午後2時近くのバスで図書館へ…
雨でもないのに傘の花。今日の日差しは
傘がなければ耐えられないほど
「地球温暖化が原因なのよ」と姉が妹に
物知り顔で説明をする夏の入り
7月26日(水)
梅雨明けの便りも聞かないまま、一気に夏来る!
カンカン照りで、暑っ、暑っ、暑っ~
朝から孫ふたりがやって来て、勉強を始めたはいいが、「ばぁば~、博物館の博ってどう書くの?」「この字は?」など、思い出そうとするよりは聞くほうが先。
「もっと、本を読まなくては!」ってことで、午後は図書館へ。
日ごろ車やバイクで移動する慌しい明け暮れ、たまのバス移動は緩やかに流れる時間をくれる。
名張図書館は、小高い丘地にある良い雰囲気の図書館だ。
蔵書数も多く、何より畏友・中相作氏が嘱託として勤務しておられるのがうれしい。ただし、江戸川乱歩の研究家としてその名を全国に知らしめる氏のことを、市内で知る人の少ないことに、いささかの憤慨を覚えている。
同じ理由で、この図書館の裏庭に歌碑のある夭折の歌人・稲森宗太郎のことも、もっともっと、知られていい。
名張市出身、早稲田大学に学び窪田空穂門下で将来を嘱望されたという。彼が逝去の4日前に呼んだとされる”水まくら9首”のうちの筆頭が、次に掲げる秀歌である。
「水まくら うれしくもあるか 耳の下に 氷のかけら 音たてて 游(およ)ぐ」
この歌に、抗がん闘病中の私は魂を揺さぶられるほどの感動を受けた。
臨終近くに水枕をする状況は、病者にとって決して愉快な筈はないのに、強靭な彼の魂は、決然と言揚げするのだ。
曰く、水まくらって、うれしいものだなぁ!
病床の彼の、明るく清清しい闘病精神が読み取れて、「がんになんか、負けるもんか!」の気概を掻き立てる私であった。
あれから14年も、生き長らえているのだなぁ。
雨でもないのに傘の花。今日の日差しは
傘がなければ耐えられないほど
「地球温暖化が原因なのよ」と姉が妹に
物知り顔で説明をする夏の入り
7月26日(水)
梅雨明けの便りも聞かないまま、一気に夏来る!
カンカン照りで、暑っ、暑っ、暑っ~
朝から孫ふたりがやって来て、勉強を始めたはいいが、「ばぁば~、博物館の博ってどう書くの?」「この字は?」など、思い出そうとするよりは聞くほうが先。
「もっと、本を読まなくては!」ってことで、午後は図書館へ。
日ごろ車やバイクで移動する慌しい明け暮れ、たまのバス移動は緩やかに流れる時間をくれる。
名張図書館は、小高い丘地にある良い雰囲気の図書館だ。
蔵書数も多く、何より畏友・中相作氏が嘱託として勤務しておられるのがうれしい。ただし、江戸川乱歩の研究家としてその名を全国に知らしめる氏のことを、市内で知る人の少ないことに、いささかの憤慨を覚えている。
同じ理由で、この図書館の裏庭に歌碑のある夭折の歌人・稲森宗太郎のことも、もっともっと、知られていい。
名張市出身、早稲田大学に学び窪田空穂門下で将来を嘱望されたという。彼が逝去の4日前に呼んだとされる”水まくら9首”のうちの筆頭が、次に掲げる秀歌である。
「水まくら うれしくもあるか 耳の下に 氷のかけら 音たてて 游(およ)ぐ」
この歌に、抗がん闘病中の私は魂を揺さぶられるほどの感動を受けた。
臨終近くに水枕をする状況は、病者にとって決して愉快な筈はないのに、強靭な彼の魂は、決然と言揚げするのだ。
曰く、水まくらって、うれしいものだなぁ!
病床の彼の、明るく清清しい闘病精神が読み取れて、「がんになんか、負けるもんか!」の気概を掻き立てる私であった。
あれから14年も、生き長らえているのだなぁ。
&今日はごちそうさまでした。
「彼が逝去の4日前に呼んだとされる」
↓
「彼が逝去の4日前に詠んだとされる」
ですね。
ワープロミスの指摘。。。うっしっし。。。
…とほほ、君に指摘を受けるとは。
明日は、楽しいキャンプとか。
免疫力が、グンッとあがりますよ