【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

鳥羽水族館Part2

2015-02-27 | デジカメ紀行
続いて各コーナーをめぐります。
『Cコーナー 』 古代の海 時の流れを超えて、ひっそりとくらしてきた「生きている化石」たち。彼らが暮らす古代の海へタイムスリップ。

カブトガニ

カニという名前が付いていますが、クモやサソリなどに近い仲間だそうです。

チョウザメ

チョウザメの仲間は原始的な魚で、分類上は軟骨魚類に近い硬骨魚類です。体の中央に並ぶうろこがチョウの羽のようなところからこの名が付けられました。キャビアはチョウザメの卵を加工したものです。

オウムガイ
約5億年も昔の古生代から中生代にかけて繁栄した頭足類(イカやタコの仲間)の子孫で、現代では熱帯太平洋を中心に5種2亜種が知られています。

エイ
多くはおとなしく、砂底の貝などを食べる。砂に潜ることができるものも多いようです。なんだか笑っているよう。

『Dコーナー 』 コーラルリーフ・ダイビング カラフルな熱帯魚たち。ゆったりと泳ぐウミガメ。目の前に広がる色鮮やかなサンゴ礁の海を、 サンゴ礁魚類が泳いでいます。

コーラルリーフ1

コーラルリーフ2


シーアップル

ナマコの一種。細かく枝分かれした触手を無数に広げて、漂っている無機物やプランクトンを捕らえているそうです。

カクレクマノミ

スズメダイ科の小型魚。房総半島から南シナ海までの西太平洋と東インド洋に幅広く分布。その派手な色彩とユーモラスな動きから、クマノミの中でも、最も人気のある種の一つで、ペットとしても人気の高い魚です。アニメでも有名になりました。ほかの魚が避けるセンジュイソギンチャクやハタゴイソギンチャクの刺胞触手を利用して、それを隠れ家として共生することで有名です。

ミノカサゴ
美しい長いヒレをたなびかせて優雅に泳ぐ姿から、海の貴婦人とも言われていますが、油断は禁物。背ビレと腹ビレ、尾ビレに毒棘(トゲ)をひそめていて、刺されると激しい痛みが数時間続くそうです。

『Eコーナー 』 伊勢志摩の海・日本の海 暖かい黒潮の流れる熊野灘と日本最大の内湾、伊勢湾の動物を中心に、日本の海を紹介。

スナメリ

インド洋、ボルネオ海域を経て、東シナ海や日本沿岸に分布する小型歯鯨類の仲間です。体長が1.8mほどにしかならない小型の鯨で、頭が丸くクチバシと背ビレが無いのが特徴。鳥羽水族館では1963年からその生態の研究に取り組み、世界で初めて飼育下での繁殖に成功。

タカアシガニ

世界最大のカニで、足を広げると3mを超えるものも。日本特産で、水温の低い水深50~200mの海底に生息しています。

イセエビ

伊勢の特産種ではなく、主に茨城県以南から九州にかけての太平洋岸に広く分布。その昔、鳥羽や志摩地方で水揚げされたものを伊勢の商人が買い取って江戸や京都に送ったためにこの名が付いたとも言われています。




『Fコーナー 』 ジャングルワールド 熱帯雨林気候のジャングル、アマゾンの魚たち。
南米のアマゾン、東南アジアの大河、アフリカの河川・湖沼には、小さなグッピーから2mを越えるピラルクや大ナマズ。さらには種々のカメやカエル、イルカやマナティーなど、さまざまな生きものたちが淡水の世界をつくっています。

マナティー

アフリカマナティーはジュゴンと同じように人魚伝説のモデルとなった海牛類の仲間で、その生態は謎につつまれています。のんびりとした草食動物で、自然界ではウォーターレタスなどの水草や河岸の植物を食べています。

