轟音はでかい音

Dedicated To Punk,Power pop,Obscure Music Blog From Far East

Eric and the Happy Thoughts - Never Gonna Do It(2008,7'EP)

2011-06-19 | 70's Punk,Power Pop,Mod
Eric and the Happy Thoughtsの7"EP「Never Gonna Do It」(2008)を聴く。
 米国はインディアナ発のスリーピース・ガレージポップバンド。今般「The Happy Thoughts」名義でついにファーストフルレングスがリリースされた彼ら。
 ディスコグラフィを知らないのであるが、1stEPなのであろうか。ローファイ、ローテク、チープな音世界ながら、アーリーパンク~60'sポップ~サーフポップなんかがグルグルポンされた青春グッドメロディが秀逸である。
 このEPの音はかなりひ弱な低音圧であるが、ファーストアルバムのほうはもっとラウドになって完成度が上がっていて、パワーポップバンドとして昇華されているように思う(MySpaceを聴いた限り)。
 これはアルバム必聴である。

MySpace
http://www.myspace.com/thehappythoughtsmusic

A
Never Gonna Do It
Ride Ride Ride

B
Indiana Girls

Mind Spiders - S/T(2010,7'EP)

2011-06-11 | 70's Punk,Power Pop,Mod
Mind Spidersの1stEP「S/T」(2010)を聴く。
 2002~2010年に活動したテキサスはデントンのガレージパンクバンド、マークド・メンのフロントマンによるユニット。
 同じくテキサスで、デントンから南へ約60Km、車で45分程度下った街フォートワースが拠点なのかと思われる。
 パンク成分はやや控えめに、ジーザスアンドメリーチェインを想起させられるような、ガレージ・60's・サイケ・ポップ・かすかなサーフ感などがディレイの効いたボーカル処理でうまい具合にスペーシーにブレンドされた音世界が展開される。
 やはりメロディはマークド・メンの雰囲気強く、珠玉である。ほっほーう、こういう感じで来たか、と楽しませていただいた。この後、フルアルバムもリリースされている。

1.Worlds Destroyed
2.Time Sucker

B/W
3.Ripped
4.Dirty Secrets

Anthony Meynell (Squire) - Hits from 3000 Years Ago(1981)

2011-06-04 | 70's Punk,Power Pop,Mod
Anthony Meynellこと、Squireのファーストアルバム「Hits from 3000 Years Ago」(1981)を聴く。

 英国モッドバンドのスクワイヤーに関しては、名盤MODS MAYDAY '79で出会った。このLive音源でのスクワイヤーは勢いのあるモッドビート全開で素晴らしいのであるが、それらのオリジナルスタジオ音源もこうして聞くとなんともまったりとチープな音作りでモサイのであるがこれが素晴らしい。

 正直なところ、このファーストがバンド名義でなく、フロントマン名義でリリースされていたことなんか知らずLive音源やベスト盤を聴きあさっていたのであるが、とうとう本音源にたどり着いた。

 リイシューCD盤ではボートラもあり、昨年は日本でもオリジナルのカバージャケ(こっちのほうがカッコ良い)でリイシュー盤が出ている。モッドポップなセンス、ビートリー/マージービートっぽさをご機嫌&甘酸っぱく&時にメロウなメロディーと飾り気のない音で披露してくれる、全曲ポップ、これも名盤と言えよう。

01. I Don't Get Satisfaction
02. Sandy
03. My Mind Goes Round In Circles
04. Live Without Her Love
05. I've Got You On My Mind
06. B-A-B-Y Baby Love
07. I Put My Arms Around Her
08. Make Love To You
09. Modern Love
10. Saturday Shopping
11. Does Stephanie Know
12. To Keep Me Satisfied
13. The Youth Of Today Are Gonna Make It

オリジナルジャケ