点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

お通夜

2012年11月02日 06時54分04秒 | 日記

妻のおじいちゃんが亡くなり、お通夜の受付の手伝いをしてきた。

陶芸、社交ダンス、旅行など、定年退職後は趣味に生きた趣味人だったそうな。92歳で亡くなったけど、やりたいことが沢山あって一生懸命楽しんできて、きっといい人生だったと思う、と親族代表の挨拶では話されていた。自分は趣味がどうもパッとしないのでそういう生き方にはとても憧れてしまう。

おじいちゃんについてはあまり話をした回数は多くない。去年ほどからほとんどベッドの上で過ごしていて、自分が家に挨拶に行ったときも横になっていた。ひ孫を見るまで頑張るという話をしていて、子が生まれた3日後に亡くなった、というのはとても心に響くものがある。ひ孫には直接会わせられなかったのが心残りだが、きっと安心してくれていると思う。

受付の方は、いたってシンプルで香典を頂いたらご芳名を記入いただき、香典返しを渡すのみ。これまで通夜や葬式などがあると、若手だった自分はほぼ間違いなく「駐車場の交通整理係」だったけど、今回の会場は駐車場が非常に広くてやる必要がなかった。初めて行った会場だったけど、とても綺麗でいいところだった。

妻の方の親戚となると、青森にいない人では正直まだほとんど知らない人ばかりだったので、若干周りからの「だれだこいつ?」感はあったものの、自己紹介していろいろ話をしてたらゴルフの話でやたらと盛り上がった。とりあえず、存在意義は示せたな。

式が終わり帰ろうとすると、会場で余ったビールやお酒、お菓子を大量に頂く。
誰も手をつけなかったテーブルの一角のものが、すべて紙袋ひとつに収められ、あげく弁当まで2個もくれた。「若いんだから当然食べれるでしょ」とのことで、その日の晩御飯に悩んでいた身としては大変有難い。30歳と言っても、まだまだ若造なんだな。

今日は、お通夜もさることながら仕事が非常に立て込んでいて大忙しな一日だったので、貰ったビールがとてもウマかった。これからこういう機会での人との付き合いは増えていくだろうから、今後も大事にしていきたい。

                              ~完~