ピラニア

血の臭いを求めて群がり、丈夫なアゴと鋭い歯で牛や馬、時には人間まで襲うので「アマゾンの人食い魚」として恐れられていますが、意外に性質は臆病です。

カピバラ

齧歯類(げっしるい)の中で最大種。体長105cm~135cm、体重35~65kgにまで成長します。
捕食動物から身を守るために水中に5分以上潜ることができます。カピバラは「草原の主」という意味があります。

『Hコーナー 』 人魚の海 人魚伝説のモデルになったと言われるジュゴンを日本で唯一飼育展示しています。

ジュゴンの「セレナ」ちゃん

ジュゴンは、哺乳動物の仲間で、昔から人魚伝説のモデルとして親しまれてきました。以前は大西洋を除く熱帯、亜熱帯の海に広く生息し、沖縄付近にもかなりの数がいましたが、今では日本近海などでその姿を見ることはほとんどなく、現在は生息数が減少したため「国際保護動物」に指定されています。
海牛類と呼ばれ、海草のアマモを1日に数10㎏も食べるそうです。

『Iコーナー 』 極地の海 冷たい海、凍てつく湖、強い風。厳しい極寒の世界に生きる動物たちの環境への適応とライフスタイルを見せるゾーンです。

ラッコ

ラッコは主としてクリル諸島~アリューシャン列島をへてアラスカ周辺からカリフォルニア地方に至る北米大陸の西海岸に生息する最小の海獣で、良質の毛皮のために乱獲されましたが、現在では国際的に厳しく保護されています。石で貝を割って食べる面白い習性を持つことから、「道具」を使う海の動物として知られ、おなかを上にして水面に浮かびながら餌を食べたり、毛づくろいをするユーモラスな生態が親しまれています。鳥羽水族館では1984年2月、日本で初めてラッコの赤ちゃんが誕生しました。内部は常時室温10℃以下、水温8℃に保たれています。

イロワケイルカ

南米チリのマゼラン海峡で、鳥羽水族館他の調査隊によって捕獲された小型のイルカで、平均体長約135cm、平均体重約40kg。白と黒の鮮やかな色分け模様から“パンダイルカ”の愛称があります。水温5~12℃の冷たい海を好み、オキアミやイカ、小型の魚類などを食べています。

『Jコーナー 』日本の川 飛沫をあげて流れ落ちる滝、渦巻く急流。日本の川の美しさを再確認できるゾーンです。



『Kコーナー 』 へんな生きもの研究所 聞いたことはあるけれど見たことがない生きもの。新たな発見や驚きがいっぱい、不思議な形や生態を持った生きものたちを約55種300点も集めた研究所です。

ダイオウグソクムシ


オオグソクムシの子供です。
世界最大のダンゴムシの仲間「ダイオウグソクムシ」。深い海に棲み、生態は完全には解明されておらず、謎が多い生きもののひとつです。体長は19~36㎝程。過去には体長76㎝・重さ1.7kgの個体が見つかった記録があります。2対の触覚と7対の脚、さらに遊泳脚を持つのが特徴で、歩行だけでなく泳ぐこともできます。光の届かない暗い海底ではどのようなサイクルで1日を過ごしているのか詳しくは分かっておらず、水族館でも数日間同じ場所から動かないということもよくあります。ダイオウグソクムシは海底へ沈んできた大型の魚やクジラなどの死骸、弱った生きものをエサとしており「深海の掃除屋」とも呼ばれています。エサがある時にはしっかりと食べ、飢餓状態にも耐えられる仕組みをもっているようです。

ミキモト真珠島(みきもとしんじゅしま)

三重県鳥羽市の鳥羽湾内に浮かぶ小島(鳥羽水族館から撮りました)。英虞湾内にある神明浦と並ぶ養殖真珠発祥の地であり、全島が「株式会社御木本真珠島」が経営するレジャー施設となっている。島内では真珠工芸品が展示され、海女の実演が催される。(ウィキペディアより)

せかせかした日常を離れ、ゆったりした時間が流れた一日でした。

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