随所随縁

所に随(したが)い、縁に随い、時に随い、想いに随い、書き留めていきたい。

ネットで「あのころの給食」が買える~コネタ

2006-01-30 20:22:24 | Weblog

久々に、コネタのニュースのページを見ていると、いくつかおもしろいコネタがありました。1月23日~29日までのアクセス数ベスト10が発表されていましたが、その3位にランクしているのが「ネットで『あのころの給食』が買える」でした。

「コッペパン」だとか「ソフトめん」、「先割れスプーン」などの給食をなつかしがるのは、いい歳になった証拠ですが、いつの時代になっても「なつかしの○○」というのはウケると思います。ネットで給食のメニューが買える、というのはちょっといいアイディアだなあと思い、「給食のおばさん」なるサイトを覗いてみると、タイトルが「給食のおばさんフランチャイズ本部」、フランチャイズ化してたのか・・・・しかも「給食のおばさん」は登録商標らしい。ちょっといいアイディアどころか、ビッグビジネスになるのかも、と思いました。

このサイトで紹介されているのは、昭和30~40年の給食の再現で、アルミ(アルマイト)の食器で、「ソフトめん」と「揚げパン」、「ミルメーク」などが主体ですが、私の世代では「ソフトめん」はありましたが、「揚げパン」と「ミルメーク」は食べた記憶がありません。また、週に1回(か2回)「米飯給食」があり、コッペパンの替わりに、アルミの弁当箱を持参して、そこにご飯をよそって食べた記憶があります。ごく希に、わかめをたっぷりのせて炊いただけの「わかめご飯」の時があり、これが大好きでした。貧しかった頃の日本で、安くて、こどもに充分な栄養が与えられるように、ということで始まったと思われる給食ですが、今や豊かな時代になり、また、アレルギーなどの問題もあり、みんなが同じ物を食べる「給食」は時代遅れになるのかもしれません。それでも、大多数の日本人が、誰でもひとつ以上は、「給食の思い出」を持っていて、同世代であれば、その思い出を共有できるのではないかと思います。

このフランチャイズ本部であれば、きっとそのうち、昭和50~60年の給食も再現してくれるでしょう。そしたら私(や私の世代)も飛びつくかもしれません。と同時に、「現在の給食」も商品化してほしいと思います。現在の小中学生はどんな給食を食べているのか、かなり興味があります。