今月の13日、14日と高知に行ってきました!!
いや~、おもしろかった!!
とんでもないおもしろさでした。
高知に行くことになった経緯については
『え?僕らは?』をご参照願います。
前日、高校の陸上部の集まりに顔を出した僕は多少二日酔いだったのですが、結構元気に家を出発いたしました。
そして、まず最初に向かったのは一緒に行くことになっている後輩T宅。
出発の際には、Tの奥さんと生後4ヶ月弱のTの赤ちゃんが笑顔で見送ってくれました…
そんな二人の様子を見て、「本当に俺と高知に行ってて大丈夫なわけ?」とTに何度も尋ねてしまいました。
高知までの道のりはTと二人で音楽の話、小説の話、マンガの話、仕事の話等をしながらでしたので、あっという間でした。
そして、高知に到着してすぐに向かったのは僕とTが住んでいたアパートでした。
これね↓
いや~、ひさしぶりに見ましたが、ボロイボロイ。
衝撃的なボロさでした。
しかも、今現在は誰も入居していません。
どうして誰も住んでいないのが、わかったのかというと、鍵がかかってなかったので勝手に入ったから。
Tと「こんな良いところに人が入らないなんて…」と首を傾げました。
その後、3時半くらいにホテルにチェックイン!!
荷物を置いた後、街に繰り出します。
高知の街に繰り出しても、特に思い出がありません。
飲み屋での思い出はたくさんあるのになぁ…
思い出もないので、すぐにやることがなくなります。
「どうしようかなぁ…」と思っていたらO君から高知に到着したという連絡が来ました。
「じゃ、合流しようか?」ということで、ひろめ市場で待ち合わせをいたします。
ひろめ市場の中には、いるわいるわ!!昼間からビールをかっ食らっている人間のクズどもがウジャウジャと!!
おかげで空席を探すのに一苦労いたしました…
席につき、僕らも人間のクズどもの仲間入りすべく、生中を注文いたします。
生中を飲みながら、テレビを観てわかったのですが、その時丁度甲子園の高知代表・高知高校と大分代表・楊志館の試合が行われていたのです!!
高知の皆様は高校球児のプレーに釘付けになっていました。
皆で、ビールを飲みながら地元代表の試合を観ようと、高知の皆様はひろめ市場に集まっていたのです。
高知高校は劣勢でした…
そうこうしているとO君が婚約者であるナミさん(美人)と姿を現します。
久しぶりの再会に僕らは喜びます。
とりあえず、乾杯しよう!!ということになりO君達は一杯目の、僕らは二杯目の生中を注文しました。
このとき、時計の時刻は四時半…
乾杯して、積もる話に華を咲かせます。
が、何やらO君が落ち着きません。
僕 「どうしたん?何か気にかかることがあるん?」
O君 「いやな、楊志館と高知高校の試合してるけど、敵地の県民がここに座ってるとは、高知の皆様は夢にも思わんだろうなぁ…。」
T 「ほんとですね。“今、ここに大分の人がいますよ~”って言ったらどうなるんでしょうね?」
O君 「やめてくれぇや~。久しぶりに高知に来て癒してもらおうと思ってたら、いきなりアウェーの気分を味合わさせられるなんて…。イラクに行ったアメリカ兵はきっとこんな気持ちなんだろうなぁ…」
僕 「そりゃ、大袈裟やで…」
などと大爆笑いたしました。
お酒がすすめば、つまみが欲しくなります。
そこで、高知名物であるカツオのたたきを購入することにいたしました。
ひろめ市場の中にはその場でカツオのたたきを藁で焼いて出してくれるお店があります。
そのお店は5時丁度に開店ということなので、5時くらいに向かうと、すでに7・8人が並んでいるではありませんか!!
知る人ぞ知るお店なのかもしれませんね。
で、並んでまで購入してカツオのたたきのお味は…
絶品!!
藁の香ばしい匂いがなんとも言えません。
美味いたたきがあれば、さらにお酒がすすみます。
そうこうしているうちに、高知在住で、僕らの代の陸上部のキャプテンである大野君がやってきました!!
この大野君という男、太腿を捻り上げたくなるくらいの男前です。
しかも、いつもおちついて冷静な感じです。
大野君以外に、問題児ばっかりだった僕らの代の陸上部のキャプテンは勤めることはできなかったろうなぁ…
陸上部の集まりですから、当然、陸上の話題が上がります。
T 「Oさん、よく円盤投げの選手が円盤を真上に投げるじゃないですか?あれは、何をしているんですか?」
O君 「あぁ、あれは円盤を上に投げて、揺らいだりせず真っ直ぐに地面に落ちるかどうかで、その日の調子を見るんだよ。」
大野君 「短距離とかでも、50mくらいを流して、調子を計るだろ?あれと一緒だよ。」
T 「へぇ~、そうなんですか?」
O君 「まぁ、俺は青空(そら)と握手してたんだけどね。“こんちわ!!”って。」
僕 「うそっ?!“青空(そら)と握手する男”?カッコイイ!!」
T 「あれでしょ?“青空”って書いて“そら”って読むんでしょ?」
O君 「そうそう!!」
まぁ、そんな感じでひろめ市場を後にしたのです!!