5月16日、ハートランド倉敷の帰り、笠岡湾干拓地内にある道の駅「笠岡ベイファーム」のポピーを観に行ってきました。
数日前の新聞の朝刊に、1000万本のポピーが見ごろとの記事が掲載されていたのです。この新聞の効果は絶大で、臨時駐車場はほぼ満車状態。翌日はポピー祭りが開催の予定でしたので、さらに混雑したでしょう。
この「笠岡ベイファーム」が笠岡湾干拓地内の国道2号線バイパスにオープンしたのは、平成23年8月のことでした。以来、隣接する広大な畑に旬の花を咲かせ、シーズンには県内外から多くの観光客がやってきます。その花の数も半端ではありません。
3月21日(土)菜の花フェスティバル 菜の花1000万本
5月17日(日)ポピーフェスティバル ポピー1000万本
8月 2日(日)ヒマワリフェスティバル ヒマワリ50万本(100万本)
10月11日(日)コスモスフェスティバル コスモス1000万本
フラットで広大な畑に一面に咲く花は壮観で見事ですが、世羅の観光農園などの丘陵地に咲く花と比較すると少し情緒に欠けるところがあるかもしれません。そんな花の中でもポピーは、特に色合いは華やかで鮮烈です。低いですが展望台もあって訪れた人はかならず寄って見る撮影ポイントにもなっています。
多くの場合、家族やカップルが畑の中に設けられた遊歩道に入って写真を撮りあっています。撮影を頼まれることもしばしばです。
最近ではカップルで自撮りする人も多く目にするようになりました。そんな幸せそうな光景を見ているだけで、どこか、ほのぼのとした気分になるから不思議ですね。今年の菜の花のときは、モーターパラグライダーで撮影する人も初めてみましたが、この日は、最近なにかと話題になっている、ドローンで空中から撮影する人を見かけました。
入り口のテント付近には、介護施設の入所者の人たちでしょうか、座ってじっと畑を眺めている老人たちの姿もありました。無料ですし、気分転換にはもってこいの場所ですね。
この「笠岡ベイファーム」周辺が一番賑わうのが、10月に「笠岡ふれあい空港」で開催される「大空と大地のフライトショー」です。干拓地内に1000台の駐車スペースを確保。小型飛行機や、大型のラジコン機、スーパーカーや航空自衛隊のヘリもやってきますし、出店もすごい。
このように笠岡市や矢掛町は、歴史や地の利を生かし、数々のイベントを企画して大勢の観光客を集客しています。井原市もなんとか工夫してがんばってもらいたい、そう思うのはわたしだけでしょうか。
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