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先日、姉と電話した。「お互い、自分を表現してないね。」と嘆き合った。と、いうことで始めたブログです。

室戸貫歩について2

2005-08-10 23:46:45 | 青い春
昨日に引き続き『室戸貫歩』について書きます。


僕自身が『室戸貫歩』していたら、声をかけてくれたコンビニの店員さんのこと

途中で休憩所をボランティアで設置してくれた地元のおばちゃんたちのこと

ずっとサポートしてくれた、たつおさんのこと

ずっと、一番だったけどゴール直前で抜かれて2番になったこと

100km近くの苦難の道のりであるのに、『ゴール』とダンボールに書いただけの信じれないくらいショボイゴールのこと

「無差別サポーターを今しゆうき」と、のたまい、知った顔がいれば片っ端からおにぎりなどを配っていたTちゃんのこと

ゴールしたあと、お祝いをしようと思って飲みの準備をしていたという後輩のMちゃん(100km歩いた後、普通飲めません…)のこと

書きたいことはたくさんありますが、一番印象に残っているエピソードを…



僕が大学1回生の時に『室戸貫歩』の出発を見送りに高知大学の正門前の辺りに行きました。

朝早いにも関わらず、大勢の人がいました。

僕の友人も数多く参加していました。

いざ、出発してみると、争うようにスタートする者もいれば、のんびり歩く者もいました。


ほとんどの人が大学から出た頃に4回生の二人組みの先輩が僕の方に向かって来ました。

二人のうちの一人はビートたけしがよくする工事現場のおっさんのような仮装をしており、右手には一升瓶が握られていました。

二人は踊りながら、僕の目の前まで来て、



「か~んぽ、か~んぽ、歩く前に飲む!!!」



と言い、僕の目の前でコップなみなみの日本酒を空けてしまいました。

僕が、「もう皆さん出発して、誰もいないですよ。」

と言うと、

「しまった!!ま、取り合えず…、か~んぽ、か~んぽ、歩く前に飲む!」

と言い、僕にも日本酒を振舞ってくれました(つーか、飲まされました)。

途中、見も知らぬ人に同様の手口で振る舞い酒をしていったそうです…



高知ならではのお酒に満ち満ちた心温まる話やなぁ。

最後に一言…



「それ、『かんぽ』違いやん!!」