が並び、職人さんが目の前でお菓子を仕上げる「できたて工房」があり、できたての「どら焼き」が食べられます。



壁には生菓子、焼き菓子、干菓子など和菓子づくりに欠かせない木型が展示されています。





2階のカフェでは、焼きたてバームクーヘンを食べることができます。



メインショップの中央部に置かれた地図

ラ コリーナが目指す未来が描かれています。

立ち入り禁止のマーク





お手洗いの模様もバウムクーヘンのよう。

メインショップの奥の扉を開け外に出ると。

カステラショップ「栗百本」。
店内には栗の木が100本以上使われています。これらの木はすべて長野県の山奥で一本一本選んだものなのだそう。

待合



テーブルにも栗の木がそのまま使われています。

カステラに使われている新鮮な卵を使ったオムライス。
いりことかつおがベースの出汁あんかけ。ライスは五穀米。





カステラ

八幡カステラ

併設の工房で焼き上がる様子を見ることも出来ます。


たねやグループの本社

「ふるさとにしっかり根ざし、たねやグループの新しい価値をこの地から…」



屋根部分は約2,500枚の銅の板が合わさってできたもの。通称“銅屋根”と呼ばれ、この「銅屋根」の板もスタッフの皆さんが手作業で曲げられたそう。
最上階にある「藤森ミュージアム」や「展望室」を観覧することも出来ます。
ミュージアムには藤森照信さんのスケッチや模型といった、ここでしか見ることのできないアイテムの数々が展示されているそうです。










コンテナショップは10年、20年後の未来へ向け、次世代を担う職人が挑戦する場。

シチリアのライスコロッケを表現したアランチーノ。
パン、かき氷やぜんざい、リーフパイやマカロン、ジャム、カフェなどが楽しめます。


テーブルにも工夫がこらされています。

外に立てられた「進入禁止」のマーク



「アリ」がついています。

いつも人々が集い、にぎわう場でありたいと。
自然の中で一億年の歴史を生き、すぐれた社会性をもつアリのすがたに学び、ラ コリーナ近江八幡のシンボルとしました。

カロリー気にしつつ、また訪れたい・・・。

説明は公式ホームページを参考にしました。









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