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裁判員には無理だ。

2010-11-26 | ニュース 社会

少年に死刑判決 更生より厳罰選んだ裁判員(読売新聞) - goo ニュース

今の18歳といえば「大人」といわれてもいたしかたのないところだ。そう考えるとこの残虐な事件の判決が「死刑」というのも納得できる。先日、横浜地裁で死刑判を受けた被告が「控訴する意向はない」と言ったいう記事が出ているが、この被告もそのようになる気がする。「やってしまったことには、きっちりと決着をつける」ということだろう。ある意味ではいさぎが良い。

●「犯行の残虐さ、被害の重大性からすれば、極刑をもって臨むほかはない」。2人を殺害し、1人に重傷を負わせた少年に対し、仙台地裁は死刑を言い渡した。裁判員裁判で、少年に死刑判決が出たのは初めてである。近年の少年犯罪への厳罰化の流れに沿ったものと言える。今後の裁判員裁判にも影響が及ぶだろう。少年は犯行を認め、裁判では量刑が焦点になった。少年に更生の可能性を見いだし、死刑を回避するか、犯行の残虐性を重視して、極刑にするか。

読売新聞より引用した。判決は山口県光市で起きた「母子殺害事件」の最高裁の考え方を踏襲しているようだ。おそらくこれが「少年が起こした凶悪事件」の判断基準と成っていくのだろうが、それにしても抽選で選ばれただけの一般市民が「生か死か」を判断しなけれならないというのは、ちょっと無理がありすぎる。これは「少年犯罪」に限らないことだ。この制度を見直すのはまだ先のことだが、裁判員はせいぜい「有罪か無罪か」の判断をすることぐらいが妥当なところだろう。それにはプロの裁判官にもっとしっかりしてもらわないとならないが。先日の横浜地裁の裁判長の「控訴することを望みます」などと漫画みたいなことを言っているようでは期待薄だが。

今日の一枚も、「山の辺の道」です。

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